事件【放射能漏れ】「訂正はこの1点だけ」 海水注入継続で東電副社長が謝罪 +(2/2ページ)(2011.5.26 17:42

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【放射能漏れ】
「訂正はこの1点だけ」 海水注入継続で東電副社長が謝罪 

2011.5.26 17:42 (2/2ページ)
厳しい表情で会見に臨む、東京電力の武藤栄副社長(左)。右は松本純一原子力立地本部長代理=26日午後、東京・内幸町の東京電力本店(古厩正樹撮影)

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厳しい表情で会見に臨む、東京電力の武藤栄副社長(左)。右は松本純一原子力立地本部長代理=26日午後、東京・内幸町の東京電力本店(古厩正樹撮影)

 1号機への海水注入については、菅直人首相の意向を受けて55分間中断したとされ、国会で問題視されてきた。このタイミングでの訂正について武藤副社長は「吉田所長が、国会などで議論になっていることなどからもう1回考えた結果、出てきた」と釈明。「政府とのつじつま合わせがあったのでは」との質問に対しては「まったくありません」と強い口調で否定した。

 一方、首相官邸や東電本店などの意向に反して吉田所長が海水注入を継続したことについて、同席した東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「地域や作業員の安全確保のために海水注入を優先したのだと思う」と一定の理解を見せた。

 また、吉田所長の会見実施について武藤副社長は「現地で陣頭指揮を取っている立場なので」と即座に否定した。

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厳しい表情で会見に臨む、東京電力の武藤栄副社長(左)。右は松本純一原子力立地本部長代理=26日午後、東京・内幸町の東京電力本店(古厩正樹撮影)
会見する東京電力の武藤栄副社長(左)。右手前は松本純一原子力立地本部長代理=26日午後、東京・内幸町の東京電力本店(古厩正樹撮影)
会見冒頭、一礼する東京電力の武藤栄副社長。右奥は松本純一原子力立地本部長代理=26日午後、東京・内幸町の東京電力本店(古厩正樹撮影)
厳しい表情で会見に臨む、東京電力の武藤栄副社長(左)。右は松本純一原子力立地本部長代理=26日午後、東京・内幸町の東京電力本店(古厩正樹撮影)
厳しい表情で会見場を後にする、東京電力の武藤栄副社長=26日午後、東京・内幸町の東京電力本店(古厩正樹撮影)
会見冒頭一礼する東京電力の武藤栄副社長(左)。右は松本純一原子力立地本部長代理=26日午後、東京・内幸町の東京電力本店(古厩正樹撮影)

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