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白鵬、捕られちゃった“深夜の取組” (2/2ページ)

2011.5.27 05:03
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特集 : 相撲

 品行方正な姿勢、土俵態度が高く評価されていた白鵬の“問題行動”が、明らかになった。未明の繁華街でTシャツ、短パン姿で女性に抱きつかれる姿が週刊文春に報じられたのだ。

 泥酔暴行問題など数々の不祥事を起こした元横綱朝青龍と対極にあった横綱にとって、自身初めての“汚点”となりそうだ。

 週刊文春によると、白鵬は技量審査場所千秋楽後の22日午後10時ごろ、都内の飲食店で開かれた「祝勝会」にモンゴル出身力士らとともに出席。グラスを傾けながら、翌日午前4時半ごろまで優勝の余韻に浸っていたという。

 場所を終えて、街へ繰り出すことに問題はない。だが、その服装が日本相撲協会の慣例規範に反していた。力士が外出する際は浴衣、着物の着用が原則。力士の服装の乱れは問題視されており、最近では大関把瑠都(26)が3月中旬にジャージー姿で大阪市内の繁華街にいたことが発覚。協会は、3度もラフな姿で外出したところを指摘された把瑠都本人をその都度、呼び出して「厳重注意」としてきた。

 ところが、今回は一転して腰が引けた。この日、二所ノ関生活指導部長は、師匠の宮城野親方を両国国技館に呼び、口頭で注意しただけ。放駒理事長は「わたしがいちいち言う問題かな。師匠からちょっと話をすればいいこと」と問題視しない方針を示した。

 現在、白鵬は母国モンゴルに帰国中。28日に再来日する予定だが、二所ノ関生活指導部長は「あの格好はなっとらん。とんでもないこと。師匠を呼んで、格好がなっていないと注意した」と憤ったが、「本人を呼ぶか、どうかはわからない」とトーンダウン。野球賭博問題、八百長問題と土俵の根幹を揺るがす不祥事が相次ぐなか、屋台骨を支えてきた一人横綱には、功績という“免罪符”がある?

■週刊文春の記事

 26日に発売された6月2日号に「横綱・白鵬の未だ木鶏たりえなかった夜」の見出しで、白鵬が7連覇を達成した技量審査場所千秋楽後、深夜からの祝勝会の様子を伝えている。そこにはTシャツに短パン姿の白鵬が、路上で女性に抱きつかれている姿も掲載された。記事では、力士のほか何人もの女性が会場に入ったと報じている。

■過去の主な力士の身なり問題

★朝青龍(元横綱)

 平成15年7月、母国モンゴルから再来日した際に、まげを結わずに髪を後ろで結んだだけのポニーテール姿で現れた。また、20年2月、兄の結婚式に出席するため訪れていたハワイから来日するときも、ホノルル空港でアロハシャツ姿を撮影された

★把瑠都

 19年10月と21年10月にTシャツ、短パン姿で繁華街を歩いたことが発覚。さらに、3月にもジャージー姿で知人らと飲食しているところを通行人に目撃された。協会はすべて厳重注意とした

(紙面から)



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