こちらは「真に受けないほうがいい情報」です
とりあえず
「破局は避けられるか――福島原発事故の真相 ジャーナリスト 広瀬隆」
http://diamond.jp/articles/-/11514
マグニチュードの意味も理解せず、速報値が修正されたことを陰謀と位置づけるなど、かなり悪質なので、まず書いておきます
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― posted by きくち at 02:53 am
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この記事に対するコメント[364件]
「一色靖氏による広瀬隆氏の主張に対する丁寧な検証」
http://bit.ly/hX5QVt
2. kuragemamachan — March 21, 2011 @07:42:49
悪質というのは、この記事に関してということですか?それとも広瀬さんの地震や原発に関する主張自体に科学的根拠が全く無いということなのでしょうか?
広瀬さんのTVでの発言などをいくつか見ました。彼の科学的知識がどの程度かわかりませんが、ジャーナリストとしてはよく取材されていると感じました。
彼によると、次に地震の起こる地域は私の住んでいるあたりのようです。しかも直下型で原発が崩壊すると・・・。引越ししたい気持ちです。
原発がなくても水力火力でまかなえるとも発言されていましたが、それも根拠がないことなのでしょうか?
地震や地殻について研究している科学者もたくさんいると思うのですが、何故表に出てきてくださらないのでしょうか? 情報が混乱している中で何を信じてよいのか困ってしまいます。
4. 奥菜秀次 — March 21, 2011 @10:00:55
ここ数カ月行っていたところでした。
一色氏には感謝します。
自分はたぶん広瀬氏以上の資料マニアなのですが、氏の一連の
作品には一般レベルの歴史家なら仰天するような間違いや、
あと、ここでは述べられない悪質な行為がありますが、
氏のレベルは、昔自分が読んだ氏の著書、『ハリウッドは億万長者を
殺す』や『赤い盾』のようなジャンク本から進歩がなかったようです。
あくまで、氏の人脈本に限り、という前提ですが、氏には専門家
と呼べるレベルの知識はないです。
やはり、原発問題でもそうだったのか、とは今の自分には断言
できませんが。
氏の本は(自分がわかるのは原発本以外の『赤い盾』に代表される
人脈本です)眉唾レベルでなく、トンデモとかド素人本です。
特に、『赤い盾』の出来の悪さには仰天しました。
いずれ暴かれる日が来ます。
テツさんの検証も全て読みました。原発や電力に関して勉強になりました。
地震に関しては、科学的根拠をもって発言している人がいるのかどうか探してみます・・・。不安は拭えません。
不安を煽られたこと自体が「読むと却って良くない」ということなのかなと思います。
ご返答ありがとうございました。
6. t2 — March 21, 2011 @10:20:04
今回の地震で「何が起ったか」については、いろいろと情報発信されていると思います。例えば、
・地震対策推進本部
http://www.jishin.go.jp/main/index.html
・東京大学地震研究所
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/
・産総研 地質調査情報センター
http://www.gsj.jp/HomePageJP.html
などです。
今回の地震が「なぜ起ったか」についてであれば、まともな研究者であれば「まだわかりません」と言うでしょう。
今回の地震の他の地域へ影響についていえば、「他のプレートへの影響はない」から「日本の応力分布が変化しており、他への影響も大」までの間のどこか、になるでしょう。要するに「まだわかりません」です。
# 現在のところ、他の地域で特別な変動は観測されていません。
マスメディアは、「わかりません」よりも広瀬隆氏のような意見を好むようですので、「表に出てきて」いない、と感じるのだと思います。
7. Juno
— March 21, 2011 @10:46:16
武田邦彦 (中部大学): 原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?!
http://takedanet.com/2011/03/post_b9fc.html
NATROM氏による批判。
武田邦彦氏の功罪
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110318#p1
8. tune — March 21, 2011 @11:02:19
>仮に核分裂反応が停止しているとすると、後はそれほど難しいことありません。残っている放射性物質が過熱の原因になりますがそれは徐々に少なくなっていきます。
放射性物質で強い熱を出すものは半減期の短いものですが、半減期の短いものは1日もたつと減っていきます。従って少しずつ待っていればだんだん安全になっていくということを示しています。
核分裂反応が停止というのは臨界に達していないと言う意味だと思いますが崩壊熱の制御ができなくなった結果が現状であるし、緊急炉心冷却がされていない時点でこんな楽観的ことを書けるものかと唖然としました
9. e10go — March 21, 2011 @15:11:43
http://diamond.jp/articles/-/11514?page=2
>炉心溶融(メルトダウン)は
>2800℃どころか、わずか600℃で起こる
メルトダウンが600℃で起きるなんてどこから出てきたんだろうと思ったら、こちらに解説がありました。
http://blog.goo.ne.jp/diamonds8888x/e/411b0b9b8f590a6914bae88a1e4ad151
NHKが過去に行なった放送で間違えた数字を、そのまま鵜呑みにした様です。
地震情報サイトを確認しました。ありがとうございます。勉強になりました。
東大の教授が「地震の予知は誰にもできない」と発言されていました。短期的な予知ができないという意味なのか、研究の目的は予知ではないということなのか。いずれにしても実用的ではないのですね。今回の地震で緊急地震速報もまだテスト段階なのだと感じています。
11. Juno
— March 21, 2011 @18:58:22
由井会長から細川厚生労働大臣への手紙
http://jphma.org/gienkatsudo/20110315_miyagi03.html
放射能対策などなど
http://fmk515.mie1.net/e300579.html
12. Momonga — March 21, 2011 @19:23:04
地震予知の可否については、専門家の中でも意見が分かれています(現在公表されている中長期の予測は除く)。不可能だと主張している学者も少なくはなかったかと思います。
また、予知と言っても、現状ではずれ始めた地盤の動きを早期に察知することで地震の発生を想定するわけで、観測点が十分に無ければなりません。
よって、予知を可能としている場合も、観測態勢の点で現状では東海地震のみが可能性ありという段階だと思います。
13. エウリピデス — March 24, 2011 @12:40:46
福島原発で、トンデモ論者があちこちで跳梁跋扈しはじめています。
広瀬隆はもちろん、このキクログの充実を緊急でお願いします。
14. ASO1868 — March 24, 2011 @14:19:19
内閣府原子力委員会
内閣府原子力安全委員会
顕彰
1990年 日本原子力学会特賞
だいじょうぶか?日本
政府を通して政府の口からという考え方はそれはそれでありかと思います。
それにしても、刻々と状況が推移する中で、枝野さんにレクチャーすればそれだけ時間とマンパワーを費やし、そして枝野さんの頭の中でやや未消化気味で伝えられるという今の状態はどうかと思うものがあります。
ただでさえトラブルの中で知りたい肝心なことが分からない中で、さらに枝野さんが重なってフラストレーションを感じるものがあり、枝野さんが喋っている映像があると、即チャンネル変えてしまう私みたいな人までいます(タモリが「おじさんはおじさんが嫌い」などと言っていたことがありますけど)。
対処の方法や情報公開など全て専門家に丸投げするわけではないとしても、政治家の出番はここ一番という所で、もう少し引っ込んだ方がよろしいかと思います。
16. YMN — March 24, 2011 @20:51:49
http://japancool.sblo.jp/article/43959399.html
海外の報道にかなりおかしなものが多いようです。
きくちゆみのブログに今回の放射能汚染に関して「テレビに出ない話」といったものがあり、彼女にとっては何でもかんでも陰謀の世界観の中で、日本のマスコミはそれに取り込まれたものと映っているようです。
そして海外のインチキ情報を拾いあさってきては、それをありがたげなものとしてふれ回るという、放射能汚染でもきくちゆみの定型パターンということになるようです。
日本のマスコミが立派かどうかはともかくとして、日本で起きたことは日本の情報ソースをまず見るべきでしょう。
フルフォードは地震兵器、きくちゆみは放射能汚染をやたらと大げさにふれ回り、そして ”反省”を口にしてからおとなしくなってしまった藤田議員はというと、(地元の)茨城産ほうれん草を食べ見せていたりしています。
17. エウリピデス — March 24, 2011 @21:04:19
彼女には、広瀬隆の問題点がわからないようだ。
**************************
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51765496.html
2011年03月18日10:18
広瀬隆さん 3月17日「ニュースの深層」
みなさま、いかがお過ごしですか。ゆうべはこの番組、ご覧になりましたか。
早くもyoutubeにあがっています。3部に別れていて、すべてのメニューはこちらに並んでいます。
どう受け止めるかは、私たちひとりひとりが科学リテラシー、メディアリテラシーに照らして判断するしかないと思います。
***********以上引用************
YOUTUBEのリンクまで貼っています。ウソかホントか、判断するのは皆さんです。とまるで、911陰謀論をあくまでも紹介するだけで、判断するのは皆さんです言っている911陰謀論者とおなじです。
世の中には池田香代子信奉者がいて、ものすごく問題なんですけど。
18. kuragemamachan — March 25, 2011 @09:39:18
20. FungiFun — March 25, 2011 @10:18:39
> 煽り屋「広瀬隆」をブログで紹介する池田香代子氏。911陰謀論の集会に出席したばかりですよね。池田香代子氏は、きくちまこと先生が、話した本質については、理解できなかったらしい。
あれを出したのは集会の前です。
で、件の広瀬隆氏の事は、池田さんとも少しその時お話しました。
広瀬隆氏の主張をまるごと信じているわけもないようですし、問題点も認識し始めていらっしゃるご様子でしたよ。
大事なのは、自らそういうコレクションをし続けていけるかどうかではないでしょうか?
池田香代子さんは、それが出来る方とお見受けしました。
ですので、きっとまたトーンの違う記事を書かれるだろうと思います。
21. 技術開発者 — March 25, 2011 @10:40:45
>僕は、実用的な意味での予知(避難計画に使える程度に充分な精度で強さと時期を予測)は無理なのではないかと思いますが、異論もあるでしょうね。
異論という訳では無いんだけど、予測の実用性ということに関しては、何が実用的かという部分はありますね。少し医者の例えで言うと、
1.ヘビースモーカーに「そんなにタバコを吸っていると肺ガンで死ぬぞ」と予測を告げる事の実用性
2.末期癌の患者さんか、そのご家族に「あと半年くらい」と余命を告げる事の実用性
3.危篤状態の患者さんの付き添いの人に「ご家族に連絡された方が良い」と告げることの実用性
なんて考えをしています。まあ、地殻の状態を病気と一緒にして良いかという問題はあるけどね。
現状で言うと、「この境界には久しく大きな地震が起きていないからエネルギーが溜まっていて、今後起きる可能性があります」なんて1.にからり近いのね。それを観測網を敷く事で「かなり大きなゆがみが観測されているので、今後一年は要注意」とか言えるようになったら良いな、がありますね。でもって、「一ヶ月」とか「一週間」はまあ、まだ夢の外といった感じでしょうか?
22. エウリピデス — March 25, 2011 @11:38:33
それは、あなたの認識にすぎません。
>池田香代子さんは、それが出来る方とお見受けしました。
それをやりそうにはありませんね。他の面でも、いままで見ていたところは。
23. FungiFun — March 25, 2011 @14:20:26
>それは、あなたの認識にすぎません。
いいえ、事実です。
あるMLでは、すでに広瀬氏の言動の一部批判も始めています。
非公開MLなので勝手に出せませんが、きくちさんはそのMLメンバーですので確認できているはずです。
>それをやりそうにはありませんね。他の面でも、いままで見ていたところは。
無意味なレッテルを張り続けるのは自由です。
賢明なこととは思いませんが…
http://www.hattori-ryoichi.gr.jp/blog/
各種公表データを取りまとめたものという事なのですが、初期のものには2号炉の燃料棒3割崩壊等の表記が見られたり、3号炉の格納容器破損という表記がかなり早い時点から見られたり、一次資料をどこからどのように持ってきたのかもはっきりせず、目にする機会が多い割に信憑性が不安です。
よろしくお願い致します。
25. 技術開発者 — March 25, 2011 @17:17:31
>こちらで公表している「福島第一原発の概況」なるpdfファイルなのですが、どの程度信頼できるものなのでしょうか?
内閣府などが公表している話をまとめただけにしか見えません。
http://www.kantei.go.jp/saigai/201103251100genpatsu.pdf
>初期のものには2号炉の燃料棒3割崩壊等の表記が見られたり、3号炉の格納容器破損という表記がかなり早い時点から見られたり
誰一人として格納容器の中をのぞき込んで燃料棒がどうなっているか調べる事も、格納容器に近づいて壊れていないか確かめる事もできない状況でからね。
なんていうかな、原子炉の構造とか機能に或る程度知識のある人間は中央制御板の機能が復活する事をひたすら望んでいる訳です。そうすれば、どうなっているかをかなり推測できるからね。
26. フリメール — March 25, 2011 @22:03:22
「原発がどんなものか知ってほしい」
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
少なくともmixi内で急速に拡散しています。
また、反論サイトが休止状態(古い怪文書なので、反論したのがかなり以前)で、かえって問題文書の方が信用されてしまっているきらいがあるようです(大半の人は反論サイトすら探していませんが…)。
読めばあきれるほど酷い文書なのですが、反論について「重箱の隅をつつくような内容」と書いているブログを見かけるほど、信用する人が出ているようです。
ここでお知らせする価値のある内容か危ぶみましたが、あまりに見かける回数が増えたため、ご覧いただければと思いました。
27. Momonga — March 25, 2011 @23:40:21
地震予知は短期と長期で評価方法は大きく異なっているので、一概には語るのは難しいのではないでしょうか。
長期の予知(発生確率何パーセント)については、過去の地震履歴なども参考にかなり正確な予測が可能になっていると思います。
問題なのは短期の方で、地震につながる現象をきちんと捕まえることは現状ではかなり困難なはずです。観測網の整った東海地震でできるかどうかといった段階です。
個人的には短期予知は、可能性としてはあり得るのだけれど、規模や時期が不確実な可能性や空振りの可能性、前兆を見逃す可能性を考えると、現状では実用的と言えるまでには至っていないと思います。
地震予知研究に対する批判には費用対効果の問題という面もあって、むしろ費用の一部でも耐震補強等に回した方が良かったという指摘には一理あります。しかし、古い文献など見てみると、かつては地震予知に対してもっと楽観的な見方が多く、その方針について今から遡って批判するのもどうかと思います。今後の進め方についての議論はあるべきですが。
28. だいまる — March 26, 2011 @07:12:40
さて、『武田邦彦氏』のブログに関してですが、僕はこれは『信頼できそうな』の方が適切だと考えますが、如何でしょう?
確かに『100%』とは言い難いのかも知れませんが、間違っていると思われる点についてはこの場で議論すれ済む事です。氏にメールで知らせる事も出来ますし。
もしくは、信頼率50%未満なのでしょうか?
宜しくお願い致します。
一見、的を得た意見のような気がしてしまいましたが、よくよく見ればとてもじゃないが納得できない部分があります。(普通の市民にはこうやって危機感を煽った内容のほうが受けるんだろうけど?)
まあ一般人の人がこのぐらいの知識を持っているというのであれば大したものなのかもしれませんが、曲がりなりにも大学の教授がこのレベルの知識では悲しいものがあります。被ばくの例えにしても線量の根拠になるものが全く示されておらず、怒りさえ覚える程の内容ものです。原発に対するテレビ内容に関してはジョークかと思ってしまう内容でしたネ。
30. 庸 — March 26, 2011 @08:51:09
横レスですみません。
武田氏のブログをそもそも読んでいない者の素朴な疑問なのですが
だいまる様が「信頼できそう」と思われた理由はなんでしょう?
わかりやすさとか 語り口とか、視点の斬新さの衝撃とか、肩書への信頼とか、いろいろ考えられると思いますが、ご自身は何を根拠にそう思われたのでしょうか。
たとえば私の場合。
乏しい自分の知識ですら見分けられる嘘が混じっている場合は信頼率が限りなくゼロになります。
しかし、残念ながら私は科学オンチなので、信頼できそうかできなさそうかすら判断がつかないことの方が多いです。
その場合は複数のソースと比較したり、ネット上の評価をチェックしたり、または私にも多少はわかりそうな別の文章を読んで判断材料にしたりします。
それでもなお、判断保留になることも多いですが・・・^^;
科学(に限らずともいいのですが)に詳しいと胸を張って言えるわけではない世の大半の人は、いったいどうやって自分の中の信頼度を決めているものなのかに興味があります。
ぶしつけな質問かとは思いますが、お答えいただければ幸いです。
31. エディ — March 26, 2011 @12:14:40
武田邦彦氏が(必ずしも)信用できないのは、自分の専門分野(資源材料工学)以外で怪しげな発言をしているからで、地球環境問題では「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」「環境にやさしい生活をするために『リサイクル』してはいけない」等の著書を出版していますが、多数の批判があります。
武田氏はご自分のブログで色々な事に言及されていますが、人文系のことでも次のような批判を受けています。
武田邦彦「蒙古襲来」(『常勝ニッポン其の三』)の長門襲来説を批判する
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/8071/genko/siken/hihan_1.html
武田邦彦「恩人・吉田松陰(1)萩と松蔭の頃」を批判する
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/8071/genko/kisetu/c_25.html
武田氏は旭化成在社中にウラン濃縮などの研究開発に携わっていましたので、原子力関係の「一部」においては専門家として信頼できる部分はあるでしょう。実際に内閣府原子力委員会・原子力安全委員会の「専門委員(「委員」ではありませんので各委員会のwebに名前は載っていません)」を歴任しています。
しかし、今回の福島第1原発事故に関して、武田氏が正しいことを言っている一方で、明らかに誤ったことを言っていることをNATROMさんが指摘しています。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110318#p1
武田氏が医学・疫学について誤った認識を持っていることは、以下のエントリも参照して下さい。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100410#p1
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100518#p1
32. エディ — March 26, 2011 @14:32:28
Juno さん(March 21, 2011 @10:46:16)が紹介済みでしたね。
失礼しました。
33. YMN — March 26, 2011 @15:23:54
http://japancool.sblo.jp/article/43993320.html
アメリカ人の38%が今回の日本の災害を神のお告げと信じているとのことで、アンケートの信頼性など定かでありませんし、あまりに常識外れしている38%という数値は保留しておいた方が無難というものでしょう。
それにしても、アメリカの少なからぬ層にそういう意識があるということは言えるかと思います。
不信心者に天罰を下ることを神様にお祈りしたら、すぐに日本で地震があり、それを嬉々として語るアメリカ人女性の動画がYouTubeにアップされ、非難殺到ということがありました。
堂々と顔を晒していて(オリジナルは削除されましたがもちろん後の祭です)、神様が自分の願いを叶えてくれた嬉しさと誇らしさで頭の中が一杯だったのでしょう。
こんな人物でもおそらく普段は割りと普通の女性で、ただ人並み外れた”想像力の欠如”があり、それが表面化したのでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=XTVwvNHdKdA
こちらは被災地のガソリン不足対策として、学校のプールにガソリンを入れる案を真顔で論じている民主党の渡辺周議員です。
東日本大震災の党対策本部・副本部長とのことで「バカはどこにでもいる」とも言っていられず困ったものです。
===
僕はそもそもこの2週間程しか、『ホウシャノー』について勉強した事がないド素人です。
しかし、当ブログの様々な方の素晴らしい考え方や知識を熟読させて頂き、それを元に考え、少なくともこのブログを知らない一般の方と比べたら、放射能関係については正しく理解していると『自負』しておりました。
そのようにして磨かれた『直感』を元に、武田氏のブログを拝見した時、「あれ?そんなに変な内容かな?」と思った次第です。
つまり、みなさまが『あまりアテにならない、しないほいが良い』という見解をお持ちで、僕が同じ様な『感覚』になれないと言う事は、僕の放射能に関する知識や理解の仕方にズレや誤りがあるという事になると考えたので、ここで質問させて頂いた次第にあります。
>saki様
僕の場合『一見的を得た内容』で止まってしまってます(汗)
粗捜しでは無いですが、もう少ししっかり読み直してみようと思います。
煽り成分はいくらか検出しましたが、他の劣悪な情報減に比べるとずっとマトモだと感じたのですが。。。
>庸様
上記した内容と重複しますが、『信頼できそう』という判断材料は、当ブログを(←ココが重要!笑)通じて得た知識による『直感』に他なりません。
なので、皆様が『怪しい』と仰るのでしたら、僕がまだ正しく理解していないという事になります。
>エディー様
JUNOさんの紹介されていたNATROMさんの批判については、あまり気にする程のことではないと感じました。それよりももっと重要な部分で信頼があるのではないかと(氏もその点は認めておられるようでしたし)考えたのです。
ご紹介に預かった下段の2つはまだ拝見してなかったので、後ほど拝見させて頂きます!!
左巻さんは「妥当」と言っておられたような・・
でも、それって困りますね。すみません
36. タッチ — March 26, 2011 @16:33:16
彼の云う、ヨウ素剤の副作用をご存知の方、教えて下さい。
広瀬信奉者も結構居られる様で、これを真に受け、子供にヨードを飲ませない様な事が
起きれば犯罪でしょう。
37. phase_tr — March 26, 2011 @17:33:12
>確かに『100%』とは言い難いのかも知れませんが、間違っていると思われる点についてはこの場で議論すれ済む事です。氏にメールで知らせる事も出来ますし。
>もしくは、信頼率50%未満なのでしょうか?
私には大事な話なのですが,ここでの「信頼率」とは何のことでしょうか?私は次の2つを想定しました:
1.主張を箇条書きにしたときそのうちのいくつが正しいかという割合
2.武田邦彦さんの主張の根幹部分が信頼できるかという可能性
>僕はこれは『信頼できそうな』の方が適切だと考えますが、如何でしょう?
この一文ではじめ 2.の意味だと取りましたが,はじめに引用した文は 1.の意味で使っていると読みました.この区別は決定的で,例えば文章中の議論について9割が正しくても主張の根幹が間違っていたとしたらその文章には何の意味もありませんし,パーツが正しいだけにきちんと読みこまない限り主張全体の間違いに気付けないことにもなりかねない,今の状況ではむしろ危険な文章です.
極端に言って「私のHNはphase_trである.つまり私は神である」という話を考えます.1.の意味では50%の信頼率ですが,2.の意味ではあえて言えば 0% です.(はっきりと間違いなので率で表すような話ではない.)
一方「水の沸点は摂氏で900度である.したがってきくちさんはここの管理人である」という文章は 2.の意味で信頼率をあえて言えば 100% ですが,1.の意味では 50% です.今の場合ははっきりと分かる話なので問題ないですが,実際には前提となっている部分が怪しいと主張が正しくても「この人大丈夫?」となって,「信頼率」が下がります.
前段落での最後の「信頼率」は 1.でも 2.でもありません.文にきちんとまとまらないのですが正に
3.「この人大丈夫?」という意味
での信頼率です.狼少年よろしく普段の言動も評価に入れないといけない(ように定義できる)のでさらに評価が難しくなります.これについてはきくちさんから「是々非々」という評価が出ているようですが私は分かりません.
当然現実はさらに面倒で
4.1.に加えて論理的整合性も評価する
というのもあります.上にあげた極端な例では主張に加えて「つまり」や「したがって」がおかしいのも問題とすぐに分かりますが,1.だけで信頼率を測るとここを無視することにもなりかねません.
念のため申し上げておきますと私はまだ件の武田邦彦さんの文章を読んでいない上,武田邦彦さんの普段の言説も知らないのでいかなる意味でも信頼率の評価はできません.
