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◆ 解説
 
◆放射線の単位について
  • ベクレル(Bq)は、放射性物質から出される放射能の強さのことです。

  • グレイ(Gy)は、放射線が物質に当たったとき、その物質に吸収される放射線量のことで、シーベルト(Sv)は人体が放射線を受けたとき、その影響の度合いを表す目安となる放射線量のことです。

  • 人体影響を評価する際はシーベルトを用います。通常は1グレイ=1シーベルトとして換算します。
◆放射線被曝量と健康影響
  • 1年間の自然界からの放射線被曝量は、宇宙からの放射線、空気や地面、食物からの被曝により2,000~5,000マイクロシーベルト程度です。

  • 東京都健康安全研究センターで観測されている測定値(概ね0.035マイクロシーベルト/時間)では、年間で300マイクロシーベルト程度になります。これは自然放射線量のうち空気によるものです。

  • 被ばくした放射線量が100,000マイクロシーベルト以下では、健康に影響を及ぼすことはありません。
     なお、放射線被ばくの健康影響等に関するさらに詳しい情報については、以下の参考をご覧ください。

  • 【参考】100,000マイクロシーベルト(100ミリシーベルト)の意味
         (独立行政法人 放射線医学総合研究所)
    【参考】放射線の管理基準(20ミリシーベルト、年間1ミリシーベルトの意味)
         (独立行政法人 放射線医学総合研究所)
◆環境放射線量測定結果における最大値、最小値と平均値について
  • 測定は、放射線量を連続的に測定しており、1時間あたり及び1日の時間帯で測定値をまとめています。

  • 最大値は各時間帯で測定された最大の値、最小値は各時間帯で測定された最小の値、平均値は各時間帯の平均値です。

  • それぞれ、1時間あたりの数値に換算しています。
【参考情報】 「(図)日常生活と放射線」
【参考情報】 「身の回りの放射線」
都道府県別環境放射能水準調査結果(文部科学省)
Q&A(文部科学省)