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'11/5/26

広島市長、ヘリポート了承へ

 広島市の松井一実市長が、広島県営広島西飛行場(西区)の市営化による存続を見送り、県が進める廃港・ヘリポート化を受け入れる意向を固めたことが25日、分かった。27日に市役所である湯崎英彦知事とのトップ会談で最終判断として伝える。

 松井市長は市営存続に不可欠な東京線の復活が困難と判断した。年間2〜3億円に上る管理運営費や、滑走路を横切る広島南道路の建設が来年秋に迫る状況も踏まえ「市営化は現実的でない」と結論付けたとみられる。1961年に広島空港として開港した西飛行場はその歴史に幕を閉じる。定期路線が就航した空港の廃港は全国で初めてとなる。




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