38. Katase — March 26, 2011 @18:01:56
ヨウ素剤に副作用があるのは本当です。
・放射線医学総合研究所「緊急被ばく医療Q&A」ヨウ素剤には副作用はありますか?
http://www.nirs.go.jp/hibaku/qa/07_04.htm
医師などから指示された人が飲む予防薬で、そうではない人が自己判断で飲むと副作用ばかりで体に良くありません。
また「味噌を食べなさい」というのは明かなデマです。秋月辰一郎という人が言い出しっぺの様ですが、医学的な根拠に乏しく信用できません。
秋月氏は他にも、「(原子)爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」等とも言っている様ですが、この人は桜沢式食養を採り入れた食事療養法を実施していると述べているそうで、マクロビオティックからの主張の様です。
全くアテにならない主張です。
広瀬氏も武田氏も正しい主張もされるのですが、トンデモ説の主張もかなり入り混じっているので要注意です。トンデモの部分を判別できない素人は惑わされますし、困ったものです。
有難うございます。
私はテレビやラジオで事実を収集していますが、東京電力や政府の発表が二転
三転しています。私が福島原発内部の職員だったら、パニックになっていると思
います。
『週刊朝日広瀬隆さん談話』(脱原発の日)より
私はテレビやラジオで・・こんな方ですので検索もせず ペコ。
広瀬信者は、逆の意味で調べもせず、幼子の口に味噌を運ぶ姿を考えると、
怒りすら覚えます。
中国で塩が売り切れてましたね。
40. エディ — March 26, 2011 @23:26:11
>そのようにして磨かれた『直感』を元に、武田氏のブログを拝見した時、「あれ?そんなに変な内容かな?」と思った次第です。
例えば、武田氏のブログ
http://takedanet.com/2011/03/post_c209.html
で、
−−−−−−−−−−引用−−−−−−−−−−
現在の状態で「原子炉が爆発する」可能性は3つある。
1)水素爆発:露出した燃料に水が接触して水素を発生し、炉の外にでて酸素と結合して爆発する(化学反応)、
2)水蒸気爆発:高温の物体に水が接して急速に水蒸気になり、その体積膨張で爆発する(物理的爆発)、
3)核爆発:燃料が溶けて固まり臨界状態に達して原爆のようなことになる、
−−−−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−−−
とあります。
1)2)は理解できますが、3)については間違っています。
原子炉の核燃料用のウラン235の濃度は2〜5%、それに対して原爆(核兵器)用のウラン235の濃度は90%以上です。核分裂を爆発的に連鎖させるためには、最低70%以上の濃縮度が必要とされており、低濃縮ウランが核爆発を起こすことはありません。
「ウラン濃縮の専門家」である武田氏の認識がこの程度のわけですからねぇ…。
#HNは「エディー」ではなく「エディ」です。よろしく。
41. だいまる — March 27, 2011 @03:36:23
是々非々ですか。。。
『非々』の部分が判別出来ない以上、武田氏の話は耳に入れない事がまさに『妥当』と言えるのかもしれませんね。
テレビでの話を聞いてる分には、「あ、この人良さそう」と思ったものですから、なんとも複雑ではあります。
いずれにせよ、もっともっと己のリテラシーを磨き上げる必要があるという事ですね。勉強します!
>phase_tr様
詳細なご返答ありがとう御座います!
『信頼率』という言葉が適切では無かったですね。
『正解率』と言えば、誤解が無いでしょうか?つまり(1)のつもりでした。
しかしながら、例えば学校で、『テストで良い点取れる=成績が良い』とは限らないわけですから、この件に関しても『放射能の知識がおおむね合っている=この人は信頼出来る』とはならないと考えられるわけですね。
>エディ様
まずは、大変失礼しました(大汗)
年月日との区切りの『ー』を、どうやら間違ってしまったようです。
して、ご指摘の内容ですが、エディ様の仰る通りでしたら武田氏の知識も然程の事は無いと考えられますね。
ただ僕が懸念さしたのは、素人にも判り易くする為の作業が、逆に専門的な人からしたら『揚げ足の対象』になってしまうような事はないでしょうか?
例えば、小学生に「物には重さがあるんですよ〜」みたいな事を説明する際、『重さ』と『質量』の概念までは説明しないでしょう。
それを『質量の話をしてないから、その先生は信頼出来ない』というのは乱暴すぎますよね。
『原爆のようなことになる』と『原爆になる』とでは意味が大分違います。
素人に判り易くする為に『原爆のようなことになる』という言い方を利用した、何か別の懸念は考えられませんか?
例えば、2〜5%濃縮度で起こりうる、爆発現象等。
42. だいまる — March 27, 2011 @04:35:31
『肩を持つ』とか『擁護する』といったような意図はありません。
言葉は悪いですが、己の知識向上の為に利用させて頂いてるだけです。笑
(誤)ただ僕が懸念さしたのは
(正)ただ僕が懸念したのは
43. エディ — March 27, 2011 @10:09:48
>ただ僕が懸念さしたのは、素人にも判り易くする為の作業が、逆に専門的な人からしたら『揚げ足の対象』になってしまうような事はないでしょうか?
>素人に判り易くする為に『原爆のようなことになる』という言い方を利用した、何か別の懸念は考えられませんか?
武田邦彦氏が、だいまる さんが思っているように「素人に判り易くする為に『原爆のようなことになる』という言い方をしている」のだとしたら、それは「素人の『煽り』」と何ら変わらない、専門家の解説としては許せないことだと思います。
例えばこれがチェルノブイリ原発事故を念頭においての発言だとしても、チェルノブイリ事故は「核爆発」ではありませんし、チェルノブイリと福島第1の、原発の構造や事故の経緯の違いから、「原爆のようなことになる」はずもないです。
NPO法人・環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長の飯田哲也氏(京大原子核工学専攻修了)の『「最悪シナリオ」はどこまで最悪か』というレポート(PDF)
http://www.isep.or.jp/images/press/script110320.pdf
によれば、「圧力容器内で再臨界が起こる可能性はあるが、再臨界が起こっても核爆発のように連鎖的・爆発的に広がることはない」ということです。
なお、環境エネルギー政策研究所は、
http://www.isep.or.jp/about.html
>自然エネルギーや省エネルギーの推進のための国政への政策提言、地方自治体へのアドバイス、そして国際会議やシンポジウムの主催など、幅広い分野で活動を行っています。
>市民ファンドを活用した市民風車、太陽光発電事業なども発案し、関係事業体であるエナジーグリーン株式会社によって実現しています。
という「非原発(原発推進ではない)」の立場ですので、信頼できると思います。
当該エントリーのWEB魚拓を示します(※非常に重いので、表示されない場合がありますが、魚拓自体はとれています)
http://megalodon.jp/2011-0314-1619-42/takedanet.com/2011/03/post_c209.html
▼ 引 用 ▼
核爆発は原爆と同じだから、付近は全て消滅するだろう.
▲ 引用終了 ▲
▼参考に修正後▼
核爆発は原爆と同じだから、付近の人は大量に被爆するだろう.
▲ 引用終了 ▲
これは、前に出ていたNATROMさんのエントリーでも指摘されていたものです。
45. TAKESAN — March 27, 2011 @13:00:34
そのような不正確で不安定なものを見るよりは、自分達の知識の範囲や程度を弁え、誤りがあれば素早く訂正する人びとの意見を、そして、それぞれの専門分野のエキスパートの意見を集約して(一人の論者が広範囲の知識を高い正確さでもって把握しているとする事そのものに無理があるので)総合的に参照するのがベターだと考えます。
46. masudako — March 27, 2011 @15:13:12
ところが、そのように簡単に色わけできず、ときにはもっともな判断をするが、ときには大きく的をはずした主張をする人もいます。武田邦彦さんの原子力に関する議論はこれですね。こういう人を信頼する人が多い場合には、問題点を具体的に整理して指摘する必要があるのだろうと思います。
47. TAKESAN — March 27, 2011 @16:10:00
武田氏の意見を参照するよりは、核物理や原子力工学や放射線医学などの専門家それぞれによる見解を集約するのが妥当でしょう。
極端な話、Wikipediaでも参照しながら書けば、「そこそこ妥当なものがある程度の割合含まれる」主張は誰にでも出来ますので。
48. SF物理マニア — March 27, 2011 @16:35:45
緊急被ばく医療研修HP
http://www.remnet.jp/
緊急被ばく医療ポケットブック
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/index.html
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/b05_01.pdf
確かに、『素人に判り易く』という観点で考えたとしても、『原爆の様になる』という発言はやはりマズいですね。しかも、始めは『原爆になる』と言ってたみたいですし(汗)
1万歩譲って、チェルノブイリ前提だったとしても『チェルノブイリの様に、、、』が正解でしょうから、やはりどう考えても氏は『クロ』ですね。
>TAKESAN様
『魚拓』って初めて知りました!こんなのがあったんですね!
『原爆』って言い切っちゃってますね(笑)
部分的に正しい(と、僕自身は思っていた)かもしれませんが、根幹が怪しい人物という事がこれではっきりしました。
>それぞれの専門分野のエキスパートの意見を集約して総合的に参照する
誰かにこれをやってもらうのではなく、『自分自身が』行わなければならないということですね!
>masudako様
>こういう人を信頼する人が多い場合
ここが問題ですよね。
武田氏はテレビにも出てましたし、信頼してる人は多数いるでしょう。
(その1)http://www.youtube.com/watch?v=jyou9oG1qBg&feature=player_embedded
(その2)http://www.youtube.com/watch?v=YDcYUlTHYyQ&feature=related
『武田邦彦 原発の正体』ではなく、
『武田邦彦 の正体』にして再編集の必要がありますね(笑)
結局の所、いくらインターネットが普及しているとはいえ、まだまだ『テレビの力』には遠く及ばないのが現実だと思います。
かくいう僕の母親もそうなのですが、いくら説明しても「テレビではそんなこと言ってなかった」と聞く耳を持ちません。
テレビの前には、他の全ての情報は『無力』だと痛感します。
50. だいまる — March 28, 2011 @05:38:41
の1文を付け加えるのを忘れました。
51. 技術開発者 — March 28, 2011 @08:30:39
>『武田邦彦 原発の正体』ではなく、
>『武田邦彦 の正体』にして再編集の必要がありますね(笑)
なんていうかな、変なたとえ話だけど、知識があるといろんな将来像が描けるよね。その将来像というのを人に伝えるときに、状況次第で最悪の想定を話したり、明るい将来像を話したりというのは有る訳ね。ダブルスタンダードに見えるかも知れないけどね。
例えばだいまるさんのお友達に糖尿病になりそうな生活をしている人がいるとするじゃないですか、でもって、だいまるさんがそのお友達に生活を改めて貰いたくて糖尿病のことを伝える場合というのは最悪の事態を伝えたりする訳ね、「糖尿病の合併症で失明する事もあるよ」とか「糖尿病壊疽で足を切断する事もあるんだよ」とかね。だけど、そのお友達が実際に合併症を発症してね。でもって例えば目に合併症が現れて視力が悪くなって、あわてて、生活を改めてダイエットとかもやりはじめ、闘病生活を始めたとするじゃないですか。そのときだいまるさんは、最悪の事態の将来像を伝え続けるのかな。「今に目は全部だめになるぞ」「いずれ足も切断だな」なんて脅し続けて、そのお友達が将来を悲観させる様にもっていこうとするかな?。普通はそんなことはしないよね。「きちんと養生すれば目の悪化の進行は止まるよ、多少不便でもきちんと幸せな生活ができるようになるから、頑張って病気と闘え」って励ましたりするんじゃないかな。どれほど知識があっても将来は或る程度の可能性の範囲でしかないからね。そのどの部分を伝えるかは、やはり状況によるよね。
実は原発の事故に関しても似たような面があって、私なんかも原発が問題なく動いている時には、最悪の想定を良く語った面はあるのね。あくまでそうならないように対策をして欲しいからね。じゃあ、実際に事故が起きたら何を語るべきかということなのね。いろんな悪い想定が組み合わさった結果としての最悪の事態を語り続けるべきか、「悪い状態はこの段階で止まるだろう」と現実的な想定の上での収束について語るべきかという事なんだけどね。
なんていうかな、「マトモな人」というのは、それができる人じゃないかと思ったりします。
52. ハーパー、ロックで — March 28, 2011 @16:00:17
http://www.youtube.com/watch?v=qXgsQ_nwyLA&feature=related
政府が飲むなと言ってるレベルの水を乳児に飲ませる(6:30あたり)だとか、原発の敷地内ですら全く問題無い(7:30あたり)、原子炉から湯気のように出てくる放射性物質に問題が無い(9:50あたり)あたりは明らかに言い過ぎでしょう。規制値はチェルノブイリ事故だけから決められているというのも、低線量放射線に関する色々な研究を無視してますね。栃木で今のレベルが続いてもただちに問題が無い、というのは正しいと思いますけど(とはいえ、積極的に放射性物質を取る込む可能性がある行動はやめといた方がいいでしょう)。
東大で医学博士を取って、トンデモな商売をやっておられる方のようです。
http://yasuhiro-ina-dmsc.jp/profile.html
http://yasuhiro-ina-dmsc.jp/LowDose-RateRadiationTherapy.html
商売でやっているセールストークとの整合性を取るために言ってるのか、本気で言っているのかはちょっとわかりませんね。論文2本斜め読みした感じだと素人目にはそれほどヤバイことは書いて無さそうなんで、前者かなあ、と思わなくもないというとこです。
53. Niimi — March 28, 2011 @18:04:23
いつの間に「飲むな」ってな強い規制になったんでしたっけ?
確かに仰るとおりで、年単位で飲み続けたりしなければ影響は検出できないレベルで、代替の水が準備できなければ飲んでも差し支えないと、書くべきでした。信頼できない情報源に触れる時に、自分で不正確なことを述べてしまって、全く申し訳ないです。
ですが、そこに関しては稲氏もやはり同様で、代替の水がなければと言及するべきで、従来通りというのは言い過ぎだと思います。
55. シャルドネ — March 28, 2011 @20:23:52
TAKESANさんご紹介のweb魚拓を見ましたが、武田邦彦さんという方は、大変なことをおっしゃっていますね。
曰く、原発の燃料で核爆発が起こると。
ホントですかね?ホラだよね?
核爆弾のウランはU235の含有率が90%以上の高濃縮物のはずです。また、原発の燃料は10%未満のものだと(含有率の数字はうろ覚えですので大まかにしています)、柏崎の入所時教育で教わりましたが。。。
核燃料が溶けて固まると高濃縮ウランになるというのだろうか??
U235の濃縮(抽出)というのは、何段もの分離機に掛けなきゃならなくて、それはすごく大変なのだと認識しているのですが。
んなことあってたまるかと、ど素人の自分がろくに調べもせずに否定する根拠を書き連ねましたが、原発で原爆並みの核爆発が起きるわけがないという自分の考えは間違ってはいないはずです。
ほんとは、何の訳も言わずに、寝言は寝て言えと一蹴したいのです。
56. msq — March 29, 2011 @04:43:32
「原子炉の正常な運転条件は、福島原発のような沸騰水型では、280〜290℃、70気圧である。従来は燃料棒の過熱温度が2800℃で炉心溶融が起こるとされていたが、スリーマイル島原発事故などの解析によって、実際には600℃で起こることが明らかになった」
280〜290度というのは冷却水の温度じゃありませんか。とすれば、スリーマイル島の場合は加圧水型だったと思いますが、600度というのは一次冷却水の温度ではないでしょうか。だから、燃料棒だかジルコニウムの温度が600度で溶けたといっているわけではない。技術的、科学的に正しいか否かはわかりませんが、現代国語的解釈ではそうなるように思います。
57. 技術開発者 — March 29, 2011 @07:56:41
>従来は燃料棒の過熱温度が2800℃で炉心溶融が起こるとされていたが、スリーマイル島原発事故などの解析によって、実際には600℃で起こることが明らかになった
この文章から国語的には彼は過熱温度600度で炉心溶融が起きると行っていると思います。彼が何を勘違いしたかはわかりませんが、私なりに推測すると、被覆管のジルコニウムと水の反応で起きる水素発生が無視出来なくなるのがだいたい600度くらいから上ですから、水素発生と炉心溶融をごっちゃにして考えてしまったのかも知れません。
>600度というのは一次冷却水の温度ではないでしょうか。
加圧水型原子炉の一次冷却水は150から160気圧で300度から330度程度です。圧力を高めれば温度は上げられるのですが、水というのは高温にすると結構反応性が高くなりまして、材料の保ちが良くないのです。
58. yamaguchi — March 29, 2011 @08:52:46
NHKのミスで、ナレーション原稿で2800℃より600度低い2200℃と言う所を600℃と間違ってしまったようです。
http://blog.goo.ne.jp/diamonds8888x/e/411b0b9b8f590a6914bae88a1e4ad151
600℃の件、「600℃低い」の誤訳ということではなかったでしたっけ?
IRSNが炉心溶融実験をしたときに判明した温度だったというような気がします。被覆管のジルコニウムが燃料と一緒に溶融するので、融点が下がるということだったと思います。
「コリウム」でウェブを検索しているときに見つけたと思うのですが、今、検索してみたところ、すぐに見つけられません...
「600℃で溶ける」という情報ばっかりが拡散しております。
60. yamaguchi — March 29, 2011 @09:07:04
http://www.youtube.com/watch?v=be5ryxDoGb0&feature=related
61. ちたにあ — March 29, 2011 @09:41:28
ビデオ、ありがとうございます
広瀬氏は、原文(というかオリジナルの情報)を見るなりして、情報の検証を行わないんですかねえ...
それじゃあtwitterとかの、ただの情報コピー拡散と同じじゃん。
62. e10go — March 29, 2011 @10:56:57
>600度というのは一次冷却水の温度ではないでしょうか。だから、燃料棒だかジルコニウムの温度が600度で溶けたといっているわけではない。
それはありえません。
広瀬氏は yamaguchiさんの紹介したビデオ(2009年7月6日〜7日にNHK・BS1で放映されたフランス製ドキュメント「核の警鐘〜問われる原発の安全性」)の内容を元に記事を書いています。
http://diamond.jp/articles/-/11514?page=2
−−−上のURLから引用−−−
原子炉の正常な運転条件は、福島原発のような沸騰水型では、280〜290℃、70気圧である。従来は燃料棒の過熱温度が2800℃で炉心溶融が起こるとされていたが、スリーマイル島原発事故などの解析によって、実際には600℃で起こることが明らかになった(2009年7月6日〜7日にNHK・BS1で放映されたフランス製ドキュメント「核の警鐘〜問われる原発の安全性」)。
−−−引用ここまで−−−
このビデオの4:17で、
「フェビュスでの最初の実験ではそれまで予測されていたよりはるかに低いおよそ摂氏600度で炉心溶融が起こる事がわかりました。」
と言っています。
それを鵜呑みにしたと判断するのが正解でしょう。
このビデオでは一次冷却水については一切触れられていません。
“280〜290℃、70気圧”は広瀬氏が原子炉の運転条件を付け加えた数値で、炉心溶融とは直接関係無いでしょう。
もし600℃が冷却水の温度を言っている積もりなら、私が指摘した
>炉心溶融(メルトダウン)は
>2800℃どころか、わずか600℃で起こる
この文章との整合性がなくなります。
63. エウリピデス — March 29, 2011 @13:07:06
炉心溶融はウランの温度のみでおこるわけではない。
●制御棒の状態
●水蒸気の温度
●燃料棒ジルコニュウムの外装サヤ
●ウランの燃料の状態
などが複雑に絡み合って、炉心溶融(メルトダウン)がおきます。
その最初の徴候が、600℃ぐらいから始まります。
といっているようです。長いインタビューのところで、女性技師ボーエンさんは結論を言っているのですが、
広瀬隆は、
>炉心溶融(メルトダウン)は
>2800℃どころか、わずか600℃で起こる
多分、
と脳内メルトダウンをおこしたのでしょう。
女性技師ボーエンさんは、冷却水が切れて、燃料棒が高圧水蒸気にさらされると、外装ジルコニュウムが還元反応で水と反応して、水素が発生する。と同時に、ジルコニュウムが酸化され脆くなる。600℃は、その第1段階という意味でしょう。
外装ジルコニュウムのサヤが脆くなり、ヒビや折れたりして、ウランペレットが、水蒸気にさらされ冷却性が失われ、次の段階に進むといっているのではないかと思います。
つまり、絶対原子炉は空焚きをしてはいけないと言っているのでしょう。
フランスのフェビス炉で行われた、実験の内容は、おそらくレポートになっていると思えます。誰か手に入らないでしょうか。
の次の記述も広瀬氏は混乱しているような。
---引用---
NHKなどは、御用学者を動員して「史上空前のマグニチュード9.0」を強調しているが、建物の崩壊状況を見て分る通り、実際の揺れは、兵庫県南部地震(阪神大震災)のほうがはるかに強烈だった。この地震被害の原因は、揺れではなく、ほとんどが津波であった。
----------
遠く離れた震源でも津波は襲来しますね。揺れと違って,津波の規模はマグニチュード)に関係が深いとおもうのだけど。
65. だいまる — March 30, 2011 @03:12:28
まさしく、それこそが『人として』の真理!!
感動しました!!
逆説的に考えると、糖尿病のその人に向かって、更なる危険性を訴えることすなわち、その人が『憎い』という事。
つまり、広瀬氏を始めとする『煽り屋』の方々は、彼らを指示しない人達の事が『憎くて憎くて仕方が無い』のでしょうね。
だから、この期に及んで「これでもか!」と煽ってくる。
あーとてもスッキリしました!ありがとう御座いました!!
66. だいまる — March 30, 2011 @05:38:40
>脳内メルトダウン
すみません、、、『ツボ』です(大笑)
今度使わせて頂きます☆
67. だいまる — March 30, 2011 @06:57:21
さて、旬な(?)話ではないのですが、今回のマグニチュードの『陰謀説』的な話をチラホラ見かけます。
そこで、このような記事を見つけました。
http://shima3.fc2web.com/kyousei-atogaki.htm
結局のところ、気象庁は、自分たちの面目を保つ為に数値の大きく出る『モーメントマグチュード』をわざわざ採用した、、、、というような事はあり得るのでしょうか?
陰謀派の方々のやり玉に上がっている部分なので、真実が知りたいです。
皆様宜しくご指導お願い致します。
68. 技術開発者 — March 30, 2011 @08:59:27
>陰謀派の方々のやり玉に上がっている部分なので、真実が知りたいです。
>皆様宜しくご指導お願い致します。
とりあえず技術的な説明をすると、マグネチュードにはいろいろな計算法ができている訳だけど、最初に考えられたのは、震源地から100キロのところの振幅から、震源地のエネルギーの大きさを示す方法なんです。ところがね、これが必ずしも震源地のエネルギーの大きさを正しく示すとは限らなくて、それにいろんな改良が重ねられたために、いろんな計算法があるわけです。5つくらい計算法があったと思います。一番問題になってきたのが、巨大地震の時の計算法で、これまでの計算法だとマグネチュード8より大きいエネルギーの時にエネルギーの違いが10倍とかあるのに、皆8.0くらいの数値になっちゃうということね。そこでその部分を改良したのがモーメントマグネチュードな訳です。実の所、このあたりの数値の違いが問題になるのは研究者にとってであって、普通の人にとっては皆、「とっても大きい地震」ということに違いは無いんだけどね。
なんていうかな、陰謀論を個々に見るんじゃなくて陰謀論の元にある「世界観の狭さ」みたいなものを考えてみて欲しいんですね。だいまるさんがお勤めになっているかどうか知らないけど、例えば仕事場で「こういう備品が欲しいな」って思ったって、そうそう簡単じゃないよね。或る程度値が張るものだと必要な理由とかしっかり書いた稟議書を回さないと手に入らないのね。会社だけじゃなくて社会っていうも本質的にそういう「相互チェック機能」が随所にあって、なかなか思いどうりとはいかないものなんですね。
地震とか噴火みたいな自然災害の研究というのは、実の所、「起こった事を調べる」事で進んできたのね。そして巨大な地震はそうそう頻繁に起きるわけではないのね。だから地震に関しては世界中の研究者の情報共有の流れがあるわけ、チリで起きた地震の地震計の記録が日本の研究者にとっても研究したいものだし、日本でおきた地震の記録も米国の研究者が研究する訳ね。そんな中で、「面目を保つために変な計算式をつかいました」なんてできるものかどうか何ですよ。一次のデータを世界中が見ている訳だからね。
チリで大地震が起きたとき、なぜ日本で津波警報と波高予測がだせたのかを思い浮かべるといいですね。
70. LiX — March 30, 2011 @12:22:38
困ったことにCNNがおかしなことを伝えているようです。
http://www.kaj18.com/news/report-2-japanese-plants-struggling-to-cool-radioactive-material/
James Acton, a physicist who examined the Kashiwazaki-Kariwa plant after a 2007 earthquake, told CNN that releasing the valves from the two power plants might only spew a relatively small amount of radioactive material into the atmosphere. A greater concern would happen if -- after what Cochran estimated would occur if temperatures topped 540 degrees Celsius (1,000 Fahrenheit) -- the fuel rods inside the reactors melted down.
フランス−NHK経路以外に海外でも低温炉心溶融説があるのでしょうか。540度にされてしまいました。
CNNのTom WatkinsとGreg Botelhoが聞き違えたのか、James Actonが間違えたのか、Tom Cochranが間違えたのか、難しいところです。
71. エウリピデス — March 30, 2011 @11:45:23
太平洋津波警報センター
http://ptwc.weather.gov/
の発表でニュースでは、M8.9とかの数字だったように思う。そのあと、計算をやり直したら、どんどん大きくなってM9.2そして最終的にM9.3となった。
震源域が、何百キロにおよぶ、プレート型地震は、その規模がおおきいので計算が複雑になるのだと思うね。あちこちの地震計のデータを集積・計算するのだと思います。
そんなことは、原発ジャーナリストの広瀬隆氏は、常識だと思っていたがが、彼の場合、「政府の陰謀」となってしまうのか。
まあ「広瀬隆」の発する記事・発言については、信頼度が低いと思って接したほうが良い。
ようするに彼は「煽り記事」で食っているのよ。
**************************
スマトラ島沖地震 (2004年)
震源の位置(USGS)
本震
発生日2004年12月26日
発生時刻7:58:50(現地時間)
0:58:50(UTC)
震央 インドネシア スマトラ島北西沖160km
北緯3度17分53秒
東経95度46分44秒(地図)
震源の深さ30km
規模 モーメントマグニチュード(Mw)9.3
最大震度 震度IX: バンダアチェ(震度5強 - 6弱相当)
72. エウリピデス — March 30, 2011 @14:15:28
東電は、今回の大津波は【想定外】と言っている。しかし、想定外を想定内にするのが、本当のリスク対策だろう。
>岡村さんは「原発であれば、どんなリスクも考慮すべきだ。あれだけ指摘したのに、新たな調査結果は出てこなかった。『想定外』とするのは言い訳に過ぎない」と話す。
本当に残念だ。東電には怒りを覚える。
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http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110327ddm001040070000c.html
東日本大震災:福島第1原発事故 「大津波再来」の指摘軽視 東電、対策先送り
◇09年審議会で 毎日新聞 2011年3月27日 東京朝刊
東京電力福島第1原発の深刻な事故原因となった大津波を伴う巨大地震について、09年の経済産業省の審議会で、約1100年前に起きた地震の解析から再来の可能性を指摘されていたことが分かった。東電は「十分な情報がない」と対策を先送りし、今回の事故も「想定外の津波」と釈明している。専門家の指摘を軽んじたことが前例のない事故の引き金になった可能性があり、早期対応を促さなかった国の姿勢も問われそうだ。
09年6月、原発の耐震指針の改定を受け、電力会社が実施した耐震性再評価の中間報告書案を検討する審議会。869年に宮城県沖で発生したマグニチュード8以上とみられる「貞観(じょうがん)地震」を、岡村行信委員(産業技術総合研究所活断層・地震研究センター長)が「非常にでかいもの(地震)が来ているのが分かっている」と取り上げた。
(略)
東電の武藤栄副社長は25日の会見で「連動地震による津波は想定していなかった」「(貞観地震に対する見解が)定まっていなかった」と釈明。東電の対応に、岡村さんは「原発であれば、どんなリスクも考慮すべきだ。あれだけ指摘したのに、新たな調査結果は出てこなかった。『想定外』とするのは言い訳に過ぎない」と話す。【須田桃子、藤野基文】
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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110330-OYT1T00133.htm?from=navr
貞観津波想定を…産総研、09年に見直し迫る
(2011年3月30日09時33分 読売新聞)
東日本巨大地震が起きた震源域内では、約1100年前にも巨大地震が起き、宮城―福島県沿岸部を中心に「貞観(じょうがん)
津波」と呼ばれる大津波をもたらしたことが、産業技術総合研究所などの調査で判明している。
福島第一原発を襲った今回の津波について、東京電力は「想定外」(清水正孝社長)としているが、研究者は2009年、同原発の想定津波の高さについて貞観津波の高さを反映して見直すよう迫っていた。しかし、東電と原子力安全・保安院は見直しを先送りした。
869年の貞観津波が痕跡を残した堆積層が見つかったのは、宮城県石巻市から福島県浪江町にかけて。海岸線から内陸3〜4キロまで浸水していたことが分かった。貞観津波の450年前に大津波が起きたことも判明。貞観津波クラスが、450〜800年間隔で起きていた可能性がある。産総研活断層・地震研究センターの岡村行信センター長は同原発の想定津波の見直しを迫ったが、聞き入れられなかったという。
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73. msq — March 30, 2011 @19:33:44
>炉心溶融(メルトダウン)は 2800℃どころか、わずか600℃で起こる
これはみ出しですね。みだしよりは本文の該当個所の方がより正確なはずでし、これは編集者が付け足したものかもしれない。
>それはありえません。広瀬氏は yamaguchiさんの紹介したビデオ・・・内容を元に記事を書いています。
本当のソースが一般的には利用しにくい場合は利用しやすいものを紹介する場合もあるはずですよ。だから広瀬氏に直接聞くまでは、ありえませんとはいえませんね。
まあ、私の先のコメント(#56)が拙速だったことは確かですが・・・。
二次情報ですが、
Prior to Phebus-FP, it was generally believed that bulk fuel movement would not occur until the temperatures exceeded the minimum of the UO2-ZrO2 melting range, ca. 2800 K. Bulk fuel relocation occurred in FPT-0, FPT-1 and FPT-2 at substantially lower temperatures (2500-2650 K).
http://infolib.hua.edu.vn/Fulltext/ChuyenDe2009/CD114/34.pdf
600度低いもおそらくまちがいです。NHKはおそらく北大の奈良林先生に怒られて何も調べずに訂正した。そしてその奈良林先生は納得したとすればトンデモない話ですね。そんなソースをもとにして誹謗してはいけません。さてビデオに出てくる 600度とは一体何の数字なんでしょうかね。つまり広瀬さんも奈良林さんもNHKも 50歩100歩なんじゃありませんか。とすれば「ひどい間違いを見つけたよ。」なんて書かないほうが良かったはずですね。
http://takano.blog.ocn.ne.jp/nissi/2009/12/post_b674.html
技術開発者さん、PDFファイルの中に配管にセ氏700度と書かれた部分がありますよ。エウリピデスさんの推理が近いのかも知れないですね。でもレポート位は自分で探したらいかがでしょうか(上のPDFはレポートではありません)。
>>陰謀派の方々のやり玉に上がっている部分なので、真実が知りたいです。
>>皆様宜しくご指導お願い致します。
技術開発者さんのお答えで十分だと思いますが、あえて例えれば顕微鏡で見える物の長さと地球から太陽の距離は同じメートル(m)で表現できても同じ道具(ものさし)ではできないと言う事です。検索すると各種のマグニチュード(Mの後に添字が付いて区別する)が得られると思いますが全て地震の規模の大きい方で飽和し小さい方では感度が悪い特性がありますので規模の応じた使い分けが必要になります。その意味では気象庁マグニチュードは通常の有感地震に最適化しているとも言えます。
ついですが気象庁の速報で「震源の深さはごく浅く」「震源の深さ10km」などアバウト、キリの良い数字が見られるのは速報性を優先しているからで、当然の事ですが変わってきます。
それと「細かいメモ」にかきました
>#20. tune ― March 21, 2011 @14:08:59
モーメントマグニチュードは地震による断層の規模を決めなければ求まらないので速報でき ない事はより知られていない。
モーメントマグニチュードが後だしなのは当たり前の事です、
75. ジルベルト下大利 — March 30, 2011 @21:35:24
>結局のところ、気象庁は、自分たちの面目を保つ為に数値の大きく出る『モーメントマグチュード』をわざわざ採用した、、、、というような事はあり得るのでしょうか?
島村英紀氏はどんな意図でどのようなデータをごまかしているかを明言してなくて、今ひとつ私には分かりません。
ただ「なお、この貞観地震のマグニチュードは「8.3」とされている。(これは気象庁マグニチュードであろう)。」というのは誤りである可能性が高いということです。
行谷佑一らの研究によると貞観地震のマグニチュードはモーメントマグニチュードで8.3ないし8.4と報告されています。
http://unit.aist.go.jp/actfault-eq/seika/h19seika/pdf/03.satake.pdf
どこかに気象庁マグニチュード8.3だとする研究報告があるのかもしれませんが、学術論文に日本ローカルの単位を用いるというのはちょっと考えにくいと思います。
貞観地震が8.4Mwなら東日本大震災の9.0Mwは想定外とも言えなくもありません。
ただ原発の耐震基準は単純なマグニチュードでは決められていないようなので、地震の規模を変更したからといって、原発の耐震基準が妥当であったかどうかは判断できないと思います。
ところでモーメントマグニチュードの単位がMwだってことを今日はじめて知りました。高校じゃ教えてくれなかったから(笑)。
76. e10go — March 30, 2011 @22:19:16
では4点質問しますが、
1.>炉心溶融(メルトダウン)は 2800℃どころか、わずか600℃で起こる
この見出しが何故、現在まで訂正しないんでしょう。
広瀬氏本人も見ているだろうから、見出しが間違っていると気付くでしょう。
2.見出しの間違いを「ひどい間違い」と何故言えないんですか。
3.あのビデオでは冷却水温の事は出てきませんが、600度が何故、冷却水温の事と言えるんでしょうか。
4.仮に600度が冷却水温の事として、どこからその温度が出てくるんですか。冷却水温が600度という文献はどこにあるんですか。
77. com — March 30, 2011 @22:22:24
別段、東電の肩を持つつもりはありませんが…。
エウリピデスさんのコメント72 March 30, 2011 @14:15:28より。
>専門家(岡村行信委員)は、貞観(じょうがん)大津波の痕跡を証拠09年6月に、大津波の可能性を強く指摘した。にもかかわらず、東電は、その指摘を無視した。
2009年の時点で、当該発電所で、優先順位を付けて改造等をしているモノと推定されます。無論、リスク評価をして、です。
#工学的なリスク評価方法はいくつか確立されており、それに則っていることでしょう。
その中で、1000年に一度の津波への対策と、仮に建設当時の基準では問題ないけど現代では時代遅れの案件があったとして(その他いくつもの候補もあるでしょう)、果たして東電はどれを選択するのでしょうか?
#しかも、限りある資源(人、モノ、金、時間)の中で。
現状で、ことが起きてから「怒りを覚える」とされても…実際、何も起きてなければ逆のことを言い出すことはないですよね?たとえば、1000年に一度を優先して、喫緊の問題を放置した、とか。
それと、審議会の紹介をされるのであれば、報道機関の二次情報ではなく、審議会の議事録・配付資料等の、限りなく一次情報に近い資料は参照されたのでしょうか?
「怒りを覚え」られるのも結構ですが、東電が実際に「無視」した理由に合理性が無いと確認されてかれでも、決して遅くはないと思いますが、いかがでしょうか?
78. e10go — March 30, 2011 @22:35:36
http://diamond.jp/articles/-/11514?page=2
>【訂正とお詫び】「600℃で起こることが明らかになった」という記述部分に誤りがありました。NHKが当初、フランス製ドキュメント「核の警鐘〜問われる原発の安全性」の最初の放映時に「600℃で起こる」と誤訳していたものを引用したためです。訂正してお詫びいたします。
msqさんへの質問は、回答を聞く理由がなくなったので、取り消します。
お答えします。
1.この見出しが何故、現在まで訂正しないんでしょう。
「見出しを」しっかり再確認してください。
http://diamond.jp/articles/-/11514?page=2
2.見出しの間違いを「ひどい間違い」と何故言えないんですか。
ビデオをソースにする場合は別のソースで確認するのが常識です。それをしていないはe10さんも、e10さんが参照したページのブログ主さんも広瀬さんと変わりない。だからお互い様ですから「ひどい間違い」などと強いことは書かないほうが無難でしょう。
3.あのビデオでは冷却水温の事は出てきませんが、600度が何故、冷却水温の事と言えるんでしょうか。
ビデオでも蒸気の温度について言及はあります。温度差は300〜150ですから、600度は燃料棒に直接関連した温度ではないでしょう。あのビデオが扱った実験では セ氏700度という配管の温度についてのデータも出ていますね。
4.仮に600度が冷却水温の事として、どこからその温度が出てくるんですか。冷却水温が600度という文献はどこにあるんですか。
600度は燃料棒に直接関連した温度ではないとだけはいえるでしょう。しかし、600度の根拠など私は知りません。ご自分で探せばよろしいのではありませんか。
80. e10go — March 31, 2011 @00:06:43
訂正内容を見れば解かるようにもう答えが出ているので、これ以上議論しても意味がありません。
81. だいまる — March 31, 2011 @03:30:43
いつも解り易いお話ありがとう御座います。
『普通に』考えて、『陰謀』などあり得ないのですが、次から次から(そういった話題が)出て来るのが現状で。
その文、興味関心が高いって事なんでしょうけど。
>tune様
『あえて例えて』頂いて、より一層理解を深めました。
体重計で小麦粉の量を量るようなものですね(笑)
とにかく、『人の失敗を指摘したい病』の患者さんが、日本や世界には多数おられる、、、ということになりますね。
>ジルベルト下大利 様
ご説明ありがとうございます。
島村英紀氏は、どうやら逮捕歴のある方のようで、「いかがなものだろう??」と思っていたとこでした。
真実は判りませんが、ご指摘の件は大変頷けました。
82. だいまる — March 31, 2011 @03:42:11
(誤)その文、興味関心が高いって事なんでしょうけど。
(正)その分、興味関心が高いって事なんでしょうけど。
(誤)とにかく、『人の失敗を指摘したい病』の患者さんが、日本や世界には多数おられる、、、ということになりますね。
(正)とにかく、『人の失敗を(でっちあげてでも)指摘したい病』の患者さんが、日本や世界には多数おられる、、、ということになりますね。
失礼しました(汗)
83. イチ — March 31, 2011 @04:16:39
イチと申します。
稲恭弘博士の講演内容が話題になっていますが
私はこちらについて懐疑的なのですが
皆様はいかがでしょうか。
http://blogs.yahoo.co.jp/mozugoe/2968845.html
低線量の放射線は体によいという「ホルミシス」関連ですが、ホルミシス効果は立証されていません。まあ、そういうものに期待しないのが吉です。
85. テツ — March 31, 2011 @05:58:27
見ようによっては、当たっちゃったから細かいことはOK、という「よく当たる占い師」みたいなところがあります。
ただそこから提案されるアクションが、反原発という所からスタートして出されるので偏りが生じるし、技術的バックグラウンドが弱い分正確な読みがなされにくい。
しかし技術者ではない大多数の人にとっては正しいかどうかわからない技術情報とそこから出てきた政府や東電の曖昧で煮え切らない情報より「よく当たる占い師」の方が好ましく写るとも言えます。
86. 技術開発者 — March 31, 2011 @08:17:24
岡村さんの無念さってのはわからないでも無いけど、2009年に指摘した時に東電がもし仮に「そうか対策しよう」としていても、改修工事は多分間に合っていないと思います。原子炉とかその敷地内の工事というのは手間が掛かりましてね。たぶん工事許可がおりて、工事に取りかかれたのは早くても今年の夏くらいじゃないかな。でも夏はフル稼働の時だから、秋から始めたかもしれませんね。
なんていうかな、かなり現場に近い技術開発でも、新しい知見が得られて、それが実際に現場で利用される様になるには5年や10年はかかるものなんですね。
87. 技術開発者 — March 31, 2011 @08:39:27
上で呼びかけながらコメントを書くのを忘れちゃった。
>とにかく、『人の失敗を(でっちあげてでも)指摘したい病』の患者さんが、日本や世界には多数おられる、、、ということになりますね。
良く「貴族の他罰性」なんて言うけどね。子供の時から使用人にかしずかれて我が儘に育った貴族は、自省する力が弱くて、気に入らない事があると人を罰することで満足するようになるなんてね。
大災害なんてのが起きると、普通の人でも「なんで自分がこんな目にあわなきゃいけないんだ」と思うものではあるんですね。でも多くの人は、やがて平静を取り戻したときに「自然災害は誰が悪いとも言えないんだ、人を責めても立ち直りが早くなる訳じゃない。がんばって立ち直ろう」と思うようになる。我が儘に育った貴族は使用人を罰しながら、「誰が悪い」と言いづけて立て直そうとはしないものです。
88. Darkness — March 31, 2011 @10:37:14
最近、「過去の核実験時代よりマシだから大丈夫」に対して
「実はその時期の死産率は上昇していた!」という返しを見ました。
みなさんはご存知かもしれませんけど、これ過去に田中優氏が流したデマなんですよね。
実際は昭和23年の優生保護法施行で中絶の統計方法が変わって人工死産率が上昇しただけなんですが。
今回も田中氏は色々発言してますけれど信頼しない方が良さそうです。
>僕は広瀬さんの話はすべてそのカテゴリーにいれておいたほうが安全だと思います
真実も含まれているかもしれない情報に対し、
広瀬さんの話は「すべて」読むと良くない情報、と言ってしまうと疑問を感じる人もいるでしょう
つまり一部の誤りで全体を誤りと断じる拡大解釈への疑問です
もちろん、「読むと良くない」という前提を提示しているのはわかりますが
90. 技術開発者 — March 31, 2011 @13:32:57
>つまり一部の誤りで全体を誤りと断じる拡大解釈への疑問です
>もちろん、「読むと良くない」という前提を提示しているのはわかります
或る意味普通の商取引と同じ「品質管理」の問題かも知れません。例えば佐藤さんが、八百屋で大根と白菜を買われて、大根にスが入っていたとしますね。でもって、次ぎにも同じ八百屋で大根と白菜を買ったら、今度は白菜の芯が腐っていたとします。佐藤さんは、「酷い八百屋だ、今度から別な八百屋にしよう」と思われるかも知れませんし、お友達にも「あの八百屋は良くないぞ、買わない方が良いぞ」と言われるかも知れません。でも、一回目の買い物の白菜はまともでしたし、2回目の買い物の大根はまともである訳です。さて、佐藤さんが「酷い八百屋」と思われたのは不当なのでしょうか?
まあ、八百屋と物書きを一緒にするな、と言われるかも知れませんが、やはり、自分が提供するものの品質というのは「良い物も扱って居るんだから不良品は気にしないでくれ」ではなくて「自分の提供するものに不良品は入れたくない」でないと提供者として嫌われるのでは無いでしょうかね。
91. エディ — March 31, 2011 @17:50:31
はてなブックマーク > 武田邦彦氏の功罪 - NATROMの日記
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/NATROM/20110318%23p1
のコメントよりいくつか引用します。
>実際に玉石混合、虚実入り混じり、なのは武田氏に限らない。でも、相対的に石が多いのであれば、ハナから見ないほうがマシかも。
>私はキノコの同定ができないから、そこらに生えてるキノコが実際は食用であっても、採って食わない。だから、実際はホントのことであっても、武田邦彦が言ってる限り信用しないの。
>のびーにしても武田邦彦にしても石ばっかのところから玉をさがすめんどくさいお仕事が待ってるので最初から他へ行ったほうがいい
(注:のびーは池田信夫のこと)
>より分けが必要なめんどくさい情報源は、原則的には手間をかけずに却下。もっとコストパフォーマンスの良いソースはいくらでもある。
>えてして玉石混淆の情報から玉と石を選り分けられる人にとっては必要性はそれほど高くない。本当に必要性の高い人には選り分ける能力がない。困ったものである。
上の「武田(邦彦)」を「広瀬隆」に置き換えても全く問題ないと思います。武田邦彦・広瀬隆を知らない人は全て信用しちゃいますが
92. shabby — March 31, 2011 @20:44:50
そこで、阪大が頂いた電事連や関電などからの寄付金の総額。寄付金の配布先。配布先の責任教授及び主要研究者、そのレポートを提示していただけませんでしょうか。私は「原発安全神話」を、科学的な言説で主張してきた、国立大学や私学などの研究者の言説を把握したいな、と考えております。菊池さん、取り敢えず阪大のリストをアップください。よろしくお願い致します。
それで、僕にそんな大変な作業を頼まれても困ります。
僕は他の研究者がどこからどのような資金をもらっているかなんか、把握していません。
情報公開の窓口がありますので、そちらで頼んでいただけませんか。
僕がやるにしたって、どのみち同じです
>広瀬隆氏が、とんでもかどうか
と、
>阪大が頂いた電事連や関電などからの寄付金の総額。寄付金の配布先。配布先の責任教授及び主要研究者、そのレポート
が、どう関係するの???
95. shabby — March 31, 2011 @21:48:10
関係ありません。でも、原発安全論も、いかがなものかなと。
だから、阪大に所属している菊池さんなら、
以下のことは、把握していただけるかな、と。
阪大が頂いた電事連や関電などからの寄付金の総額。寄付金の配布先。配布先の責任教授及び主要研究者、そのレポートを提示していただけませんでしょうか。私は「原発安全神話」を、科学的な言説で主張してきた、国立大学や私学などの研究者の言説を把握したいな、と考えております。菊池さん、取り敢えず阪大のリストをアップください。よろしくお願い致します。
で、原発安全論を、議論できたらと存じます。別のテーマでもいいですよ
「阪大の原発安全論及び電事連、関電との協調関係」というテーマで。
でも、阪大内部におられる菊池さんから、情報公開していただけると、期待しております。特に、金の流れについて。
菊池さん、トピックスを立ててください。
僕は阪大の誰が「原発安全論」に立つ原発研究者か知りません
97. shabby — March 31, 2011 @22:21:22
菊池さんは、阪大の決算書を見れる立場じゃないですか。阪大事務局に行って、電事連や関電から、どこの研究所に金が流れてるか、すぐに分かると思います。ちょっと時間をさいて、アップ願えませんでしょうか。
忙しいのなら、仕方ないですね。じゃあ、僕が阪大の寄付金を精査します。
オープンデータは細かいことは、不明。発注書、経費明細書、領収書などなど。Gは保存してますよね。で、公的資金だから、宛先を書いてます。
先生が、時間がないみたいだから、私が調べます。ネットや公開データは丸めた数字です。ご協力願いたい。菊池から頼まれてと、いう、文言があれば、調査はスムーズに進みます。本気です。
また、何かお願いすとるときは、よろしくお願いいたします。
ご自身の責任でお願いしますね
情報公開の窓口は万人に開かれていますから
仮に要求した通りのものがどこかから出てきても、とうていこの人には扱いきれないでしょうね。
101. zukunashi — March 31, 2011 @23:05:18
なぜ嘘まで付いて調べなければいけないのでしょうか?
義憤ですか?正義感ですか?
