「海藻から高濃度放射能」=グリーンピースが調査
時事通信 5月26日(木)22時52分配信
環境保護団体グリーンピース(GP)は26日、福島第1原発周辺の海域で魚介類を調査した結果、一部から国の暫定規制値を上回る高濃度の放射性物質を検出したと発表した。GPは「政府の調査は不十分」として、調査拡大や漁業関係者への補償充実などを訴えた。
GPによると、調査は今月3〜9日に実施。宮城から茨城県にかけての漁港や、同原発から42〜65キロ沖合で21のサンプルを採集し、海外の研究機関で分析した。
その結果、福島県いわき市で採れた海藻のアカモクから1キロ当たり12万7000ベクレルの放射性ヨウ素を検出。シラスからも同1220ベクレルのセシウムが出るなど、14のサンプルが暫定規制値を超えたとしている。
福島県では漁業の操業が自粛されており、市場への流通はないという。
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最終更新:5月26日(木)22時57分
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