トヨタ:500種類の部品、調達困難 一部は長期化も

2011年3月30日 18時24分 更新:3月30日 22時2分

 トヨタ自動車は30日、東日本大震災の影響で半導体製品や樹脂、ゴムなど約500種類の部品の入手が難しくなっていることを明らかにした。一部は長期間にわたり調達できない可能性もあるという。

 トヨタは震災後、東北や北関東の部品や素材のメーカーに社員を派遣し、在庫の有無や生産設備の被害状況などを調べていた。取引先メーカーの工場の復旧支援にも全力を挙げているが、再開のめどが立たない場合、他社製品への代替を検討する。

 自動車の部品は1台あたり2万点以上必要で、トヨタ幹部は30日、毎日新聞の取材に「復旧や代替品調達で生産を正常化するまでには数カ月かかる」との見方を示した。【工藤昭久】

top
文字サイズ変更
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
この記事を印刷

PR情報

スポンサーサイト検索

アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド