県内ニュース

環境浄化のEMを学ぶ 山形・大郷小で授業

2011年02月09日 22:28
EMを活用したコメのとぎ汁発酵液の作り方を実演した環境授業=山形市・大郷小
EMを活用したコメのとぎ汁発酵液の作り方を実演した環境授業=山形市・大郷小
 環境浄化活動などに取り組んでいる山形市の市民団体「エコ・いではの会」が8日、同市の大郷小(村山敏悦校長)で環境をテーマにした出前授業を行い、5年生36人が環境を浄化する微生物の働きについて理解を深めた。
[動画付き記事 動画はコチラ]

 同会の斎藤良会長(72)=銅町2丁目=と会員の桜井さよさん(62)=見崎、舘内和子さん(38)=泉町=が同校を訪問した。微生物には水をきれいにしたり、食べ物を発酵させる「善菌」と、水や空気を汚して食べ物を腐敗させる「悪玉菌」の2種類があり、EM(有用微生物群)は善玉菌を多く含んでいると説明。EMと糖蜜を混ぜた「コメのとぎ汁発酵液」を実際に作って見せ、消臭やプール清掃などに効果があると紹介し、「環境に関心を持ち、何ができるかを考えてほしい」と呼び掛けた。

 滝口英里さん(11)は「EMを使うと川がきれいになると聞いた。ボランティアとして活動に参加してみたい」と話していた。
文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大
東日本大震災
【東日本大震災】亡くなった方々
ふるさとだより
山形新聞「お届け電子版」
Twitterはじめました
ニュース特集
山形新聞から
やましんケータイサイトのアクセス方法はこちらから 朝刊連載小説「親鸞 激動編」 てれナビのご紹介