文部科学省は27日、宮城県気仙沼市沖から千葉県銚子市沖にかけた広域で測定した海底の土の放射性物質の濃度を初めて公表した。半減期(放射性物質の量が半分になるまでの期間)が30年と長いセシウム137の値が通常時の数倍から数百倍だった。
調査は今月9日から14日にかけて実施、12カ所で深さ30~200メートルの海底の土を採取し、放射性物質の濃度を調べた。
東京電力福島第1原子力発電所の沖合約30キロで最も高く、セシウム137の濃度は土1キログラムあたり320ベクレル。同原発から約60キロ離れた宮城県沖合で同110ベクレル、宮城県気仙沼市沖合で同7ベクレル、千葉県銚子市沖合で同1.9ベクレルだった。
こうした地域で2009年度に実施した調査ではセシウム137の濃度は同1ベクレル前後。福島第1原発から事故後に流出した汚染水などが海に拡散し、海底にも広がったためとみられる。
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