どのみち見ず知らずの人にモノを頼むときのあなたの手続きは、常軌を逸していますね。
102. 文太 — March 31, 2011 @23:20:11
>菊池から頼まれてと、いう、文言があれば、調査はスムーズに進みます。本気です。
嘘はいけません。きくちさんは、
>それで、僕にそんな大変な作業を頼まれても困ります。
僕は他の研究者がどこからどのような資金をもらっているかなんか、把握していません。
情報公開の窓口がありますので、そちらで頼んでいただけませんか。
と、頼まれても困るから、shabbyさんご自身で情報公開の窓口に依頼して欲しい仰っています。きくちさんからshabbyさんに調査・問い合わせを依頼していません。問い合わせ窓口を教えてくれているだけです。
103. disraff — March 31, 2011 @23:21:51
いや、このお調子者は、きくちさんがそういう所からお金をもらってこのエントリとかを書いていると思い込んで、いっちょまえに脅してるつもりなんでしょう。「調べるぞ」と言えばきくちさんが慌てるだろうとか思っているわけです。意味不明に尊大なのもそのためですね。
とんだお笑いぐさですが。
自分で、調べます。すんません。僕は独立行政法人たる阪大が、どのような寄付を、どのような部門に流れてたかを、知りたかった。
まあ、いいです。地道に調べます。
105. shabby — April 1, 2011 @00:06:29
106. shabby — April 1, 2011 @00:16:16
菊池さんが、もらってるかどうかは、関係ないです。
独立行政法人たる阪大が、電事連や関電からどのような寄付を、どのような部門に流れてたかが、問題です。で、内部の人が明らかにして欲しい。
貴兄にとっては、どうですか。
107. disraff — April 1, 2011 @00:28:26
特に明らかにしなければならないような「問題」はさしあたりないと思いますが。
電事連とか関電が馬鹿じゃないなら、見返り期待して金を出すとすれば相手は権力者でしょうね。
そもそも誰がどんな学説を発表していたかすら知らないでいきなり阪大の金の流れを調べようと考えるのが意味不明ですが。ひとくちに阪大と言ってもかなり大きく多岐にわたる組織ですから、目星があるでもなく調べても得るところはほとんどないだろうと思いますが、まぁがんばってください。
108. クロ — March 31, 2011 @23:42:55
http://diamond.jp/articles/-/11689
検出量はバックグラウンドと大差なく、いわゆる「ただちに健康に影響はない」レベルなのですが、上杉氏は「危険を矮小化するため東電や政府は御用学者を使い安全デマを流している」と主張しています。
最初はゼロリスクじゃないといやなのか、それともデータが理解できないのかとも思ったのですが、最近の言動をみると「政府は大事なことを隠蔽している」としたいがため、わざとやっているように思えてきました。まるで911の陰謀論者の様です。
きくちさんの受け売りですが、上杉氏は記者クラブ問題とゴルフに専念すればいいのにと思います。
がんばります。
110. shabby — April 1, 2011 @01:02:38
がんばります。
111. shabby — April 1, 2011 @01:53:22
3号機炎上中でも、IAEAで原子力の推進しよう
●村上秀明(ミヤネ屋 大阪大学教授) 210ベクレルでも1700リットル×2×10飲める
112. shabby — April 1, 2011 @01:54:03
こんな、リストをの開示を、阪大に、明日、尋ねようと、思います。
どのようなご対応を、いただけたかをここに、ご報告いたします。
報告が、不必要ならその旨ご連絡ください。
113. shabby — April 1, 2011 @01:59:32
阪大の中村絵香先生
などなど。一括では出ません。菊池さん、ググレカスでもいいですが、
大阪大学寄付金講座のアドレスを、貼りつけてくれませんでしょうか。
あまり聞き分けが無い事と、荒らしがひどくなったと看做されて書き込み制限を受けますよ<shabbyさん
書き込み禁止などになって、あの管理者は都合悪い事書かれたから追い出したのだと吹聴したり、などの笑わせる展開にならない事を希望します。
115. TAKESAN — April 1, 2011 @02:16:56
無い事と
↓
無いと
116. shabby — April 1, 2011 @02:18:00
TAKESAN 事実を貼ってるだけです。
大阪大学
持続可能な社会の確立のため、原子力エネルギーの有効利用が求められています。大阪大学では、次世代原子力技術開発を担う研究拠点を形成するため、「原子力ルネッサンス・イニシアティブ」を設立しました。
広瀬隆氏の批判は、どんどんやってください。
「原子力と学者の癒着」というスレッドが出来れば、移動しますよ。
原子力神話こそが、「危険を証明しなさい」という立証を、求めてきたのではないでしょうか。同じ大学の学問の場に居ながら、それぞれの学問的立場を尊重するということで、原子力を見過ごしてき学者のあり方は、いかがと。
いま、えげつないことに、この社会はなっています。ここから、知の見せどころでは。
隠蔽に、「忙しいから」と、組するのも一つ。他者の学問と関係ないと宣言するのも一つ。誰も何が善で悪かも判定はできない。原子力の豊かさを享受してきたから。
まあ、いいです。荒らしだと言うことで、
書き込み制限を受けますよ<shabby
うけても、いいです。
キクログさんの、疑似科学批判の労力に感謝し、その正当性については、ほぼうなずけます。
でも、今回は違う。菊池さんの「信頼しがたい話が多いため「読まなくていい情報源」「読むと却ってよくない情報源」などです。僕は広瀬さんの話はすべてそのカテゴリーにいれておいたほうが安全だと思います」
は、ちょっと違うかなと、感じます。
「書き込み禁止などになって、あの管理者は都合悪い事書かれたから追い出したのだと吹聴したり、などの笑わせる展開にならない事を希望します。 」←こんなことはいたしません。これからも、キクログは、私の大事なネット上の情報です。
ついでに菊池さんの一般向けの本は、すべて読んでおります。
菊池さんの、知に対する誠実さを期待しております。
知は、社会的存在でもあるのです。
それから、原子力政策が「絶対安全神話」の歴史だったことも事実ですね。政府の原子力白書に「リスクはゼロではない」と書かれるようになったのは、比較的最近のことです。
政府が市民に嘘をついてきた歴史があるからといって、広瀬隆がデマゴーグでないということにはなりません。
誰もが嘘をついてきた不幸な歴史なわけです
118. だいまる — April 1, 2011 @02:41:20
面白いお話ありがとう御座います!
しかし、一つ解らない点があります。
そのお話でいくと、広瀬氏=貴族となってしまいますが。。。笑
>そのお話でいくと、広瀬氏=貴族となってしまいますが。。。笑
いえいえ、貴族御用達の茶坊主ですよ。貴族が「誰かを罰して、憂さを晴らしたい」時に「あいつが悪いんでございますよ」と吹き込むやつね(笑)。
だだね、まじめな話をすると「何で自分がこんな目に」と思うことが人生には沢山あるんだけど、そのとき「それは実はあいつがね」みたいな囁きには気をつけて欲しいのね。第二次世界大戦の前の世界不況でドイツ国民はとても苦しんだのね。そのとき「ゲルマン民族というのは本質的にとても優秀な民族なんですよ、それがこんなに苦しいのはスラブ系民族がいろいろと悪辣な罠を・・・」なんて言う事で人気を集めて独裁者になったやつもいるのね。ヒトラーなんて名前のやつだけどね。
120. ジルベルト下大利 — April 1, 2011 @17:34:32
田中優氏といえば
「犬吠崎の沖合いに風力発電を作れば東電の電力は賄えます。」
「でも東電はそれを内緒にして欲しいとお願いした」
という発言がネットに広まっています。
その元となった論文とうわさされているのが石原教授の論文なんですが、石原教授にメールで問い合わせたら、あれは独自研究だという回答でした。
公開されているネットでの情報だけで判断すると05年に「茨城県から千葉県にかけての海洋上で風力発電を行えば理論上は05年の東電の発電量をほぼ賄えるだけの資源量があるという研究を発表」→同年「東電がフロート式洋上風力発電の共同研究を開始」→「現在まで進行中」という流れで、個人的には「全然隠してないじゃん!」って感じです。
ネットにアップされているのを発見したならそのアドレスでも教えてくれればいいのに田中優氏は公表してくれません。...いじわる。
121. ジルベルト下大利 — April 1, 2011 @17:58:50
>こんな、リストをの開示を、阪大に、明日、尋ねようと、思います。
それなら反原発活動家の講演料のリストも欲しいところです。
「反原発活動家は講演料や周囲からチヤホヤされる快感を得たいから、反原発団体と癒着している」という批判もあります。
122. エウリピデス — April 1, 2011 @20:08:40
ときくちまこと先生も、ちゃんと言っていただいて、こころ強い思いです。
広瀬隆は、3月15日夕刊「南日本新聞」のコメントにつぎのようなことを述べています。
------------------------------
ご報告です・・・広瀬隆
取り急ぎ申し上げますが、テレビを絶対に信用しないでください。おそろしい汚染が広がっています。
既に昨夜、原発から50キロメートル離れたところで、1000マイクロシーベルト/時のカウンターが振り切れています。おそらく放射性ヨウ素は、最初の炉心熔融の段階で、大量に炉内に出たはずです。現在それを大気中に放出しています。
下記にある、ダイヤモンド社のオンラインに書いた記事を見てください。ほとんど何も書けませんでしたが、取り急ぎ、お知らせします。それから、今週発売の週刊朝日3月25日号にも書きました。みなさんに、広めてください。
原子炉は、電源確保ができていないようなので、今後どうなるか、まったく分りま
せん。
それと、昨夜、こちらでは、静岡県で、私が予測していたかなり大きな地震が起こりました。太平洋プレートが地球規模で動いているので、次は、それに押されて、相模湾か駿河湾のどちらかが、必ず大変動を起こします。浜岡原発が、本当に危機です。
要用のみにて失礼いたします。
広瀬隆
--------------------------------
さあ、皆さんならどこが問題かわかりますよね。
1000マイクロシーベルト/時のことは、カメラマンの豊田直巳氏が、持っていった3台のガイガーカウンターのうち、もっとも大きな値がはかれる
10msv/hのものが、針が振り切れているそうです。
123. shabby — April 2, 2011 @00:21:05
そのとおりだと、思います。
ときくちまこと先生も、ちゃんと言っていただいて、こころ強い思いです
>>そうですね。
125. shabby — April 2, 2011 @00:27:48
そう思います。
戦争も、誰もが嘘をついてきた不幸な歴史なわけです。
そうです。
126. shabby — April 2, 2011 @00:32:10
誰も反対できないことは、正義だし、立証責任は、論を、立てた論客にあります。ここは、そのような掲示板だと、思ってたんですが。
127. たかし
— April 2, 2011 @01:01:47
人違いでは?
広瀬隆は、ちょっと擁護しがたいですね
では、あなたはどこかで「原発反対」発言をしておられますかな(笑)?
130. shabby — April 2, 2011 @01:06:15
ということが、共通の了解事項であれば、自己の存立基盤で、神話崩しの意見を具申してみたらいかがでしょう。
そのような、社会にとっての危機状況だと推察するのですが。
疑似科学批判も、大切ですが、原子力安全神話という、国家の総力を上げた疑似科学を、批判することが、現在では重要ではないでしょうか。
それもあなたが禄を食む阪大が、国家に協力してるのだから。
いいんですよ、知と社会は別。真理は社会とは別と、菊池さんの中で整合性が付いているのなら。そのような知のあり方は、人の社会に役立つと、思います。それはそれで、善きことです。ただ、私は、知は社会的存在であると、考えてます。
疑似科学批判の立場性は、後者だと思っていたのですが。いかがでしょう。
131. Katase — April 2, 2011 @01:23:52
自分と違う意見を持つ人は、悪い人であるという幼稚な短絡が見受けられます。
shabbyさんは、他人が自分の意見に合わせて行動してくれないと言ってダダを捏ねている幼児みたいですね。
たかしさんは、これまでのきくちさんの意見をちゃんと調べずに、断片的に揶揄して流された情報を鵜呑みにしてレッテル貼りしていませんか?
広瀬氏は、客観的にその言動には誤りが多いし、そのまま言うことを信じるのは危ういと思います。これは、広瀬氏が悪人だというのではなく、その言動にとても注意が必要だということです。人気を妬むとかといった低次元のものではありません。
それから、反原発の立場に立たれる人は、もっと品格があって思慮深い方々もいらっしゃると思うのですが、この様な書き込みが多いと印象を悪くするだけで、他のまともに議論をしようとしている反原発の立場の人達の足を引っ張って迷惑なのではないかと思います。
132. エウリピデス — April 2, 2011 @01:47:33
たかしさん、茂木健一郎が入っていないよ。あと女では、学者ではないが森山良子、勝間和代、荻野アンナも入れないと
たかしさんのブログ「たかしズム」はよく存じておりますが「こりゃ駄目だ」という感じです。正直言って幻滅しました。まさかこんなことを書くとは。
人の動機を勝手に邪推して、原発推進とレッテルを貼り、しかも「原発擁護でない」なら「反原発活動をしていなくてはならない」などという突拍子もない二元論を振りかざします。
私も広瀬氏の危うさは脱原発の妨げになりかねないと危惧しております。
同時にこれを左翼と思わないでください。もっと科学的に理論を構築する左派はたくさんいます。
不思議な考えかたをされるかたのようです。
僕は「自称なんちゃって左翼」なので、特に左翼が嫌いなわけではありません。ただ、反原発や脱原発運動のかたの中には広瀬隆氏のでたらめぶりを理解されないかたがたも多く見受けられて、そこは大変残念です。平和運動に911陰謀論がはいりこむようなものだと思いますが
136. アリストパネス — April 2, 2011 @02:15:51
>エウリピデスさんへ
>さあ、皆さんならどこが問題かわかりますよね。
>1000マイクロシーベルト/時のことは、カメラマンの豊田直巳氏が、持っていった3台のガイガーカウンターのうち、もっとも大きな値がはかれる
>10msv/hのものが、針が振り切れているそうです。
これは一体どのような根拠に基づいて非難しているのでしょうか。
広瀬氏が3月15日夕刊「南日本新聞」において、「1000マイクロシーベルト/時のカウンターが振り切れています。」と述べているのは以下の記事にある、広河隆一氏と同行したカメラマン豊田直巳氏のことでしょう。なぜなら、ビデオニュース・ドットコムで配信されている広瀬氏のインタビュー動画内で広瀬氏自身が双葉厚生病院に行っている広河隆一氏から電話があって、彼らの持っているカウンターの針が振り切れた、という事を言っているからです。そして、以下の記事内容からすると広瀬氏や彼と同行していた豊田直巳氏が、広瀬氏に対して、そのように伝えたであろうことは、豊田直巳氏の記事からも事実のように思えます。
つまり、広瀬氏が「1000マイクロシーベルト/時のカウンターが振り切れています。」と述べていることと、豊田直巳氏の現地ルポ記事内容とは一致しているという事です。また、広河隆一氏の毎日新聞の記事とも一致しています。(下のURL参照の事)
豊田直巳氏が持っていたカウンターの限界計測値が、10msv/hというのは一体どこのデマでしょうか。豊田直巳氏御本人が現地ルポ記事の内容で書かれている、カウンターの上限値は一体どのようなものでしょうか?
ここで安易に他人をデマゴーグ扱いしている人達の中に、本物のデマゴーグが混ざっている、ということにお気づきになられましたでしょうか?
京都新聞
現地ルポ・振り切れた測定器の針
ジャーナリスト豊田直巳氏
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20110322000024
引用
「車を町の中心部に向けて進めた。人けのない家が並ぶが、地震の被害はそれほど見られなかった。そこで、もう一台の100マイクロシーベルトまで表示する測定器を取り出すと、これも針が振り切れた。」
「原発から約3キロの同病院前でも測定器の針は100マイクロシーベルトで振り切り、上限に張り付いたまま。そこで1000マイクロシーベルト(1ミリシーベルト)まで測定できるガイガーカウンターを取り出したが、これもガリガリガリと検知音を発し、瞬時に針が振り切れた。「信じられない。怖い」。私は思わず声に出していた。」
毎日新聞
特集ワイド:危険を承知で、フォトジャーナリストは原発の町へ
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110328dde012040011000c.html
引用:広河隆一氏の弁
「100マイクロシーベルトまで測れるタイプですが大きく振れました。同行者が持参した装置は1000マイクロシーベルトまで測定できるのですが、その数値を超えました。1000マイクロシーベルト、つまり1ミリシーベルトといえば、私たち一般人が1年間に浴びる量ですよ。驚きました」
引用終り
137. プリモス — April 2, 2011 @03:49:55
マイガイガーカウンターを片手に颯爽と乗り込んで、
「1mSv/h超えてる。怖い」
だけで終わってるんだとしたらまさに立派なデマゴーグかと思いますが、
その後の情報をまとめるとおそらく線源はあれこれで、かつ測り直しに
行ってみたら同じままだった、上がってた、下がってた、とかいうことを
まとめて「やはり危険な状況だ」「そうでもないかも」などの報告が
後々あがってたりするとすごく知りたい情報かも。
138. だいまる — April 2, 2011 @04:31:13
なるほど(笑)そっちなら納得です>茶坊主
ヒトラーさんですか!
『ヒトラー』の映画観た時から、実はこの人結構良い人なんじゃないのか?という認識でした。
『良い人』というとちょっと語弊がありますが、皆が言う程『極悪非道なヤツ』ではないのかな、と。
つまり、25年間彼を支え続けた人々がいるということですよね。
日本人って、そんなに『馬鹿』なんですか?
140. だいまる — April 2, 2011 @06:44:33
(誤)日本人って、そんなに『馬鹿』なんですか?
(正)日本には、そんな『馬鹿な人』が大勢いるってことですか?
141. Katase — April 2, 2011 @07:16:39
私は、あなたの発言にもちょっと問題を感じます。
簡単に他人を『馬鹿』呼ばわりとか、ちょっと軽々しすぎると思います。
度重なる連投も、ちょっとはしゃいでいる様にもとれてしまいます。
>『ヒトラー』の映画観た時から、実はこの人結構良い人なんじゃないのか?という認識でした。
これも、1つの映画を見ただけヒトラーの人柄を判断できないのではないでしょうか。「この人結構良い人」と少ない情報ソースからだけで簡単に判断するのは、彼によって迫害を受けて悲惨な状況で亡くなったりした多くの人達に対してどうかと思います。もっと歴史についても勉強した方が良いのではないですか?
ヒトラーのユダヤ人迫害は壮絶なものでした。ヒトラーが人種差別で罪のないユダヤ人達を投獄して虐待したのはご存知ないのですか?彼の率いるナチ党が行ったユダヤ人迫害の中で夢を絶ちきられて亡くなった少女が記した有名な「アンネの日記」なども読んだ事がないのではないでしょうか?彼女は最後はユダヤ人の強制収容所で、発疹チフスにより苦しんで亡くなりました。
特にアウシュヴィッツなどのユダヤ人の強制収容所では、かなり非人道的な事が行われていたことが分かっています。
私は、ヒトラーは「この人結構良い人」だなんてとうてい思えません。未だに彼を英雄視する一部の人達もいるようですが、私はどうかと思います。
だいまるさんは、色々な面でもっとよく考えてから書き込まれた方が良いのではないでしょうか。
142. 庸 — April 2, 2011 @07:55:58
だいまるさんの「実は結構良い人」発言は、
決して、アウシュビッツや何やを全く知らないから無神経な発言ができるということではなく
逆に、ヒトラーに対するそれまでのイメージが
「虐殺に愉悦を感じるような、優しさなど微塵も持たないような悪鬼のごとき人物」だったために、
映画を通じて彼もやはり人としての弱さや悩みも持ち合わせたいたことを知った反動なのだろうな、とは思います。
それは同時に、そんな映画一本でひっくりかえるような知見のまま
これまでずっと生きてきたんかい!と 突っ込みを入れたくなる部分でもありますし、
新たな知見を得た時の極端な振れ幅は非常に危うく、
結局はこれまでどおりの単純な勧善懲悪を根っこにもちながら
はしゃいで見えるというのも同感です。
本人の善意と熱意は認めるのですが
はてさて難しいところですね。
143. kurita
— April 2, 2011 @08:15:53
、
間違いをした時にそれを認めない人(結果的に最初の間違いを正当化するために都合のいい解釈で話を続けるので誤った情報が拡大する)
知らないことを知らないと言えない人(弱み?を見せることで自分への信頼感が下がると感じているらしい)
現場でものに触れていない人(設計やメンテナンスをしたことがない人)で上記にあてはまる人は基本的に信じないことにしています。
145. たかし
— April 2, 2011 @10:14:32
きくちさん、
だから私は、あなたがどこかで「原発反対」発言をしておられるか?と聞いている。いいからそれに答えなさい。発言しているのならそのソースを示すのですよ勿論。
147. hietaro
— April 2, 2011 @10:22:20
にもかかわらず相手をして当然というのは「自分は理屈なしで絶対正義」の子供の感覚。
大人なら自分が回答を得るためにはどうすればいいか考えてそう行動する。
148. kurita
— April 2, 2011 @10:36:39
[子供の感覚で返してみました]
よーく見てね。広瀬隆氏は、50キロメートルはなれたところから、(おそらく郡山)1000μSV/h(すまん夕べ10mSv/hとかいてしまった)=1msv/hといっているのです。
13日以前広瀬氏は、豊田氏から携帯で、振り切れたの話を聞かされたのです。
双葉町にはいるまえの話ですよ。あるていど放射線を知っているひとなら、おかしいと思う数字です。
京都新聞などの記事はその後の記事です。
また、チェルノブイリでもこのようなことはなかったといっていますが、それもおかしい。
豊田氏たちが持っていったガイガーカウンターは、写真でみるかぎりロシア製あたりのもの。本来、趣味で鉱物の放射線をはかったりするものです。
6〜7万円のもののようです。高くて10万円。
振り切れたといっていますが、このあたりのガイガーカウンターは、数マイクロシーベルトなどひくい値を測定するもので、線量1000マイクロシーベルトを正しく計れる機種ではないでしょう。
「出ました」で終わっちゃっていて、詳細もわからないので、このままでは科学的にはちょっと評価しようがないとは思います。しかし、広く信じられていますし、意味があるのかないのかも含めてきちんとした検討があればいいのですが
151. Niimi — April 2, 2011 @11:09:45
そこで「ある科学者が調べた」コロンビア川のデータとして図が掲載されているんですが……
「米国・コロンビア川での放射能濃縮データ
原子力の施設(ハンフォード)
川の水を1とすると
↓
その水中のプランクトンでは2000倍
↓
そのプランクトンを食べルサカなでは1万5000倍
↓
その魚を食べるアヒルでは4万倍
↓
さらに、この川の虫を与えられる子ツバメでは50万倍
↓
水鳥の卵の黄身では100万倍
では、それらを飲み食いする人間の子どもでは何万倍?」
ってなってます……
私は「この図で生物濃縮を説明できる人」を信用できません。
まぁ「がんになりたい人間はなればよい」って言い切っちゃう人ですからね、広瀬氏は。
152. Niimi — April 2, 2011 @11:22:13
s/そのプランクトンを食べルサカなでは/そのプランクトンを食べる魚では/
153. Katase — April 2, 2011 @11:24:54
週刊朝日(4/8号)のその記事というのは、これですね。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20110331-02/3.htm
この記事では、「米国のコロンビア川で、ある科学者が調べたデータです」としか書かれておらず、"ある科学者"の名前も記されていないので、文献の検索もできません。
その生物濃縮のデータを出した方法や、調べた対象の放射性物質が何であるかも不明なので不親切です。この様に情報を出されてもそれが正しそうかどうかを検証することが出来ませんね。
科学的なデータを提示するなら、それが第三者から検証可能なように、広瀬さんにはきちんと情報の出所を提示して欲しいと思います。
もしそのデータの数字が正しいとしても、アヒルから子ツバメに矢印が結べるはずがないですもん。(子ツバメがアヒルをむさぼり食うとでも言いたいのか知れませんけどね)
155. nishi — April 2, 2011 @14:21:24
>>すまん夕べ10mSv/hとかいてしまった
指摘された部分で嘘ついて、すまんの一言で済むわけがない
他人を堂々とデマゴーグ扱いしておいてあまりに酷い
広瀬の情報もあいまいだが、エウリピデスがデマゴーグなのも明らかだ
まともに読んで理解もせず、単位を間違って、他者をデマゴーグ扱いしたことの謝罪もせず、何をほざいてるんだ
後で何をいっても、おまえが嘘をついて、他人を貶めた事実は全く変わらないんだ
156. nishi — April 2, 2011 @15:35:57
>>エウリピデス
>>13日以前広瀬氏は、豊田氏から携帯で、振り切れたの話を聞かされたのです。
>>双葉町にはいるまえの話ですよ。あるていど放射線を知っているひとなら、おかしいと思う数字です。
>>京都新聞などの記事はその後の記事です。
おい、おまえこれも嘘じゃねぇか
舐めてんのか
双葉厚生病院に広河隆一と豊田直巳が到着したのは、彼らの記事では13日だ
広瀬の動画では本人が、「友人の広河隆一さんが行って、で、夜に電話してきてね」って言ってるじゃねぇか
広河隆一と豊田直巳が双葉厚生病院に行った13日の夜であっても何の矛盾もないぞ
それで15日夕刊「南日本新聞」に広瀬がそれを書いても矛盾がない
何が「13日以前広瀬氏は、豊田氏から携帯で、振り切れたの話を聞かされたのです。」だよ
これおまえが作った話だろ?
