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【大リーグ】

松井のアスレチックスは内紛騒動 試合前には緊急ミーティングも

2011年5月27日 紙面から

 アスレチックスに内紛騒動が勃発だ。松井は5月に入って9度目のスタメン落ち。「出た時にやるだけ」。松井は短い言葉で振り返ったが、その一方で不満を爆発させたのが救援左腕のフエンテスだ。23日にゲレン監督の起用法に「説明が全くない」と批判したことを地元メディアが報道。これがきっかけとなり、この日は指揮官自らが積極的に選手に声をかけた。

 背番号55に対しても例外なく対面して欠場理由を説明。練習前には緊急ミーティングも行われるなど事態収拾へ動いた。松井は「今日は通訳を通じてですけど(欠場の)説明があった。ボクだけじゃなく誰でも説明があった方がすっきりする」。もちろん度重なるスタメン落ちは開幕から思うような結果が出ず、自ら招いた状況でもある。

 試合前には、直近5試合で11打数1安打の打率0割9分1厘と不振の松井について報道陣の質問も集中。ゲレン監督は「彼はプロフェッショナルなバッター。じきに良くなるさ」と信頼を口にしたが、先発が右腕でも出番が減ったのは確かだ。

 エンゼルス戦の敗戦後には、自身の出場する今後の試合を想定しての行動だろうか。松井はロッカールームにはられた対戦相手の先発予想表をじっと眺めた。「明日の起用法? そこはまだ何も聞いてない」。もはや限られる出番の中で結果を残さなければ、松井の置かれた立場は厳しさを増すばかりだ。 (アナハイム穐村賢)

 

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