放送予定

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2011年 5月30日(月)放送
ジャンル:社会問題 災害 医療・福祉

大震災“帰宅困難”

 ~首都直下地震に備えろ!~(仮題)

(NO.3047)

内容紹介

 
 

東日本大震災発生の3月11日、首都圏では交通網の混乱から、大量の帰宅困難者が発生した。家族の安否が分からず10時間以上歩いて帰宅した会社員、渋滞に巻き込まれ現場にたどり着けない救急車、子どもを帰すかどうかで苦悩した学校現場などが続出。被災がわずかだったにもかかわらず大混乱した実態から、今後の課題も浮かび上がってきた。首都直下地震の帰宅困難者の想定は650万人。専門家は、今回のようにルールや情報がないまま歩いて帰り始めると火災に巻き込まれる危険性を指摘すると同時に、現状の防災計画では大量の帰宅困難者の受け入れ態勢がまったく不十分で“絵に描いた餅”だと分析している。番組では、視聴者へのアンケート結果も交えながら、3.11の夜をドキュメント。さらに、対策に向けて動き出した企業や行政、学校現場の最新の動きをリポートする。

出演者

  • 指田 朝久さん(東京海上日動火災リスクコンサルティング主席研究員)

2011年 5月31日(火)放送
ジャンル:国際 文化・芸能 話題・ブーム

中国天才少女あらわる

 ~いま見直される“将棋”~(仮題)

(NO.3048)

内容紹介

 
 

今月21日、将棋の女流王座戦予選に中国から一人の招待選手が参加し、話題を呼んでいる。張天天ちゃん、12歳。北京で開かれた小学生選手権大会で優勝し、その実力を高く評価されている。実は今、中国では将棋熱が高まり、学校の授業にも取り入れられるほどの人気が出ている。一人っ子政策で受験競争が過熱するなか、脳力アップになると期待されているのが大きな理由だが、さらに「お願いします」で始まり、「負けました」で終わる礼儀作法も、文化大革命で失われた儒教の精神を体現していると注目されている。日本でもゲーム業界が400年たっても飽きられない秘密を学ぼうと動き始めた。今見直される、将棋の魅力に迫る。

出演者

  • 青野 照市さん(元日本将棋連盟理事・棋士九段)