13日に福島入りした広河らから、なんで13日以前に電話があるんだよ
>>双葉町にはいるまえの話ですよ。あるていど放射線を知っているひとなら、おかしいと思う数字です。
>>京都新聞などの記事はその後の記事です。
ほんとにおまえの嘘は最悪だよ
京都新聞に載った日よりも、取材日がそれよりも前なんて子供でもわかるぞ
記事の内容にも13日に入ったってはっきり書いてるじゃねぇか
何が放射線をある程度知ってるだ。おまえは人間として知ってないと駄目なことが決定的に抜けてるぞ
広瀬がデマゴーグだったとしても、おまえが嘘つきデマゴーグなのも変りなく両立するんだよ
嘘を誤魔化すために、さらなる嘘を積み重ねる
デマゴーグの誉れは、おまえだよ、エウリピデス
ここではだいたい「罵倒語を使うほど信頼されなくなる」というルールになっています
よろしくお願いします
158. だいまる — April 2, 2011 @16:29:25
「あ、そういう見方、考え方もあるんだ」と思った事に対して、そこまで目くじら立てられるとは思いませんでした。
確かに場に相応しい内容ではありませんでしたが、話の流れもありましたし。
強いていうなら、「ヒトラーと直接話したんですか?」
歴史として伝えられて来た事を、鵜呑みにしているだけではないでしょうか?
今福島で起きてる事を、例えば広瀬氏が言う事をそのまま鵜呑みにしてる人達となんら変わりが無いのではないでしょうか?
終了です。
みなさんもよろしく
160. phase_tr — April 2, 2011 @18:09:20
ヒトラー云々はさておき,138,139,149 のような種類の内容の連投は「何も考えず,推敲も全くせずに適当に文章を書いている限りなく駄目な人」という印象しか与えません.
>強いていうなら、「ヒトラーと直接話したんですか?」
>歴史として伝えられて来た事を、鵜呑みにしているだけではないでしょうか?
>今福島で起きてる事を、例えば広瀬氏が言う事をそのまま鵜呑みにしてる人達となんら変わりが無いのではないでしょうか?
本気で仰っているなら,今後少なくとも私はだいまるさんへの認識をはっきりと駄目な方へ改めます.これまでいわば「素人」丸出しの発言をして来た方が「ヒトラーと直接話したんですか?歴史として伝えられて来た事を、鵜呑みにしているだけではないでしょうか?」というのはもう色々と駄目です.どこがどうとか指摘できるようなレベルではないので,御理解いただけないならただ静かに諦めます.
161. Katase — April 2, 2011 @21:02:37
>歴史として伝えられて来た事を、鵜呑みにしているだけではないでしょうか?
ヒトラーの人種差別によるユダヤ人迫害の数々については、証拠がしっかりとあり、きちんと検証されているものです。私は、アウシュビッツで迫害があった証拠となるユダヤ人の遺品なども直接見ました。
ヒトラーの非人道的な行いは、ヒトラーを好意的に扱ったエンターテイメントである映画1つで、軽々しくひっくり返せる様なものではないと思います。
>今福島で起きてる事を、例えば広瀬氏が言う事をそのまま鵜呑みにしてる人達となんら変わりが無いのではないでしょうか?
この言葉を、そのままお返しします。
162. 赤坂7丁目 — April 2, 2011 @21:25:05
※11年4月1日金曜午前の官房長官コメントでは一切明確なコメント得られませんでした。
既に宇治のお茶でさえ他国に受け入れられない状況になっており、もうすぐ各国の製造業は輸入された日本からの部品の汚染度という話でなく、日本を除く部品調達のバックアップライン(日本以外からの調達先)が完成すると思います。
更には、日本では計画停電の影響から完全な復旧が何時頃(何日?何年?)出来るのか、とても不安を感じざるをえません。
時間軸が明確に出来ない状況下、目前にも輸出国日本のビジネスモデルの終焉が近いと思われ、復興需要以降の一層の停滞を憂慮し、お伺いさせて頂きます。現在時点では、生産性の高い日本国民が電力会社他国内需要のみの資金分配で生きるべきでないことを信じています。
163. Toshi2100 — April 2, 2011 @23:24:17
kikumacoさんの写真だけが、他の人たちと大きく雰囲気が違って、異彩を放っていますね。あ、もう一人いた!でんこちゃん。
それはそうと、「たこし」さんと言う方、英雄ですね。(ぼくは面倒くさがり屋で小心者なので、傍観します。)
揶揄するわけではありませんが、こういう話を聞くとBSEを思い出します。
当時散々アメリカの牛肉は汚染されている。全頭検査するまで一切輸入すべきではない としてきたツケがここにきて回ってきたようです。
結局、どこの国もそうだということで、日本だけが突出して妙なわけではないらしいということがわかったのは、収穫かもしれません。
日本政府には日本製品についてきちんとした説明をしてほしいと思いますが、BSEを思い出すと、「抜き取りではなく全製品検査を要求する」といわれたときに反論するロジックがあるのかないのか、僕には自信がありません。
日本からの入国者に対する放射線検査も、新型インフルエンザの「水際」を思い出すと、しかたないとしか思えません
166. zorori — April 3, 2011 @07:01:12
中国野菜も、思い出します。で、日本が中国野菜無しではやっていけない事も良くわかりました。
167. だいまる — April 3, 2011 @06:36:13
お言葉ですが、僕は別にヒトラーについて論議をしたい訳でも知識を深めたい訳でもありません。ただ、技術開発者様からのユーモア溢れるご回答に対しての『お返事』をしたまでです。
その、単なる『お返事』に対して、しかも本筋とは関係ないにも関わらず、わざわざ『揚げ足』を取って頂いたので、僕なりのユーモアで『ご回答』したのですが、あまりご理解されなかったみたいです。
失礼しました。
>phase_tr様
>ヒトラー云々はさておき,138,139,149 のような種類の内容の連投は「何も考えず,推敲も全くせずに適当に文章を書いている限りなく駄目な人」という印象しか与えません.
僕はどう言われても構いませんが、あまり簡単に、人様の事を『駄目』呼ばわりするのはどうかと思いますよ?
ちなみに僕の、
>日本には、そんな『馬鹿な人』が大勢いるってことですか?
の質問は、『否定されるのが前提の質問』だったのですが、まぁ、なんか今となってはもうどうでもいい気分です。
168. phase_tr — April 3, 2011 @10:43:14
私は 160 ではじめから独裁者の話ではなく,138,139,140 の連投を問題にしています.先も書いた通り【何も考えず,推敲も全くせずに適当に文章を書いている】事が問題ですが,どう駄目か.
1.ここは阪大の資源を使ったブログだという認識の無さ
2.間違ったことを書いてしまい,それが残り続けることに対する恐怖感の無さ
何よりもこの 2 点です.まず 1.ですが,無駄な書き込みは阪大の資源の圧迫です.資源というのはきくちさんの管理の手間も含みます.無思慮な書き込みをする前に,訂正を入れなくても済むように,きちんと推敲しないなんてどういう教育を受けてきたのかさっぱり分かりません.学校でなく会社であっても誤字・脱字などの初歩的な間違いがあまりにも多いと怒られるでしょう.顧客としてそんな低水準の文章を見せられたら「ここに頼んで大丈夫か」と不安になると思うのですが,その程度の意識すら無いのはどういうことか全く理解できません.そのあたりの知的水準どころか社会性の低さに深い衝撃を受け,驚き呆れました.だいまるさんが(いわゆる文系・理系という意味で)どういう方なのかはもちろんわかりませんが,こんな粗雑な文章を書きつつ「自分は文系だから」と言い出したら文系への限りない罵倒を徹底的に糾弾していく所存です.
2.ですが,今は特に問題です.正確な情報を求めて来ている方がいる所で間違ったことを書くのは致命的です.特にかなり専門性の高い話で一つコメントを読むにも苦労するのに,そこに後で訂正される間違った内容があったとなるともう色々と困ります.話題になっているようですが,特に「素人」の方は次から次に訂正が入ると「大丈夫なのか」と不安になるようで,何を信頼すればいいのか分からなくなってしまうでしょう.
さらに,過去に書いたコメントもそのまま残り続けます.後で訂正が入っているならまだしも,間違ったことが残り続けるとそこだけ見て後を追っていない人が勘違いしたままで終わる可能性もあり,害悪です.それほど難しくなければ他の方からの突っ込みが入りますが,分かる人が他にいない深い話になると間違いが残り続けます.私も突っ込みのなかった間違いを含むコメントが kikulog 上にあり,本当に消すか訂正するかしたいです.
また,そんな書き込みをする人の発言への信頼性はとても低くなります.推敲すら出来ない人の知性をどう信頼すればいいのか全く分からないので,コスト計算 + 経験則によって単なる訂正・無内容の連投が多い人は相手にする価値なしと判断されます.経験則については
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1300643617#CID1301746964
ではルールとも言われています.
もちろんだいまるさんのコメントに見るべき内容は何一つないので間違ったこと云々という指摘にも意味はないのですが,この認識の欠如がはっきりと見えるのは大きな問題です.あと,無内容の連投はただのノイズです.端的に言って邪魔です.
念のために申し上げておくと,だいまるさんの人格に対する誹謗中傷でありません.知性の欠如を指摘しているだけです.批判ですらありません.大体からしてここでの数回のやり取りくらいでだいまるさんの人格が分かるわけもありません.ただ知性の欠如は少しのやり取りでも精度よく分かってしまいます.
ちなみにこの 2.については Katase さんがおっちょこちょいで有名です.それでもまだなお Katase さんがノイズ扱いされていない(おっちょこちょいで済まされている)のにはきちんと理由がありますけれども,だいまるさんのはノイズです.管理人でもあるまいし書きこむなとは言えませんが,今の状態では書けば書くほど傷が深くなり,信頼回復が果てしなく遠のくことにはご注意ください.166 の
>僕はどう言われても構いませんが、あまり簡単に、人様の事を『駄目』呼ばわりするのはどうかと思いますよ?
はあまりにも幼稚なので,もう少し自分の発言がどう見られているか意識することをお勧めします.前にもやられたことをどうにかしてお返ししたいという少年の心を忘れない方がいらっしゃったのを思い出しました.
Kataseさんの名誉のために言っておきますが。
Kataseさんが「おっちょこちょいで有名」なのは、数回こちらで検討不足があった事についてtwitterでそういう(おっちょこちょい)冗談が出た、という文脈を踏まえての事であって(なので、ローカルな冗談をとっかかりにして一般論に持っていくというphase_tr さんのユーモアです)、決してKataseさんが頻繁に不正確な情報を流す事を意味していないので(むしろ非常に慎重な方です)、そこは押さえておいて下さい>all
170. PseuDoctor
— April 3, 2011 @13:56:06
>だいまるさん
もしかするとだいまるさんは「他にもっともっと荒らしてる奴がいるのに、なんで自分がこんなに責められるんだ」とお考えかもしれません。でもそれは、まさしく「だいまるさんは荒らしとは違う」からこそ、批判されているのです。
試しに、荒らし(だとだいまるさんが思う人)に対して付けられたコメントを見てみてください。多くのものは、驚くほどそっけない筈です。つまり「事実関係の間違いは正すけど、本人をどうにかしようと思ってはいない」という事です。
要するに、マトモに相手をされていないという訳です。
だいまるさんは「そういう荒らしとは違う」と思われているからこそ、厳しく批判されるのだとご理解いただきたく存じます。
えーと、それから。
Kataseさんがおっちょこちょいなのは既に公然の秘密(笑)なのですが、彼女の提示してくださる情報は基本的に有用であり、私もいつも参考にしております。勿論phase_trさんもその点は十分承知したうえで書かれているとは思います。
・・・って、TAKESANさんに先に書かれちゃいましたけど、折角ですからこのまま書き込みます。
171. nishi — April 3, 2011 @17:05:33
>きくちさんへ
>事実確認にそういう言葉遣いは必要ないと思いますが
>ここではだいたい「罵倒語を使うほど信頼されなくなる」というルールになっています
>よろしくお願いします
確かに嘘を指摘するのに、そういう言葉遣いは必要ないですね。頭に来ていたとはいえ謝罪します。すいませんでした。エウリピデス氏にも汚い言葉を使いましたことを謝罪します。ごめんなさい。
さて、お聞きしたいのですが、あなたの言からしますと、エウリピデス氏は122と149において、事実をねじ曲げる嘘を流しているわけですが、これは罵倒語を用いないで嘘をついて、嘲笑しているだけだから、ここkikulogでは信頼されやすいということですね?
私は確かに罵倒語を157で使いましたが、書いてあることに間違いはありません。その事実内容には触れずにあなたを擁護するエウリピデス氏の嘘はスルーですか?またあなたは事実確認と言いますが、エウリピデス氏が149で行ったことは事実を他人に聞いて確認するというような態度ではなく、明らかに恣意的に嘘を捏造していると思います。事実確認とは随分とシュガーコーティングした言い方ですね。エウリピデス氏はこう述べています。
>「13日以前広瀬氏は、豊田氏から携帯で、振り切れたの話を聞かされたのです。」
これは全く作り出された捏造話です。単なる嘘でありデマです。
136の人の書いてることも調べましたが、エウリピデス氏が書いてあることは間違いなく重要な点で嘘であり、事実と異なるデマをネットで流しています。
つまりあなたが言うところの広瀬氏と同じデマゴーグです。いや、あなたが言うとおり、広瀬氏の情報が不確かならば、それを違う嘘でさらに上塗りして、あたかもそれが広瀬氏の事実誤認であるかのように、ネット上に流す点で、遥かに悪質と考えます。広瀬氏をデマゴーグと告発するサイト上で、広瀬氏のデマを補強することが、実際に行われているのです。
なぜそれをご注意なさらずに、完全にスルーしておられるのでしょうか?あなたを擁護する発言をよくしている人が、デマゴーグであった場合はスルーし、事実を書いた者の言葉尻を捉えて、「罵倒語を使うほど信頼されなくなる」とだけ、語るのは如何なものか。罵倒語を非難されるなら、同時に、嘘、デマ、捏造を行う人もご注意なさるのが道理と思います。デマゴーグを公然と非難なさるブログならば当然でしょう。
さらに、136のアリストパネス氏は罵倒語を用いずにあなたのサイトの常連さん、エウリピデス氏の嘘を指摘していますが、あなたはその嘘についても、しっかりスルーしておられる。デマを非難なさるブログならば、ブログの常連さんのデマもご注意なさるのがよろしいのではないでしょうか。
ここkikulogでは、大衆の言論をある方向へ、デマや嘘を用いて操作する人をデマゴーグと読んで非難しておられます。こういうデマゴーグの方々は自分に都合の悪いことや、自らついた嘘はスルーして、自分に都合のいい話や、自分に味方する人間が嘘をついても、自分に有利なら無視しているわけです。
以上、述べましたことを、広瀬氏をデマゴーグとはっきり言い切る方は、如何にお考えなのかお聞きしたいです。
172. TAKESAN — April 3, 2011 @18:42:11
あなたは、ブログ管理者に全ての投稿に関して事実確認を行うのを強いている訳ですか?
言葉遣いに関しては、以前にも好ましく無い言葉遣いをする人をきくちさんが窘めましたが、それは、そもそもそういう言葉遣いの投稿が読まれないリスクを抱えているから、そこを指摘しての事です。
現に私などは、あなたのコメントは不快なのでほぼ読んでいませんが、まさか、他者のブログに書き込んでいながら、どんな言葉遣いであっても誤りを指摘するものだから注目されてしかるべきだ、などとは思っていないでしょうね。
私自身の認識を書くと。
一般に、誤りを書いておきながら訂正しないのであれば、それは強く批判されてしかるべきでしょう。仮にエウリピデスさんがそうなのであれば、やはり批判されるべきなのでしょう。その点、指摘に対してはエウリピデスさんは、きちんと説明すべきだと思います(そもそもエウリピデスさんの態度も全然好ましく無い)。
その部分については言葉遣いの問題、つまり、
▼ 引 用 ▼
これは罵倒語を用いないで嘘をついて、嘲笑しているだけだから、ここkikulogでは信頼されやすいということですね?
▲ 引用終了 ▲
こんな話ではありません。しばしばこちらに投稿する者として、このように看做されるのは、甚だ不快かつ迷惑なので、止めて下さい。嘘をついても罵倒していないから「信頼されやすい」訳は無いです。
そもそも、他者が管理する場でコミュニケーションを行っている、という状況を真面目に考えているんですか?
173. nishi — April 3, 2011 @19:08:17
>そもそも、他者が管理する場でコミュニケーションを行っている、という状況を真面目に考えているんですか?
私の171の投稿を読めばわかるはずです。真剣に考えているからこそ、デマゴーグを指摘するなら、その責任を真剣に考えて頂きたいということです。
>あなたは、ブログ管理者に全ての投稿に関して事実確認を行うのを強いている訳ですか?
私がそんなことをどこで主張しましたか?ここの人は「全て」というのがそんなにお好きなのでしょうか。
私は以下の菊池氏の特定のコメントとこの特定のエントリーで行われているデマの流布について述べています。
きくちさんの発言↓
>事実確認にそういう言葉遣いは必要ないと思いますが
>ここではだいたい「罵倒語を使うほど信頼されなくなる」というルールになっています
>よろしくお願いします
なぜならこの特定のエントリーが広瀬氏はデマゴーグという内容であり、管理者御本人が「広瀬隆がデマゴーグであることは間違いないでしょう。」と発言しているからです。当然、このエントリーで行われいることはデマか否かは責任を持って欲しいと思うのがそんなに不可能なことでしょうか?
といいますか、あなたの仰ることはあなたの意見です。あなたが管理の方法に何を考えるかは私には全て関係ありません。
さらに、私が171で書いた話しを横にズラしていくようなお話は結構です。私のコメントが不快ならなぜ話しかけてくるのでしょうか。
なぜきくちさんに話しかけているのに、横から割り込んでくるのか意味不明ですし、私もあなたが不快ですのでコメントしないで下さい。
>April 2, 2011 @18:09:20
ヒトラー云々はさておき,138,139,149 のような種類の内容の連投
>April 3, 2011 @10:43:14
私は 160 ではじめから独裁者の話ではなく,138,139,140 の連投を問題にしています
138→技術開発者様へのお返事
139→別の時間に、広瀬氏の話題
140→139の言葉遣いに対する訂正記事
149(現在158)→ヒトラーの揚げ足取りに対する回答
>無内容の連投はただのノイズです
良い過ぎでは無いでしょうか?
なんの拒絶反応が出たのか存じ上げかねますが、そこまで避難されるような事にはどうしても思えないのですが。
これはphase_tr様だけが思ってるのではないですか?
阪大の資源の圧迫を危惧されるのでしたら、本筋とは関係無いことにいちいち揚げ足を取る事も同じではないでしょうか?
たった一回の訂正記事が、それほど『知性が無い』ということになるのでしょうか?
>学校でなく会社であっても誤字・脱字などの初歩的な間違いが『あまりにも多い』と怒られるでしょう.
事態を誇張しすぎてはいませんか?
phase_tr様がどれだけ知性が高く、社会性が高いのか存じ上げてませんが、自分より低いと思われる人に「低い低い」というのは、あなた様の『人間性』を疑います。
kikulogが好きで今回の地震よりずっと以前から読んでおり、今回を機に意を決して投稿に参加させて頂きました、いわば『新入社員』です。
読むだけでは判らない事もたくさんあるでしょう。
そういう至らない点があったのなら、紳士的にその部分を指摘して頂ければ済む話です。
それを「知性が無い」とか「社会性が低い」等とレッテルを張るのは、体は違えど『2ちゃんねる』と本質が同じに見えますね。
勿論、僕には知性がありません。最終学歴は高卒です。皆様より知性は劣っているとの認識は持っています。
だからこそ、この場を僕の『勉強の場』として活用させて頂き、自身の知性アップを図ろうと考えたのです。
>>僕はどう言われても構いませんが、あまり簡単に、人様の事を『駄目』呼ばわりするのはどうかと思いますよ?
はあまりにも幼稚なので,もう少し自分の発言がどう見られているか意識することをお勧めします.前にもやられたことをどうにかしてお返ししたいという少年の心を忘れない方がいらっしゃったのを思い出しました.
もう、あなたはどうかしてるとしか思えません。
以上。
175. nishi — April 3, 2011 @19:42:07
横から割り込んで申し訳ないですが
168.で phase_trさんが
>もう完全に救えない彼岸の方であることが分かった
と、書いた後に、
>どう駄目か.
>1.ここは阪大の資源を使ったブログだという認識の無さ
>2.間違ったことを書いてしまい,それが残り続けることに対する恐怖感の無さ
と、やるわけです。
phase_trさん、ご自身はどうなのでしょう?と聞きたくなります。
きくちさんも、こういう人の、頭から他人を馬鹿にするような汚い言い方には、なぜか注意せず、反論した人の言い方だけ注意するわけです。
きくちさんの発言↓
>事実確認にそういう言葉遣いは必要ないと思いますが
>ここではだいたい「罵倒語を使うほど信頼されなくなる」というルールになっています
>よろしくお願いします
私はコメントも含めて、ここに全体的に矛盾と違和感を感じています。
176. kokoko — April 3, 2011 @21:44:39
人に対して
<救えない彼岸、
どういう教育を受けてきたのかさっぱり分かりません、
端的に言って邪魔です、
知的水準どころか社会性の低さに深い衝撃を受け,驚き呆れました>
と書けるあなたに私は深い衝撃を受けました。
言葉は一見丁寧ですがすさまじい言葉だと思います。
ちょっとひどすぎです。
相手に冷静な対応を要求しといて相手の感情をずたずたにしないでほしい。
それとも相手を怒らせてでも、
ここからいなくなって欲しいのですか。
177. オキナタケ — April 3, 2011 @23:11:44
さんのコメントは飛ばしています。
178. ぴん — April 3, 2011 @23:04:49
管理人氏:「私は原発賛成とは言っていない。」
荒らし氏:「では反対なんですね?」
などと、短絡的な発言が多いですね。物事を白黒でしか見れない。
物事には「真ん中」とか「真ん中よりやや右側(左側)」といったgray zone があるのをなんで理解してもらえないんでしょうか?
広瀬隆さんの信者さんと色々な所で議論していると、こういう人ばかりなんです。
何とかなりませんか?
私も、「原発なんて無いに越したことはない。でも、なくせない現状なら仕方ないのかなあ。」程度の認識です。
賛成・反対のどちらなのか、と言われてもどちらに分類すればいいのか難しいです。
某所でプルトニウムの危険性について議論した際に、
「巷では、『角砂糖5つ分のプルトニウムで日本人全員が死んでしまう』と言われているけど、プルトニウムの毒性は本当に強いの?」
と私が聞いたところ、
「そんなことを言うのか?、それならお前は原発が安全だっていうのか?」
などと返されてしまう。
客観的なデータの議論と思想・心情の議論がごっちゃになるんですよね。残念なことに。
180. phase_tr — April 3, 2011 @23:45:40
167. だいまる ― April 3, 2011 @06:36:13
>お言葉ですが、僕は別にヒトラーについて論議をしたい訳でも知識を深めたい訳でもありません。ただ、技術開発者様からのユーモア溢れるご回答に対しての『お返事』をしたまでです。
>その、単なる『お返事』に対して、しかも本筋とは関係ないにも関わらず、わざわざ『揚げ足』を取って頂いたので、僕なりのユーモアで『ご回答』したのですが、あまりご理解されなかったみたいです
これに猛烈に頭にきたそのままで書いたために非常に過激な言葉遣いになってしまいました.だいまるさんをはじめ不快にさせた方々,申し訳ありませんでした.ただしこの二文で「駄目な人」だと思った部分に関してだけは撤回しません.しばらくクールダウンしてきます.
181. totti — April 4, 2011 @00:08:29
今は放射線漏などで世の中が騒然としていて、色んな人が情報が欲しくてネットで検索をしています。
当然ココにも情報が欲しくて沢山の人が見に来ている事でしょう。
そんな人にとっては、ひどい書き込みも、それに反応している書き込みも(たとえ正論でも)
話しを長引かせる事につながるとしたら、両方必要ない物です。
人間ですから頭に来る事もあります。それは解ります。
ですが、私にも言えることですが、皆さん節電と同じです。ちょっと我慢してスルーしましょうよ。
そしてphase_tr さん
人に何かレッテル貼るのも、こんな時期ですし、自分の中で貼っておけば良くて
何もわざわざ皆さん(たぶん貼った相手にだろうけど)に宣言する必要は無いのでは?
182. inat — April 4, 2011 @00:47:02
ずっとROMでしたが、色々と思うところがあったので僭越ながらコメントさせていただきます。
議論の方法についてが中心で、内容についてはノータッチなので悪しからず。
>だいまるさん
ここはあくまでテーマに沿った議論を行う場所であって、売り言葉に買い言葉を返して争う場所ではありません。
当然、議論が脱線したのなら戻すべきだし、「先に揚げ足とったのはあっちのほうだ!」なんて言ってしまうのはあまりに子供じみた行為でしょう。
きくちさんのレスは、だいまるさんの発言に反応してしまった方々も含めて、議論がヒトラー云々について流れてしまったことに対して注意したのであって、「お言葉ですが」なんて言葉を返してしまうのはこの場の趣旨を理解できてないとしか思えません。
また、だいまるさんのコメントには、内容がないものが散見されるように思えます。
自分から情報を発信できない素人はくるな!という意味ではありません。
意見でも質問でもない、ただの個人的な感想を書くのにはこのコメント欄は似つかわしくないだろう、ということです。
この問題に対して、だいまるさんが真剣に考えようとしているのは感じられます。
だからこそ、感情に流されずに、きちんと議論をしていただきたいなあ、と思う次第です。
>nishiさん
このコメント欄は議論を行う場です。
そしてきくちさんは、この場を管理しているという特殊な立場にあっても、議論においては他の方々の同じ一個人でしかないでしょう。
つまり、きくちさんはある人の意見に賛成したり反対したりすることはあっても、審判のように全てのコメントの真偽を判断することはできません。
コメントを読んで何を信じるのかは、最終的に読者一人一人に委ねられるものです。
エウリピデスさんの意見に間違いがあるのなら、エウリピデスさんと議論をすれば済む話でしょう。
管理者と言う理由できくちさんに意見を出すよう強制するのは、どこかずれているように感じます。
どうか冷静に建設的な議論をお願いします。
まだ状況が進行中である今の時点では、どうしても不安でピリピリしてしまう人がいるのは仕方のないことだと思います。
しかしそれでもこの場にふさわしくないコメントは控えてほしいなあ、と一読者として思います。
183. nishi — April 4, 2011 @02:12:01
>私はだいまるさんのコメントは読みたいと思いますが、nishi
>さんのコメントは飛ばしています。
私はあなたの発言はちゃんと読ませて頂きました。アピールしたいことを遠まわしに言うような、あなたの自意識の様子がよくわかる、いい文章ですね。飛ばしてるのに読んでるんですね。飛ばすべきかどうか判断できるくらいには、読んで頂いてありがとうございます。
>178. ぴん ― April 3, 2011 @23:04:49
なにか、ここを荒らしている
>短絡的な発言が多いですね。物事を白黒でしか見れない。
>物事には「真ん中」とか「真ん中よりやや右側(左側)」といったgray zone があるのをなんで理解してもらえないんでしょうか?
>広瀬隆さんの信者さんと色々な所で議論していると、こういう人ばかりなんです。
>何とかなりませんか?
鏡があればすぐに解決するのではないでしょうか。
>inaさん
>そしてきくちさんは、この場を管理しているという特殊な立場にあっても、議論においては他の方々の同じ一個人でしかないでしょう。
>つまり、きくちさんはある人の意見に賛成したり反対したりすることはあっても、審判のように全てのコメントの真偽を判断することはできません。
お言葉ですが、私はきくちさん個人の発言についてお聞きしただけです。同じ一個人としてです。審判のように判定する?きくちさん個人の発言に、お伺いを立てていることに、何か審判の問題がありますか?私は審判のように全てのコメントの真偽を判断することなど全く求めていません。デマゴーグと他人を言い切る割には、信者の皆様の中にデマゴーグがいても、ご注意なさらないという、単なる事実を指摘したまでであり、デマゴーグの方のコメントの真偽判定など全く求めたことはありません。また私が問題視したエウリピデス氏のコメントの真偽判定など、もう終了しています。
173で私はこう書きました。
> なぜならこの特定のエントリーが広瀬氏はデマゴーグという内容であり、管理者御本人が「広瀬隆がデマゴーグであることは間違いないでしょう。」と発言しているからです。
>当然、このエントリーで行われいることはデマか否かは責任を持って欲しいと思うのがそんなに不可能なことでしょうか?
このエントリーで最初から、広瀬は「かなり悪質」ですと、きくちさんは語った。これは単なる事実です。別に全てのコメントに答える必要はないし、したければ無視すればいいですが、私が指摘した、きくちさんのデマに対する矛盾した態度も事実なわけです。つまり、広瀬氏もエウリピデス氏も、同じ原発問題の内容でデマ発言したにも拘らず、エウリピデス氏はスルーする。これは広瀬氏の、原発に対する誤認識を叩いて、デマゴーグと指摘するエントリー内容ではないでしょうか?同じエントリー内ということが極めて重要です。デマを指摘するエントリーなら同じ原発を語るデマにもご留意下されば有り難かった。きくちさんのエウリピデス氏のデマの流布に対する認識は「事実確認」だそうですが。私はそうは思えないというだけです。
私は、彼のデマゴーグに対する選択の恣意性を指摘することが著しく道理に反するとは全く思いません。広瀬氏の言論がデマゴーグであるという内容だから、尚更なのです。エントリー内容を良くお考えください。このエントリーを作ったのはきくちさん御本人です。私は個人に話しているのです。もし、これが広瀬氏がデマゴーグというような内容でないならば、こんなことは言っていません。
広瀬氏をデマゴーグというならば、広瀬氏の発言をより誤謬を含んだ内容に改ざんし、ネット上に流布したデマゴーグぶりにも、当然問題視して然るべきだと考えたからです。
また、それがきくちさんに過度の審判行為を求める意味では、全くないことは自明です。審判しろなんて一言も書いていないからです。これは、ただの結果の指摘です。広瀬氏のデマは指摘したが、エウリピデス氏のデマの上書きは無視したというただの結果です。
ただの結果の指摘だとお考えになって、私を無視なさっても別に構いません。
エウリピデス氏には直接言いました。そして無視も立派な消極的表現であると見做しています。広瀬氏をデマゴーグと揶揄するときだけ、調子がいい割りに、御自分の嘘を見抜かれると尻尾を巻いて逃げる人ということです。これは罵倒語だとは思いません。一度ならず何度も嘘の上書きをする大変残念な方という結論です。
ちょっと幼稚ではないかと。
このブログのコメントはしょっちゅう嘘や間違いは書き込まれるかと思いますが
そのつど外野から訂正が入る場合もありますし、きくち氏が訂正を入れる場合もあります。今回は外野から訂正が入りました。それだけのことです。
それじゃ納得できないとおっしゃるんであれば、この先は自身で
「きくちは信用できないのだ」
というブログなり何なりを立ち上げてそっちでやるとよいんじゃないでしょうか。
185. sm623 — April 4, 2011 @07:31:07
同意です。よそのブログのコメント欄で限りなく自己主張を続ける理不尽さを、いい加減気づいて欲しいものです。ここは2チャンと違うことに気づいてはいるはずなんですが。。。
>ブログなり何なりを立ち上げてそっちでやるとよいんじゃないでしょうか。
そうなんですよね。ただradi某氏みたいにご自分のブログやらTwitterやら持っているのに、あえてアウェイのkikulogまで出てきて、無用の争いを挑む方もいらっしゃいますが。
リアルで目の前で吠えていただきたい、と思います。できるのかな?以上、単なる感想でした。
186. だいまる — April 4, 2011 @07:27:07
『相手の発言の言葉尻だけを捉えて反応し、発言内容(言いたい事)を精査する(読み解く)事の出来ない人』
が多いようですね。
読んでいるだけの時から気が付いてはいましたが、実際に体験してとても実感が沸きました。
>nishi 様
> 私はコメントも含めて、ここに全体的に矛盾と違和感を感じています。
僕もそう感じます。
>kokoko様 オキナタケ様
痛み入ります!
>inat様
>意見でも質問でもない、ただの個人的な感想を書くのにはこのコメント欄は似つかわしくないだろう、ということです。
『礼儀』ってご存知ですか?
>この場にふさわしくないコメントは控えてほしいなあ、と一読者として思います。
ご自分で何を仰ってるか、判ってます?
187. だいまる — April 4, 2011 @08:20:19
恐れ入りますが、
>よそのブログのコメント欄で限りなく自己主張を続ける理不尽さを、いい加減気づいて欲しいものです。
とありますが、ここは『議論の場』ではないのですか?僕は勝手にそう認識していたのですが。。。
もし、何か『暗黙のルール』があるのでしたら、この機会に是非教えていただけないでしょうか?
宜しくお願い致します。
188. プリモス — April 4, 2011 @08:34:38
自己主張するなといわないんですが、ブログ運営についてブログ主に
説教を垂れるにしてはちょっと根拠がすれてるんじゃないかということです。
>リアルで目の前で吠えていただきたい、と思います。できるのかな?以上、単なる感想でした。
実現できないことでおおざっぱに煽るのはどうも具合がよくないかと。
>nishiさん
「事実確認」と言われたのが引っかかっているようですが、そもそも「事実確認」というのはきくちさんのレスがついている
>nishi — April 2, 2011 @15:35:57
におけるあなたのレス自体を指しているのではないですか?
「そういう言葉遣い」というのもそのレス自体の事でしょうし。
別にエウリピデスさんの発言を「事実確認」と呼んでいるようには見えません。
とはいえ
>エウリピデス氏のコメントの真偽判定など、もう終了しています。
かつ
>きくちさんに話しかけているのに、横から割り込んでくるのか意味不明
という事であればこれ以上はメールでやり取りなさったらどうでしょうか。
きくちさんのスタンスを問うというのは、nishiさんも気にしていらっしゃるこのエントリー自体の趣旨からずいぶん外れていっているような気がします。
190. nishi — April 4, 2011 @12:21:46
>189. Darknessさん
>私の主張は根拠がずれていると思われる方へ
>また、皆様へ
>きくちさんのスタンスを問うというのは、nishiさんも気にしていらっしゃるこのエント>リー自体の趣旨からずいぶん外れていっているような気がします。
ということですが、これについて。
186で、だいまるさんが仰ったこと、が本質を捉えています。
>『相手の発言の言葉尻だけを捉えて反応し、発言内容(言いたい事)を精査する(読み解く)事の出来ない人』が多いようですね。
私は、最初、きくちさんの言葉、「かなり悪質」、「広瀬隆がデマゴーグであることは間違いない」等を聞いた時に、まさに、だいまるさんがお感じになっている疑問を感じたわけです。広瀬氏は間違ったことも言っているでしょう。しかし、ある部分の間違いを取って、「デマゴーグであることは間違いない」と言うことは本当に正しいことでしょうか? 言葉尻の間違いを捉えて悪質、読まないほうがいい、と言ってしまうことへの違和感です。それだけで全てが駄目かのように言ってしまう。
それが、きくちさんがここでお取りになったスタンスです(以下の引用参照)。
ですから、きくちさんのスタンスを問わざるを得ないわけです。他人の悪質さやデマゴーグを語ることがエントリーの趣旨なら、そう言い切るスタンスを問うことが、趣旨から外れるとは思えません。
きくちさんのお作りになったエントリー内で、きくちさんご自身が仰ったことは、
>(広瀬氏の話は)「かなり悪質」
>僕は広瀬さんの話はすべてそのカテゴリーにいれておいたほうが安全だと思います
>「広瀬隆がデマゴーグであることは間違いない」
ということ、なのです。
「広瀬隆がデマゴーグであることは間違いない」とやらずに、部分部分の誤りを指摘するだけに留めておくべきだったと思います。私がこういうスタンスについて指摘をすることは、どなたかが仰ったように「幼稚」なものとは全く思いません。
私がこのエントリー内のコメントでやってきたことは、まさに、きくちさんが広瀬氏にやったように、きくちさんの言葉尻を捉えることです。そして、私はそれを意識的にやった。
私は、きくちさんは広瀬氏の言動を全て嘘だとは思っていない、と思います。その上で、デマゴーグと言い切ったのでしょう。そう言い切った時の、他の人間を傷つける力について、私は愕然としてしまいました。それが理由です。
また、エントリーと異なる中傷を排し、実りある議論をこのブログで行うことが重要ならば、168で、Phase_trさんが、だいまるさんにコメントした内容も、ここにいる全員に読んで考えて頂きたいです。これは私観では、他人を中傷する言葉の中でも最も酷い部類に入るものです。言葉尻をついて人間性を完膚無き迄に冒涜し、その上、個人の「人格に対する誹謗中傷ではありません」と開き直るものです。
ですが、もうこれ以上やるつもりはありません。私は十分、自分の主張はしたつもりですし、それで私の真意をご理解頂けないなら、それはそれで仕方ありません。また、このコメントで言ったように、私は、誰かの言葉尻を捉えて、その人の言動すべてを責めるようなことが、そもそも最初から嫌いなので、もうこれ以上やりたくありません。
広瀬氏にしても、マグニチュードの誤認識はあったかもしれませんが、正しいことも言っています。彼が言いたいことの全体を慮るべきです。彼が本当に言いたいことを。
また、ご指摘になった、「事実確認」の件は、確かにそうかもしれません。ですが、私の主張内容の中から、「事実確認」という言葉に対する部分を抜いても、述した全体趣旨が損なわれるとは思いません。ですが、この事実確認という言葉、私の勘違い、誤認識でしたら、きくちさんに謝罪致します。すいませんでした。Darknessさん、ご指摘ありがとうございました。
このエントリーについて、私からは以上です。嫌な思いをさせてしまった方、申し訳ございませんでした。きくちさんにも、嫌な思いをさせてしまったかもしれません。ごめんなさい。
最後に、広瀬氏も含めて有用と思われる動画を紹介させてください。全て原発について話しています。御用学者という言葉も何度も出てきます。(念のためですが、きくちさんは御用学者とは何の関係もないと思います)
以下の動画には京都大学の小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)や矢ヶ崎克馬氏(琉球大学名誉教授・物性物理学)ら専門家が原発の状況や内部被曝、御用学者について、彼らの観点で述べています。
もちろん、言っていること全てが真実だとは思いません。それでもデマゴーグかもしれいから見ないほうがいい、よりも、まずは見て考えるほうがいいと思います。中には真実も含まれていると思います。
マル激トーク・オン・ディマンド 第519回(2011年03月25日)
あえて最悪のシナリオとその対処法を考える
http://www.videonews.com/on-demand/511520/001784.php
マル激トーク・オン・ディマンド 第518回(2011年03月18日)
日本の何が揺らいでいるのか
http://www.videonews.com/on-demand/511520/001763.php
インタビューズ (2011年03月20日)
予言されていた“原発震災”
広瀬隆氏インタビュー
http://www.videonews.com/interviews/001999/001771.php
広瀬隆を支持するために、いろいろ書いておられたのであれば、すみませんが、僕は単に「広瀬隆はデマを広めてきた」とお答えする以外にありません。
原発の危険を訴えてきた「まともな」かたがたはおられます。広瀬ではなく、そういうかたがたの言葉に耳を傾けられるのがいいかと思います
192. 高草山 — April 4, 2011 @13:25:25
匿名で他人のブログに書き込むエウリピデスさんと、メディアに登場される広瀬氏では、情報発信力も社会的な信用度も天と地ほど違います。
と思ったら書き込みが。全てはその前フリだったと・・・
193. プリモス — April 4, 2011 @13:26:39
ように見えますね。
まっとうに始めから、
「これこれこうだから広瀬氏をデマゴーグ扱いするのは間違ってませんか?」
と書けないのは人にメッセージを伝える方法としてやっぱり幼稚(稚拙)ですよ。
私からは以上です。
>「広瀬隆がデマゴーグであることは間違いない」とやらずに、部分部分の誤りを指摘するだけに留めておくべきだったと思います。
のような是々非々論は、「周回遅れ」だと思います。
例えば既に、佐藤 さん(March 31, 2011 @11:59:17)の
>真実も含まれているかもしれない情報に対し、
>広瀬さんの話は「すべて」読むと良くない情報、と言ってしまうと疑問>を感じる人もいるでしょう
>つまり一部の誤りで全体を誤りと断じる拡大解釈への疑問です
に対し、技術開発者 さん(March 31, 2011 @13:32:57)や私(March 31, 2011 @17:50:31)がレスしております。
nishi さんがここで是々非々論を主張なさることは、きくち さんに「あなたが玉と石を選り分ける努力をしろ(そのために貴重なリソースを割け)」と言っているに等しいのではないでしょうか?
TAKESAN さん(March 27, 2011 @13:00:34)
masudako さん(March 27, 2011 @15:13:12)
のコメントも是非参照して下さい。
195. ぴん — April 4, 2011 @15:37:57
「私はこのことに関して専門家ですよ。ですから、皆さん私の説明することを信じてください!」
と延々と自説を繰り返すのですが、
いざ本当の専門的・科学的・客観的な質問・反論が来たら、
「いや、私は専門家ではないですから詳しくは知らないんですけど」
って逃げるんですよね。
公の場で自説を唱えるのであれば、専門家並みの知識武装・理論武装をすべきだし、専門家ほどの理論・知識がないのなら、公で自説を唱えるのは止めていただきたいです。
恐らく皆さんはこのような広瀬氏のスタンスに「デマゴーグ」とレッテルを貼っているんだと思います。
196. ねお — April 4, 2011 @16:10:29
上の動画の広瀬はこれと正反対のこと言ってましたよ
自分は素人だって
信じてくれも言ってなかったなぁ
197. だいまる — April 4, 2011 @16:49:25
>「何で自分がこんな目に」と思うことが人生には沢山あるんだけど、そのとき「それは実はあいつがね」みたいな囁きには気をつけて欲しいのね。第二次世界大戦の前の世界不況でドイツ国民はとても苦しんだのね。そのとき「ゲルマン民族というのは本質的にとても優秀な民族なんですよ、それがこんなに苦しいのはスラブ系民族がいろいろと悪辣な罠を・・・」なんて言う事で人気を集めて独裁者になったやつもいるのね。ヒトラーなんて名前のやつだけどね。
やっと解りました!
初め、「なんでヒトラーの例え?」と思ったのですが、今やっと解りました。技術開発者様のハイレベルな例え話に、全く付いていけてませんでした(汗)
ヒトラー=広瀬隆
だったんですね!
そうすると、全てが理解出来ました!
ありがとうございます!
198. com — April 4, 2011 @17:11:35
だいまるさん、ちょっと耳の痛い書き込みになるかもしれません。
comはだいまるさんをすごい、と思っています。というのも、自分がどう疑問に思うか、をしっかり書き連ねるというのは、やってみれば判るのですが案外難しいものです。文章を書き慣れているのかな、と最初は思ったりもしました。
だいまるさんに返答してくださった常連の方々は、だいまるさんが最初「武田邦彦氏はそんなに怪しくないんじゃね?」と書き込んだ際、「いや、是々非々だ」「正しいこととそうでないことが混合してて、何も知らない人が見るのは危険だ」としてましたよね?
実は、この返答は、だいまるさん『だけ』に宛てたのではなく、だいまるさんの後ろにいるその他大勢のROMの方にも(というかこっちがメイン)向けています。
そんな風に返答していた理由は、comの推定ですが、「だいまるさんはまだ間に合う。あっち側の岸にたどり着く前に、何とか引き留めよう」なんて希望があったのでは?と考えています…一番の大きな理由は既に書いてありますが^^;
ところが、コメント60(例えばコメント65 March 30, 2011 @03:12:28)を過ぎた辺りから、だいまるさんのコメントを読むと、何というか…失礼な表現をお許しください…誉められて嬉しいペット、みたいに読めるほどになってきています。
そして、段々と不必要なくらい過激な書き込みが増えていきます。既にKataseさんがご指摘ですが、だいまるさんのコメント139 April 2, 2011 @06:42:54より。
>広瀬氏は、反原発運動を25年も続けてきたそうですね。
>つまり、25年間彼を支え続けた人々がいるということですよね。
>日本人って、そんな『馬鹿な人』が大勢いるってことですか?(コメント140 April 2, 2011 @06:44:33で修正済み)
等。他のコメント欄でも常連さんから「(過去にいた好ましくない書き込みを多発した)○○さんと同じ方ですか?」 とありましたね。
だいまるさんのコメント158 April 2, 2011 @16:29:25が、現時点でのだいまるさんの評価となってしまっているのだと思います。
そして、とどめとなってしまったのが、だいまるさんのコメント167 April 3, 2011 @06:36:13より。
>きくち様
>お言葉ですが、僕は別にヒトラーについて論議をしたい訳でも知識を深めたい訳でもありません。ただ、技術開発者様からのユーモア溢れるご回答に対しての『お返事』をしたまでです。
>その、単なる『お返事』に対して、しかも本筋とは関係ないにも関わらず、わざわざ『揚げ足』を取って頂いたので、僕なりのユーモアで『ご回答』したのですが、あまりご理解されなかったみたいです。
技術開発者さんは長年にわたり、kikulogや他のサイトで書き込みを続けておられ、読者からは揺るぎ難い信頼を得ております。しかし、だいまるさんは、この場においてまだ信頼度も小さく、パーソナリティも確立されておらず、「ジョーク」を「ジョーク」として受け取ってもらえない可能性が非常に高いのです。「歴史修正論」の非常にまずいたとえ話をなぞらえて、だいまるさんのコメント158 April 2, 2011 @16:29:25より。
>今福島で起きてる事を、例えば広瀬氏が言う事をそのまま鵜呑みにしてる人達となんら変わりが無いのではないでしょうか?
では、ここの常連さん方は誰しも「この人○○か?」となってしまうわけです。ここで、「不適切なジョークはごめん」であれば、まだ間に合ったのでしょうが。
#何百万人も殺された事実をネタにするのはどうなのか…お判りでしょうか?
#だいまるさんが歴史修正論者であれば、これにて終了ですが。
そんなわけで、phase_trさんのコメント168 April 3, 2011 @10:43:14でのだいまるさんの悪い部分については、正鵠を射ていると言えるのでしょう。何せ、このコメントがあるまで、Kataseさんも含めた常連の方々が「自愛するように」としていたわけですから。ジョークのネタを選べない人、ということを自分で書いてしまったのですからね。一部の方から「人格口撃だ」等と批判がありますが、phase_trさんが書き込む前だったらcomが「くだらないジョークは慎め」と、諭していたと思います。
#この場合もっと痛烈な気が><;
最初のアプローチが高評価だっただけに、不適切なジョークでこのような展開になってしまったことが残念になりません。
だいまるさんのコメント197 April 4, 2011 @16:49:25より。
>(com註:もうあえて引用しません)
もう出入り禁止で良いのではないですか?こんな良識のない人は中々いませんよ。このコメントも消去でよろしいのではないでしょうか?この人が下品なのは仕方ないにしても、後からやってくるROM+現在のROMの方々に、このコメント欄まで下品だと思われてしまう必要は無いと思います。
200. 技術開発者 — April 4, 2011 @17:17:21
>ヒトラー=広瀬隆
>だったんですね!
>そうすると、全てが理解出来ました!
>ありがとうございます!
まあ、私の言いたかったのは「ヒトラーを支持したドイツ国民=広瀬隆に煽られ信じる人」でもあるんですね。
なんていうかな、デマというのは「信じてくれ」なんて言う必要は無いんですね。人が「なんか不安だな」と思って居るときに「その不安は現実になる話ですよ」と言うと人は信じやすいし、「誰か悪人のせいで自分が困って居るんじゃないだろうか」と漠然と思っているときに、「そうなんです。実は悪人は居るんです。あいつです。」と言うだけで人は信じてくれるものなんですね。その時に「信じる根拠」なんて実は無くて良いんです。「自分の気分に合う言説」は根拠がどれほどいい加減でも受け入れやすいものなんですね。ある意味で、デマゴーグが社会に誕生するのは、デマゴーグの人材が居るからというよりも(社会にはいつだってその人材はいますからね)、デマゴーグの言説を無作為に受け入れたがる人の数が多くなってきたときに誕生する面がある訳ですよ。
私は社会学もやるから、ナチス政権の誕生の経緯も勉強した事があるし、昭和の初期の「昭和維新運動」の中で軍部が台頭した経緯も勉強している訳だけどね。今朝の経済ニュースで「自然災害と経済的大沈滞が比較的近くに起きた経験が日本で過去にある。関東大震災と世界恐慌は5年ほどの時間差でおきた。今の日本はリーマンショックによる世界不況と、大震災を3年ほどの期間に経験した。前の時はその経済立ち直りの苦しさが軍部台頭を招いて、満州事変、世界大戦へと進んだが、今の日本でも経済的立ち直りをうまくやっていかないと、国民がおかしな方向に政治を動かしていく危険性は充分にある」なんて解説をしている人がいました。正直なところ、私の危惧と近い面はあるんですね。
201. ねお — April 4, 2011 @18:38:05
推進すべしって言ってる人はいるけど、経済の文脈だと思う。
誰かいたら、指摘してください
203. captnemo — April 5, 2011 @00:47:43
私はリヴィジョニストを甘く見ていました。
>「ヒトラー=広瀬隆」だったんですね!
>そうすると、全てが理解出来ました!
>ありがとうございます!
というのは、
「誰か悪人のせいで自分が困って居るんじゃないだろうか」と漠然と思っているときに、「そうなんです。実は悪人は居るんです、あいつです」
と名指しされている「悪人」が「ヒトラー=広瀬隆」なんだと、
理解できたということなんでしょうね。
com様の暖かいお言葉で、やっと目が覚めました。
目を覚まして改めて見てみたら、自分のしてきた醜態に、何の言葉も出ません。
僕の拙い質問に、真摯に回答して下さった技術開発者様始めとする皆様、そしてなによりこの素晴らしい場を提供して下さったきくち様。
本当にすみませんでした。
そしてありがとうございました。
205. com — April 5, 2011 @05:22:51
captnemoさん、
comはすごい後悔しました。最初のコメントを投稿する前にもっと確認すべきだった、と。
だいまるさん、
ご自身がどれだけ不適切な発言をしたか、熟考しましたか?
もし私が広瀬氏であれば、だいまるさんを名誉毀損で民事訴訟を起こすことを考慮するでしょう。その他の方の発言では正直、泥沼になるでしょうが、だいまるさんの発言だけであれば、一連の広瀬氏への発言から、十分勝機有り、と踏むでしょう。
単純に謝罪するだけではなく、ご自身が不適切と考えている発言を撤回し、改めて謝罪するのが筋というモノです。
#少なくともcomはそう考えます。
それと、どんなに謝罪しても、地に落ちた信頼度を回復する道のりは険しいです。今後も発言を続けられるのであれば、どうしたら信頼を回復できるのか、この発言をしたらどういう波及効果があるのか、という点も、投稿前に熟考してください。
えらそうなこと書いてゴメン…と普段なら書くところですが、そんな気が起きないほど不愉快な書き込みでしたね。
206. かとう — April 5, 2011 @11:34:38
207. FungiFun — April 6, 2011 @18:56:13
同委員会のバスビー氏が語ったことが、以下のように各所でまことしやかに引用されていますが、「私にできるのは推測だけ」と言いながら、ヨウ素剤を飲むべきだの、100km圏内はすぐに避難せよなど、あまりにもいい加減すぎるように思っています。
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/disaster311/index.php?content_id=58
他にも、以下のバスビー氏の主張を取り上げて、
http://www.llrc.org/
「原発事故による癌患者の増大は40万人以上――ECCR(まま)予測」
http://chikyuza.net/n/archives/8340
なんてのも広がっているようです。
というわけで、どうもECRRというのはどうなんだろう?と思い始め、少し調べてみたところ、京大原子炉実験所の今中哲二氏の以下のECRRの2003年モデルへの評価が見つかりました。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No99/imanaka041215m.pdf
まとめで、
<? ECRRのリスク評価は、「ミソもクソも一緒」になっていて付き合いきれない.>
<? ECRRに安易に乗っかると、なんでもかんでも「よく分からない内部被曝が原因」となってしまう.>
と書かれていてとても納得したのですが、皆さんのECRRの評価をお聞かせ願えないでしょうか?
208. ちょっと見ただけですけど — April 7, 2011 @13:43:22
…すいません、突然。おじゃましました。
http://getnews.jp/archives/105404
まあ、時期的に割と初期段階なので、今だったらもう少し違ったコメントも増えるのではと思いますが、何となく反論者の意図をたぐると、とにかく原発撤廃、それをサポートする広瀬氏は絶対支持すべき、というのが何となく見えます。
ここで解説している北村教授がそれほど的外れな発言をしているとは思えないのですが...しっかり御用学者リストに入ってました。
210. Indy — April 8, 2011 @00:56:29
ここでそれを罵っているひとも同じようなものだなぁ、
という感想です。
なかでもエウリピデス氏の、「ガイガーカウンター上限捏造」なんて、
東電憎しで、あることないこと叩きの材料にしてる連中と、
やってることがなんら変わらない。
技術開発者氏の、八百屋や医療行為に喩える比喩もなんだか的外れだし。
ま、さしずめ技術開発者氏の喩えを借りるなら、
エウリピデス氏や間違った発表を何度も行う東電は、腐った大根を売った八百屋ってことで、
今後一切、信用できない、ってことになっちゃいますかね。
211. テツ — April 8, 2011 @01:56:22
「広瀬氏の陰謀」とまで思っている人はいないのではないかと思います。
ただ持論(反原発)を訴えるために情報に偏りが出ているため、今後適切な対応をしようとしたときにミスリードされてしまう(陰謀とはちょっとニュアンスガ違うのですが、他に何と言ってよいか)可能性があるので、よほどの情報選別ができる人でない限りあまり聞かない方がよいのではないだろうか、という事と思ってます。
(少なくとも私はそう思ってます)
ところで技術開発者さんのたとえ話、私はそれほど的外れとも思っていませんが、これは正しい間違っているではなくものの捉え方の感覚の違いかと思います。
212. フロレスタン
— April 8, 2011 @01:54:18
213. Indy — April 8, 2011 @17:01:51
>「広瀬氏の陰謀」とまで思っている人はいないのではないかと思います。
いえ、そういう意味ではなく「広瀬氏が繰り広げる陰謀論」もたいがい酷いけど、という意味です。
ああ、そういう意味でしたか。
どうも広瀬派(というのでしょうか)の方のコメント(あまりここでは見られませんが他のところではあちらこちらで)を見ると、反原発と原発推進の二極化が前提になっているようです。
その中間というのが存在しないので、反原発以外の人は全員原発推進の敵、みたいになってしまいがち。
同じようなことがアンチ広瀬(これは原発推進派ではなく)の方の発言にもみられるかもしれません。
この状況なので色々なことに怒りが起こるのはごく自然なことと思うので仕方ないですが、その怒りがきちんと今後の社会がよくなる動きに昇華してくれるといいですが、単に攻撃性に現れてしまうようだとよくありませんね。
215. エウリピデス — April 8, 2011 @19:11:58
Indy さんは、ちゃんと広瀬隆の著作を読んだうえで、書いているのかね。
また、放射線の線量について認識したうえで、書いているのか。
216. かわにく — April 8, 2011 @22:13:39
すいませんでした。
温泉と原発の放射能の違い
http://ntooffice.blog21.fc2.com/blog-entry-501.html
違うのは自然由来の放射線か、人工的な放射線かだそうです。
不思議です
218. atg — April 9, 2011 @04:38:29
「黒い雨」なんて語を印象的に使ったりしてるのだけど、被災地域への風評被害を考えると、このタイミングではイタダケナイ気がします。
きっと来週のワイドショーあたりで取り上げられて、また危機感ばかりがあおられるかと思うと、ウンザリですね。
ほんとになんか、みんな根拠の無い混乱を望んでる気がします。
>違うのは自然由来の放射線か、人工的な放射線かだそうです。
リンク先を見てみると、人工の原発のヨウ素は危ないが、自然の温泉のラドンは安全などと、なかなかの「知識の混乱」ぶりですね。
たまに入る程度の温泉のラドンを気にする必要はないと思いますが、自然放射線の約半分が建物内のラドン由来で、スウェーデンなどでは環境問題になっているようですね。
放射線科学センター
http://rcwww.kek.jp/kurasi/page-45.pdf
220. ROCKY 江藤 — April 10, 2011 @00:53:36
>不思議です
鰻の天然物と養殖物、野菜や果物の露地植えとハウス栽培とでは、味が(たぶん)違いますから。
でも私は味音痴なので両者の差が良く分かりません。放射能に関しても、自然放射能と人工放射能の違いは、私には体感できないでしょう。
221. Isshocking — April 10, 2011 @11:10:31
半減期は目安ですし、「その何倍」という考えかたをしないと
223. みやざわ — April 10, 2011 @21:07:30
あるmixiのコミュニティに所属しましたが武田邦彦氏のブログを信奉している人が多いです。こちらとNATROM氏の批判を紹介しましたが、納得できないと言われました。Wikipediaなどを参照すると、武田氏はかなり問題がある人物と思えます。過去の言動についてのまとまった批判サイトなどないでしょうか。
武田氏のブログはかなり多くの人から信頼されているようです。そこ以外でも別々に二人の人からお勧めされました。そのうち一人は医師です。
エウリピデスさん
デマを真に受けて広めるのは良くないことです。
10mSvの計測器しか持っていなかった、とかの捏造もそうですが、
そもそも、その南日本新聞の夕刊に掲載された、と言われている記事そのものは存在するのですか?
南日本新聞に問い合わせましたら、数年前から夕刊は発刊していないとのことですが?
そしてくだんの広瀬氏のコメントは、共同通信から配信されたもので各社共通、
「50Km離れたところで1000μSv」という記述どころか、
何キロメートルで何シーベルトということにすら言及していない、とのこと。
あなたが書かれた、その広瀬コメントはいったいどこから出てきたものですか?
どこかの巨大掲示板で適当に拾ってきたものじゃないの?
225. Indy — April 11, 2011 @14:52:17
広瀬憎しはわかるけれど、デマを真に受けて、
「広河さんたちが測定したという話が気になってる」なんてwww
測定してないっての。
針が振り切れたのは双葉町に入ってから。
動画がいくつもアップされてるので、見ればわかるでしょうに。
227. Indy — April 11, 2011 @15:00:19
安全神話を構築するために、いろんなウソを盛り込む。
ウソを見抜いたひとが、その神話を崩すために、いろんなウソを盛り込む。
またまた、そのウソを見抜いたひとが、さらにいろんなウソを盛り込む。←今ここ
っていう感じ。
228. 技術開発者 — April 11, 2011 @15:42:50
>安全神話を構築するために、いろんなウソを盛り込む。
私には不思議で仕方ない事が一つあるんですよ。なんか原発推進派と原発反対派の言っている事が逆に見えるんですね。
なんていうか「原発は危険だから、もう全て止めようよ」と言うときに、「東電も人知を尽くして安全対策してました。保安院も人知を尽くしてその安全対策をチェックしてました。でも人知には限りがあり、自然の猛威の前には役に立ちませんでした。これはこれからも起こり得る事ですから原発そのものを止めていきましょう」というのが一番説得力がある気がするんですね。つまり原発に反対するなら、東電や保安院は精一杯頑張ってきたという方が反対の論調が作りやすいんです。つまり、「安全神話」はこの事故以前の認識として「人間にできる精一杯のこと」の結果だったが、その神話はなりたたなかったのだから、もうそんなものに依存するのは止めましょう、です。
それに対して、「安全神話のために嘘をついてきた」なら「その嘘のもと一つ一つにきちんと対策するなら、剣士力発電は安全である」という理屈も構築できちゃうんです。つまり、「こんな事も予想できたのに、対策しなかった」なんて話をすればするほど「人間が人知を尽くせば自然の猛威に勝てる」と言っているのと同じに鳴っちゃう訳ね。
本来なら原発反対派が「安全神話は人間の英知を集めたけっかだったが、なりたたなかった」と言い、原発推進派が「いやいや、あれは東電や保安院がサボったから安全神話がなりたたなくなったんだ。そこをきちんとやれば、今後は大丈夫だ」というというのが、理屈的にはまともな論争にみえるんですね。
ということで、Indyさんなんかも、原発推進派に見えて仕方ないんですね、私の目にはね(笑)。
>そもそも、その南日本新聞の夕刊に掲載された、と言われている記事そのものは存在するのですか?
ググったら、簡単に出てきました。
http://www.ogawamisako.com/
↑のサイトの管理者である 小川みさ子 氏が書かれた↓の掲示板が出所ではないでしょうか。
http://6130.teacup.com/misako/bbs/6342
まあ、エウリピデスさんは、
>広瀬隆は、3月15日夕刊「南日本新聞」のコメントにつぎのようなことを述べています。
などと書かれていますが、小川氏は、↑の掲示板で、
>チラシ配布途中、自宅に立ち寄ったら、広瀬隆さんからメールが届いていました。以下、昨日、南日本新聞3面にもコメントを出されていた、広瀬隆さんから直で緊急連絡をいただきました。どうぞ、皆さん、落ち着いてでも事実を伝えましょう。
と書かれていますから、これをそのまま解釈すると、広瀬氏から小川氏に宛てたメールに書かれていたということですかね。
(とは言え、個人的にはこれらのことについて特に興味はありませんので、だからどうだといったことを書くつもりもありません。)
ちなみに、この小川氏は実在するのかと調べてみたら、実際にいらっしゃいました。
http://www.city.kagoshima.lg.jp/gikai/giin_syoukai/meibo1.html#ogawa
230. Indy — April 11, 2011 @16:21:45
わたしは一言も、東電や保安院がさぼったなんて言ってませんが?
また、関係者の無能のせいだけで原発がこうなったとも言ってませんが?
あなたの八百屋理論では、
東電も保安院も信用できないってことになっちゃうんじゃないの?
と言ってるだけ。
原因は複合的なのでしょう、それはこれから徐々に解っていくことで
いま誰がどう悪い、とかを言い立てるつもりはありません。
231. Indy — April 11, 2011 @16:30:56
なんかすごいですね、こういうのを真に受けて、広瀬叩きの材料にするってのも。
おつむ大丈夫か、と言いたくなります。
232. 技術開発者 — April 11, 2011 @16:54:44
>あなたの八百屋理論では、
>東電も保安院も信用できないってことになっちゃうんじゃないの?
>と言ってるだけ。
その通りなのね、実際、これだけの原発事故が起きたのだから信用出来なくなって当然なのね。問題は、「東電や保安院だから信用出来ない」のか、「誰がやっていても信用出来ないだけの英知の足りない状態に我々全体の状況がもともとあったのか」の違いなんです。東電や保安院が信用出来なまなったのは現実論だけども、「東電や保安院だから」としてしまうなら、「じゃあ、信用出来る奴にやらせりゃ良いよね」となる可能性を含むからね。
そういう意味では広瀬さんの議論は或る意味逆説が成り立っちゃうのね。彼にはそういう意図はないと思うんだけどね。例えば彼の
http://diamond.jp/articles/-/11514
この記事の中に
[電力会社が「故意に想定しなかった」だけであり、想定しなかったその責任は、被曝者に対してきわめて重大である。]
と書かれているよね。ということは、東電よりももっときちんと想定して対策する電力会社なら、きちんと想定して対策して、今回の事故を防げたという逆説が成り立つ訳ね。つまり、広瀬氏は東電や保安院にやらせなければ、今後も原発は作って動かしても良いと言う事を逆説的に言ってしまっている面があるのね。つまり彼は意図せず「原発推進」の論陣を張っている面があると思うわけです。
233. ちまり — April 11, 2011 @17:16:04
>[電力会社が「故意に想定しなかった」だけであり、想定しなかったその責任は、被曝者に対してきわめて重大である。]
>と書かれているよね。ということは、東電よりももっときちんと想定して対策する電力会社なら、きちんと想定して対策して、
>今回の事故を防げたという逆説が成り立つ訳ね。
想定して対策しなかったから、事故が起こった
ならば
想定して対策すれば、事故は起こらない、といいたいのでしょうか。
人間に完全な想定などありえない以上、想定すれば事故が防げるというような逆説を述べる意味などありません。事故が起こるたびに「想定外」という言い訳を繰り返すことになるだけでしょう。こんな無意味なことばかり言ってでも、とにかく他人を言い負かしたいのでしょうか。
人がやることに絶対とか完全ということがありえないから、一度事故が起こったときに誰もリスクを負うことができない原発はやめましょう、という意味で理解するのが一般的だと思います。
こんなくだらない揚げ足取りをして誰に何の利益があるのでしょうか。
人が言いたいことを理解しようとせず、あえて一部の言葉を抜き出して、極論化し、その人の真意とは正反対の結論に誘導するのは詭弁の一つの特徴です。
八百屋の例えにしろ、あまりにくだらないすり替えと詭弁だと思います。言葉尻を取っておまえも「原発推進」の面がある、なんて言うのは建設的な議論の態度ではなく、人を馬鹿にしているように感じます。
というのは、普通に読めば、少なくとも今回の事故に関しては
>想定して対策すれば、事故は起こらな
かった、という意味にしかならないでしょう。
>人がやることに絶対とか完全ということがありえないから、一度事故が起こったときに誰もリスクを負うことができない原発はやめましょう
もしそのつもりであるならば、
>>電力会社が「故意に想定しなかった」だけ
などという言い方をするのはまったくの逆効果であり、建設的でない、ということを指摘されているのです。
235. ちまり — April 11, 2011 @18:35:01
最初の広瀬氏の言論内容への解釈が間違ってるからそういう解釈になるんですね。
広瀬氏が、原子力保安院や東電などが想定しなかったと言っているのは彼の著作にもあるように全電源消失等の様々な技術的、各論的な彼の指摘に対してです。それは専門家なら想定できただろうと。
人間が完全ではないから絶対安全ではない、という議論はそれ以前の別の話なんですね。その上でその二つの話をごっちゃにしてるのがおかしいというわけです。
広瀬氏が指摘してきたのは、彼でも想定できたことに対して、対策してこなかった不作為と、それ以前の原発が内在的に孕む危険性の両方です。
その後者の点、つまり人間のやることに絶対安全などないということを、広瀬氏があたかも発言してきていないことを前提にしなければ、技術開発者氏がいうような、広瀬氏が原発推進に加担しているかのような、意味不明のこじつけが成立しないことを指摘したまでです。
人がやるのだから絶対安全ではないということをあらかじめ口酸っぱくなるほど、警鐘をならしてきているにも拘らず、その後に、想定できることへの不作為も指摘したからと言って、原発推進に与することになりはしないのです。
それにも拘らず、文脈を理解せずに言説の一部だけをとって原発推進に与する面があると指摘することに、揚げ足取り以外の何の意味があるのか、と申し上げたまでです。
以上の意味がご理解頂ければ、技術開発者氏がいうような逆説的理解、すなわち想定できるなら原発を推進できるというような文意を、広瀬氏の言論内容に読み取ろうとするようなことが、如何に詭弁であり、おかしなことかがわかるはずです。
広瀬隆はだめですよ。
反原発の主張をしてきたもっとまともな人はたくさんいます。
そういう人たちに広瀬隆についての評価を聞いてみればいいと思います。
「原発は危ない」と言ってきた人すべてがきちんとしたことを言ったわけでもなければ、今回の事故を予見したわけでもありません。
237. Indy — April 11, 2011 @18:58:24
>と書かれているよね。ということは、東電よりももっときちんと想定して対策する電力会社なら、きちんと想定して対策して、今回の事故を防げたという逆説が成り立つ訳ね。
はい、彼はそういうことを言っているのだと思います。
そして、きちんと想定すれば、起こり得る地震に耐えられるような原発をつくるのは不可能なんじゃないか、と。
それが、ほんとかどうかは別にして。
238. Indy — April 11, 2011 @20:18:37
#231技術開発者さんへのレスです。つけ忘れました、失礼。
「一度事故が起こってもリスクを負うことができる」ものと「一度事故が起こったときに誰もリスクを負うことができない」ものの区別は、それほど自明なものではないと思います。
今回の原発事故の場合でも原子炉本体の処理に年数はかかるものの、今後の予想としては、おそらく放射性物質に起因すると見なすことができる死者数は0、原発敷地の周囲10キロ及び一部ホットスポットを除いては、1年以内に通常の生活に戻る可能性が高いと思っています。(現在でも空気中への放射性物質の放出は止まっているといってよいレベルですし、1年あれば、汚染水の格納・遮蔽、敷地表面の放射性物質飛散防止措置ができると思いますので・・・。また、立入制限が必要なホットスポット等もその後の処理の進行とともに縮小していくでしょう)
これだけ想定外の事態が続いたにもかかわらず、その程度のレベルの被害で終息するなら、これを「誰もリスクを負うことができない」とまで言い切れるものなのか・・・。例えば、都市上空を飛行する航空機がコントロールを失って市街地に突っ込むというリスクと比較して、原発は許容できないレベルのリスクなのか・・・。自明とは言えないと思います。
「様々な物事についてのリスクレベル」と「許容可能なリスク」について、もう一度、考え方を整理することが必要なのではないかと思っています。
ちなみに、このコメント欄では、「原発推進派」とか「反原発派」とかいう色分けで弾が飛んでくることが時々あるようなので、予め断っておきますが、私は「原発推進派」というわけではありません。(「反原発派」とも言い切れないけど・・・)
241. 技術開発者 — April 12, 2011 @03:48:01
>それが、ほんとかどうかは別にして。
実のところ、それが本当かどうかこそが、これから先の世界の原子力発電の流れに影響しそうな状態なんですね。別なエントリにも書いたのですが、世界中の原子力関係者が福島に衝撃を受け、注目している面があるわけです。その一番の原因が「事故につながる重大な設計ミスや操作ミスが見当たらない事故」であるというところにつきる訳です。
スリーマイルの事故は世間の人には衝撃を与えたけど、原子力関係者に与えた衝撃は少なかった面があります。制御盤に異常を知らせる赤ランプが常に複数ついているような状態で「原子炉をなだめすかして発電する」なんてのは、「そんなことを続けていればいずれ事故になる」と誰もが思ったわけです。そして、そんな異常な運転さえしなければ事故は防げるとも思ったわけですね。
チェルノブイリについても同じです。黒鉛型原子炉という制御の難しい原子炉に格納容器を持たないという脆弱な設計。緊急停止装置を切って行った出力調整試験という無茶な操作。「こんな設計でなかったら、そんな操作をしなければ」事故は防げたと思ったわけです。
今回の福島に関して言うと、「想定外」というか「もともと、想像すらしなかったこと」であったからこそ「自分たちの原発には起こらないか」と聞かれたときに「起こらない」と言い切ることが出来なくなっているわけです。「起こり得る地震」が想定できるなら、それに耐えられるようにするのは不可能ではないのですが、「起こり得る地震や津波」が「想像すらつかない」なら、それに耐えられるようにするのは至難のわざだからです。
少し技術的な話をすると、今回の事故で「非常用発電装置」が生きたか死んだかが明暗を分けたように言われる面があります。それも間違いではないのですが、実は事故にならなかった原子炉でも非常用発電装置のみで1週間近く原子炉を冷やすということになった原子炉は幾つかあります。これ自体が「想定外」のことではあるのです。もともと、「外部電力の復旧までの期間」は数時間とか半日とかいう想定なんですね。事故になっていない原子炉でも、まさに最後のたのみの綱である非常用発電装置にぶら下がって命拾いをしたわけで、これも実は世界の原子力関係者の背中を寒くしている部分ではあるんです。
242. ちまり — April 12, 2011 @09:19:24
>今後の予想としては、おそらく放射性物質に起因すると見なすことができる死者数は0
「放射性物質に起因すると見なすことができる死者数は0」とのことですが、なぜそんなことが言えるのでしょうか。内部被曝による疾病発生の因果関係の証明は極めて困難だと聞いています。私はこの事故の健康への影響を十分に計測すること自体が極めて難しいと考えています。死者数がゼロという予想は元のデータをどう取るのかという恣意的な問題でしょう。
仮に、計測すら困難であるならば、東電も政府もリスクを負う前提にすら立てないということです。そういう意味で原発事故が一旦起これば、誰にもそのリスクを負うことができないものであるという考えはあながち不当なものとは言えないはずです。
社会学者の方が原発事故は計測不能、収束不能、回復不能とおっしゃっていましたが、私もこれと同意見です。放射性汚染物質を垂れ流すだけしかできないこと、これらを人知で止められないという現状のことを私は指しています。少なくとも現時点で収束できていません。年単位で冷却しないと燃料棒に近寄ることさえできないというのは、人間の手に負えないということの証左です。さらに、このまま何十年も立ち入り禁止区域ができるかもしれない。ならばリスクが負えないという表現は適切であり、自明であると思います。この状態を、手に負えるリスクと言えるかどうかの言葉遊びなどしても意味がありません。私は原子力事故については、「人間が手に負えるリスク」であると、はっきり言い切れるような技術を現時点の科学が持っているとは思っていません。
計測がどの程度可能かという点で最初から意見が違いますから、今の時点でお話する意味はないと思います。
#239の井口堂です。
私も推進派とか反対派とかで無駄なコメントの応酬をしたくないので、わざわざ断り書きをいれた次第です。(そっちの方向へ話をもっていかないでね。無視するけど・・・)
私の意図は、リスクに関する「誰も反対できない格言」は、そこらじゅうで飛び交っているけど、その中身は精査されていない、だから精査が必要じゃないでしょうかということです。
#243ちまり様
>「内部被曝による疾病発生の因果関係の証明は極めて困難だと聞いています」
だから、「起因すると見なすことができる死者数」とか「可能性が高いと思っています」とか書いています。
「計測不能」という一言で思考停止してはマズイんではないの、本当に計測不能か考えてみようよ。その結果として計測困難との結論がでても結構だけど、現段階では、そんなに深く議論されてはいないんじゃないのというのが私の主張です。
244. Indy — April 12, 2011 @09:40:50
>少し技術的な話をすると、今回の事故で「非常用発電装置」が生きたか死んだかが明暗を分けたように言われる面があります。それも間違いではないのですが、実は事故にならなかった原子炉でも非常用発電装置のみで1週間近く原子炉を冷やすということになった原子炉は幾つかあります。
前段と、「実は〜」以後の後段、同じことをおっしゃっていると思います。
ま、それはともかく、想定出来ないなら原発をつくるんじゃない、という立ち位置の広瀬氏と、
想定できるし、まして全交流電源喪失が長時間続くことなんてあり得ないとしてきた原発の人々、ちょっと後者に分が悪いような…。
(蛇足ながら、じつは全電源喪失以前に(つまり津波以前に)冷却材喪失してたんじゃないのとCNICなどは言ってますね。)
ただ、事故ったときの危険性はどうなのと言えば、井口堂さんの議論がとても有意味に思えます。
広瀬氏が煽ってきたのも、おもにこの部分じゃないかなと。
245. 技術開発者 — April 12, 2011 @12:26:50
>想定できるし、まして全交流電源喪失が長時間続くことなんてあり得ないとしてきた原発の人々、ちょっと後者に分が悪いような…。
だから、この機会に「原発全廃」の方向に持っていきたいと考えている人は結構いる訳ですね。そういう人にとって、東電や保安院が「故意に想定しなかった」であるより「一所懸命に想定しても駄目だったでしょ」の方が都合が良い訳です。なぜなら、「今後も一所懸命に想定しても駄目かもしれませんよ」が言えるからね。広瀬氏の様に「故意に想定しなかった」としちゃうと、一所懸命に想定したら防げる可能性が残っちゃうからね。
実は井口堂さんのおっしゃる「被害の規模」についても同じ事が言える面はあるんです。東電の賠償額はおそらく数兆円以上に上るだろうと思いますが、「一所懸命に被害を小さくしようと頑張っても数兆円以上」なのか「いろいろと被害拡大を起こすような馬鹿やったから数兆円以上」なのかはやはり差があってね。或る意味、「ね、一旦事故になったらどんなに被害を小さくしようとしても、こんな賠償額になるんですよ、原発は結局ペイしませんね、電力会社さん、原発を止めませんか」という方が都合が良くて、「実はこの賠償額は、色々馬鹿やったのでこの金額になっているんで、うまく立ち回ると数千億円の賠償額で済む」なら、電力会社が「やはり、原発でいこう」もあり得るのね(笑)。なんか、世の中には一生懸命に「東電や政府が上手く対策したらもっと被害が小さくて済んだ」と言いたい人が沢山いそうですけどね。
246. ちまり — April 12, 2011 @12:09:36
危険性の話ですが
内部被曝と疾病の因果関係の証明が事実上不可能に近いというのは岐阜大学の放射線医学の教授も言ってました。(名前は失念)単なる危険性の煽りだけだとは思いません。実際、今までに原発の労災が降りたのは十人程度のはずです。さらに、被曝による癌の認定は今までひとりもいないのです。今まで原発で作業に従事された方々は百万人以上いると思われますが、これらの人々は原発によって全く影響がなかったことにされて闇に葬られています。本当にそうでしょうか。まともに調査をする気さえないと思います。
隠そうとする側に都合がいいのが核種による被曝の疾病だと思います。
原発・核燃料施設労働者の労災申請・認定状況
http://www.geocities.jp/koshc2000/accident/hibakuninnteihyo.html
日本産科婦人科学会では「チェルノブイリ原子力発電所事故後の疫学調査において、被曝と甲状腺がん発症との関連が明らかとなった。」としていますが、井口堂さんは、「今後の予想としては、おそらく放射性物質に起因すると見なすことができる死者数は0」といってしまって問題を感じませんか。
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/announce_20110315.pdf
チェルノブイリ原発事故の放射能汚染による被爆者と石棺までの動画
http://shachoublog.net/nyu-su/cherunobuiri-douga.html
以下引用
概要
・事故に関する数々の隠蔽
・事故処理に責任者レガノフは被曝した人々のうち4万人がガンにより死亡すると結論づけたが、政府はこれを4000人として発表。
・レガノフは2年後に自殺。
・Y・バンダジェフスキー博士は放射能と疾患の関連性を研究し、論文を発表すると別件で5年間の懲役、逮捕となった
・放射能被曝は子孫にも影響する。
・自国がパニックになるのが嫌だったため周辺諸国は被曝の恐れがないと嘘の発表を繰り返した。
・20年たった今でもチェルノブイリには人は住めない。
・土壌汚染の放射能物質は5年で5センチ沈み植物を汚染。
・土壌汚染を除染するには土をすべて掘り起こし、密閉容器に入れるしかない。不可能
・周辺住民はのちに汚染食品をたべて1152人が小児ガンになった。
引用終り
先ほど、福島原発事故はチェルノブイリ事故と同じレベル7に暫定引き上げというニュースがありました。福島にも永久立ち入り禁止区域ができる可能性もあると思います。原発事故が起こった場合、そのリスクを負うことは誰にもできません。リスクを負えないものは作るべきではありません。
247. ちまり — April 12, 2011 @12:43:32
>広瀬氏の様に「故意に想定しなかった」としちゃうと、一所懸命に想定したら防げる可能性が残っちゃうからね。
広瀬氏が述べてきたことは、そういう意味だけではないということを、あえて無視するわけですね。
ある一つの言葉尻だけを捉えて、その人の今までの言説の文脈を無視するのは、科学哲学の議論のマナーにも違反することですよ。
>広瀬氏が述べてきたことは、そういう意味だけではない
かどうかは、氏のすべての著作を精読してきたわけではないのでわかりませんが、
少なくとも、ほかの人にそう都合よく利用される可能性を含んだ、穴だらけの文章であったことは間違いないんじゃないでしょうか。
仮にも文章のプロであるならば、それはそれで問題だと思うのですけど。
249. ちまり — April 12, 2011 @13:00:38
>少なくとも、ほかの人にそう都合よく利用される可能性を含んだ、穴だらけの文章であったことは間違いないんじゃないでしょうか。
全くその通りです。広瀬氏の文章にはいい加減な部分もあります。その一部の穴を利用して揚げ足取りをすることを諌めようというのが私の意図です。
250. ijim — April 12, 2011 @13:12:58
>全くその通りです。広瀬氏の文章にはいい加減な部分もあります。
あらら 八百屋の話に戻っちゃいますよ。
251. Indy — April 12, 2011 @13:17:59
>だから、この機会に「原発全廃」の方向に持っていきたいと考えている人は結構いる訳ですね。そういう人にとって、東電や保安院が「故意に想定しなかった」であるより「一所懸命に想定しても駄目だったでしょ」の方が都合が良い訳です。なぜなら、「今後も一所懸命に想定しても駄目かもしれませんよ」が言えるからね。広瀬氏の様に「故意に想定しなかった」としちゃうと、一所懸命に想定したら防げる可能性が残っちゃうからね。
そうでもないでしょ。
きちんと想定すれば、事故らない原発をつくることはムリだから、
それに目をつむって原発をつくってきた、というのが彼の言い分でしょ。
252. fisker — April 12, 2011 @12:58:50
というのはもちろん冗談ですが、各種の調査が日本だけでなく色々なところで色々な機関によって行われているのは事実で、日本の従事者の癌による死亡者もだいたいこれくらいでしょう。つまり日本人平均と同じという意味ですが。
何が言いたいかというと、被曝と疾病に因果関係があるはずだと思って調査したグループですら因果関係を証明できておらず、僅かな被曝が健康に害を及ぼすと信じる合理的理由はないと言うことです。これは被曝による影響が全くないと言うことを意味するわけではありませんが、考慮する必要が無いくらい小さい影響でしかないということです。
空気の悪いところにいれば疾病のリスクは高まりますし、脂っこいものや味の濃いものを食べても同様です。これら数多くのリスク要因の中で、取るに足らない小さなリスクをことさら気にするのは合理的な態度ではありません。
廃炉にする手順、残された放射性物質の管理の問題を考えると、「計測不能」では非常に困るはずです。なぜなら原発の周辺や放射性物質の管理施設の周辺の方に「リスクは計測不能なんですけど、取り敢えず、このぐらいのところでやっておきますから」では納得を得られませんからね。
「計測困難」の場合でも、周辺の方に何らかの理解を得られる仮定を入れて処理方法を考えざるをえないわけです。(そもそも、「周辺の方」ということすら周囲何km以内の方かリスク計算をしないと算出できないわけで・・・)
全原発を停止、廃炉を主張する方を含めてリスクに関してある程度の共通理解を持たないと、原発を止めたとしても、その後は手がつけられないまま放置ということになりかねません。(これが非常に危険なことであることは分かると思います。なにしろ、建物・装置というものは耐用年数があるので放りっぱなしにはできないのですから)
どのようなシナリオをとるにしても、「リスク」に関する考え方を整理することが必要だと思います。
254. 技術開発者 — April 12, 2011 @13:41:30
まあ、今の原発反対運動の盛り上がりをもう一度広瀬氏に潰して欲しいという事なら、これ以上何も書く事はありません。
たぶん興味をお持ちになることは無いと思うけど、スリーマイル事故で日本でも盛り上がった原発反対運動が、どうして尻つぼみに消えていったか、そのことに広瀬氏がどう関係したかを調べてご覧になることをとりあえずお勧めします。
255. ちまり — April 12, 2011 @14:03:16
>何が言いたいかというと、被曝と疾病に因果関係があるはずだと思って調査したグループですら因果関係を証明できておらず、僅かな被曝が健康に害を及ぼすと信じる合理的理由はないと言うことです。これは被曝による影響が全くないと言うことを意味するわけではありませんが、考慮する必要が無いくらい小さい影響でしかないということです。
あなたの仰ることですが、
因果関係を証明できない→考慮する必要が無いくらい小さい影響でしかない
というのは論理の飛躍があると思います。あくまで、影響があっても証明できないだけかもしれませんね。証明できないことで、影響が小さいことが直接的、積極的に証明されるわけではないです。
そもそも因果関係は実験科学では証明ができないものではないでしょうか。言えるのは統計的に有意味な相関関係だけなのです。つまり、いつまでたっても内部被曝と原発事故の因果関係など証明できないと思われます。それを理由に出して「考慮する必要が無いくらい小さい影響でしかない」と言われても水掛け論でしょう。
チェルノブイリ事故で事故処理に責任者レガノフは被曝した人々のうち4万人がガンにより死亡すると結論づけたが、政府はこれを4000人として発表、という話もあなたからすれば「考慮する必要が無いくらい小さい影響でしかない」であり、与太話なのでしょう。
これは、もはやどれくらいの被害者人数なら、人の命が危険にさらされているといえるか、ということに対しての解釈の違いですのでどうしようもないですね。
>255. 技術開発者様
ご返信ありがとうございます。「今の原発反対運動の盛り上がりをもう一度広瀬氏に潰して欲しい」などと思っていませんし、もしそうなったとしても、広瀬氏が原因でそうなるとも思えません。彼の著作を読めば、総論として原発推進に資するような言説をしているとも思えませんでした。あくまで総論としてです。また、スリーマイル島事故は国外のことですし、残念ながら意識の低い日本人には影響しなかったのかもしれませんね。
津田さんは水俣病の問題も追及しておられる疫学者で、いわゆる「御用学者」とは対極におられるかただから、ちまりさんも安心して読めるでしょう。
この問題は基本的に「疫学」の問題です。非常に難しい問題を孕んでいますが、疫学の基本的な考えかたを知るとよいと思います
257. disraff — April 12, 2011 @14:41:59
ちなみに僕は「危険な話」で広瀬氏を知ると同時に見限ったクチですが、今もって世にはばかっている事に若干の驚きと強い遺憾の念を禁じえません。ダメな「味方」は時に有能な敵よりも厄介な存在になりうる、という事は知っておいて損はないと思います。
> ちまり ― April 12, 2011 @14:03:16
> 言えるのは統計的に有意味な相関関係だけなのです。
これはあるのでしょうか?
259. ちまり — April 12, 2011 @14:50:54
>ちまりさんは「疫学的調査」というものの何たるかについて調べてみると良いかと。興味はないかも知れませんが。
disraffさんも日本の公害裁判で因果関係理論がどのように扱われてきたか調べてみて欲しいです。いかに原告側がこの因果関係の立証に苦しめられてきたか。福島原発事故による、放射性物質と晩発性の疾病に対する因果関係の問題は、これまでの日本の公害裁判に照らしても十分に証明され、救済されるとは思えません。尚、「疫学的調査」とのことですが、上で既に述べた岐阜大学の教授の話はその疫学的調査に対する疑問です。日本ではそれが原発問題に対してまともに行われてきているとは言いがたいのではないでしょうか。これはチェルノブイリ事故でも同じです。チェルノブイリ事故の疫学調査結果はご存知ですか?放射性ヨウ素の甲状腺癌は疫学的に因果関係を証明されましたが、それ以外の発癌は結局、闇に葬られました。25年以上、疫学的調査を行った結果がこれです。
それとここの皆さん方が広瀬氏を嫌いなのはどうでもいいです。私はここで広瀬氏叩きをやっている方々のほうがよっぽど推進派に有利だと思います。影響は小さい、大丈夫と語りながら、原発反対派を装っている原発現状維持派に見えます。ここでは反対派だ、推進派だのはどうでもいいといいながら、結局、推進派の問題については何もいわないで広瀬氏のような反対派だけを非難しています。中立的にはとても見えません。
それはそれとして
............
放射性ヨウ素の甲状腺癌は疫学的に因果関係を証明されましたが、それ以外の発癌は結局、闇に葬られました。25年以上、疫学的調査を行った結果がこれです。
............
というのは、疫学ではだめだということでしょうか。
しかし、放射線であれなんであれ、疫学以外に病気の原因をきちんと推測する手法はないと思いますよ。
「闇に葬られた」という主張は、どこかに別のデータがあったのにそれをなかったことにしたのならともかく、疫学的なデータとして「有意な関係はない」となってしまうのであれば、それは「闇に葬られた」ではないでしょう。
発癌についてわかることは「増えたか増えなかったか」だけです。ある集団である種の癌が有意に増えたのだとしたら、「その中の誰が」ではなく、とにかく癌を増やす原因になったということです。それを踏まえてどういう補償をするかを考えるのは大変ですが、それはやらなくてはならないでしょう。水俣病ではそれに失敗しました。
いっぽう、増えなかったという結果になった場合、「癌のリスクを増やさなかった」という結論にしかならないと思いますが、なんらかの「下駄をはかせる」かどうかは今後の議論でしょう。
僕が広瀬隆を非難する理由は、言っていることがでたらめだからで、それ以外の意味も理由もありません。強いて言うなら、広瀬隆を容認することは反原発運動にとってはマイナスだということくらいです
261. ちまり — April 12, 2011 @15:16:19
>これはあるのでしょうか?
実験科学で、という条件をお忘れなく。
262. Toshi2100 — April 12, 2011 @15:23:04
> 実験科学で、という条件をお忘れなく。
確認ですが、この文の前に「あります」と入れてよいのですよね?
実験科学というのは、理論科学との対比ですか?初めて見た漢字4つの熟語なので、これも確認させてください。
チェルノブイリについては当時のソ連政府が情報を公開せず、未だに不明なことが多いのですが、放射線被曝による人への影響としては原子力発電所だけでなく核実験や広島、長崎での原爆など、それなりに研究の蓄積があります。また、動物実験も色々行われています。
その結果、250mSvを超える被曝では白血球の減少が認められることが知られており、これが「確定的影響」の閾値とされています。これ以下では確定的影響、つまり急性障害は現れません。ところが、それ以下の線量でも発がんの確率が上がるという「確率的影響」が知られています。確率的影響に閾値があるかどうかは意見が分かれていますが、放射線防護の考え方は閾値がないことを前提にしています。発癌のリスクは日本人の場合もともと50%程度ですが、これに上乗せされるリスクが被曝線量とほぼ比例して増加すると考えられています。100mSvの被曝ではこの増分が約0.5%で、これより小さい値では自然発生率の変動幅の中に収まってしまい、統計的に検知できません。その意味では、100mSvが統計的な閾値と言うこともできます。
さて、今回の事故ではモニタリングポストや各地でのサンプリングにより空間線量率、放射性降下物の量、食品や飲料水への混入量等がかなり正確に分かっており、個人のトータル被曝線量を合理的に推定することができます。海洋への大量の汚染水流出によって一定割合で海産物に放射性物質が含まれたまま流通することを考慮してなお、一般の方の外部被曝、内部被曝の合計が1mSvを大きく超えることはまず考えられません。国内外の様々な試算でも、公衆の大規模な被曝を想定したものは私は見たことがありません。
内部被曝と事故の因果関係などはこの際関係なく、事故による被曝の上限は合理的に推定できるのです。そしてこのレベルの被曝は有意なリスク上昇がないことが実験的に証明されています。
この先もし私が癌になったとして、その原因が何かを証明することは不可能です。そのことと、私が癌になる可能性が100mSv未満の放射線被曝で高まることはないことは別物で、こちらは統計的に証明できます。
どの程度の人数なら危険という解釈ではなく、事故による放射線で健康被害を受ける人数は(現場の作業員を除いて)「ゼロ」である、と根拠に基づいて言っているのです。
不安になる気持ちは理解できますし、東電はじめ関係者に対する憤りも分かります。が、合理的な根拠のない不安も楽観も事態の解決には役に立ちません。正しい知識を得ることで、必要以上に怖がったり、逆に楽観しすぎたりせず、「正しく怖がる」ことができるようになると思います。
東大病院放射線治療チームのブログが分かりやすく解説しています。彼らは原発の利権とは全く関係の無い第三者の専門家です。ご参考に。
http://tnakagawa.exblog.jp/15130220/
264. fisker — April 12, 2011 @15:43:47
>放射性ヨウ素の甲状腺癌は疫学的に因果関係を証明されましたが、それ以外の発癌は結局、闇に葬られました。25年以上、疫学的調査を行った結果がこれです。
旧ソ連の疫学調査をどう評価するかは微妙なところですが、一般的には疫学調査でこの結果が出た場合、「甲状腺癌は因果か関係が認められるがその他の癌については認められない」と判断するのではないでしょうか。因果関係がないのではなく、「闇に葬られた」と判断する根拠は何でしょうか。
265. ちまり — April 12, 2011 @16:20:14
>確認ですが、この文の前に「あります」と入れてよいのですよね?
意味不明です。書いた内容から自分で判断して下さい。
>実験科学というのは、理論科学との対比ですか?初めて見た漢字4つの熟語なので、これも確認させてください。
これも自分で考えて下さい。一般的に考えればわかるはずです。
>fisker様
>東大病院放射線治療チームのブログが分かりやすく解説しています。彼らは原発の利権とは全く関係の無い第三者の専門家です。ご参考に。
利権に全く関係がないと判断する根拠はなんでしょうか。あるとも無いとも私は知りません。私は利権に関係ある無しの話などしてませんが。なぜこんな話が突然出てくるのでしょうか。
>因果関係がないのではなく、「闇に葬られた」と判断する根拠は何でしょうか。
因果関係の証明ができないなら、調査から漏れた被害者もいるということの比喩です。当たり前のことでもわかってて聞くわけですか。
因果関係については、疫学的な証明以外に方法がないだろうと思います。それは結局、「何%増えた」ということです。
ただし、長期影響なので、問題は非常に難しいですが。
いくつか問題を分けて考えたほうがいいと思うのですが、いずれにしても特殊なガンでないかぎり発ガンの原因を特定することは困難でしょう。それはそれとして、補償の枠組を考えるほうがいいのではないでしょうか
267. com — April 12, 2011 @16:31:50
横レス失礼します。
ちまりさんのコメント264 April 12, 2011 @16:20:14より。
>>実験科学というのは、理論科学との対比ですか?初めて見た漢字4つの熟語なので、これも確認させてください。
>これも自分で考えて下さい。一般的に考えればわかるはずです。
いいえ判りません。一般的な用語でない以上、発言者が「こういう意味ですよ」と定義づけ(というより限定)する必要があります。
読者に判断を任せるのであれば、comは「ちまりさんの造語であり、何ら意味のある言葉ではない」とさせて頂きますが。
てか、「読者の判断に任せる」ってのは、何も書いてないに等しく、自分の書いたことすら自分で否定する、最も愚かしい行為に思えますが。
「相関関係」だの「因果関係」だの「疫学」だの「実験科学」だの、意味も分からずがなり立てているように見えます。
感情的にならず、冷静に書き込んでいただきたいと思います。
また、できれば主張の裏付けとなるソースを示していただいた方が信用性が増すと思います。
自分で言い出したことを説明せず、考えれば分かるという言い方は不誠実です。
一般的に考えたら意味不明だから質問しているのでしょうから。
269. TAKESAN — April 12, 2011 @16:52:55
「実験科学」という言葉は、スカパーの放送大学の科目であったりしたので、個人的には馴染みある語で自分でも使いますが(「実験科学の方法」などで検索してみて下さい)、それはともかくとして、ちまりさんが何を主張されたいかは全然解りません。「言えるのは統計的に有意味な相関関係だけ」も解りませんし、それと対応しているのが「実験科学」なのも、何を意味してそう書かれているのかさっぱりです。
「一般的に考えればわかるはず」なんて、そんな話はありませんよね。「実験」と一口に言っても、自然科学的なものもあれば心理学的な実験研究もあり、医学的な臨床実験もある訳ですし。それぞれの分野で用いられる方法も哲学も異なっているでしょう。
どういう意味合いで語を用いているかコンセンサスが無いままやり取りしても、実りある議論にはならないでしょう。
270. サルガッソー — April 12, 2011 @17:00:17
>>因果関係がないのではなく、「闇に葬られた」と判断する根拠は何でしょうか。
>因果関係の証明ができないなら、調査から漏れた被害者もいるということの比喩です。当たり前のことでもわかってて聞くわけですか。
「漏れる」は現象ですが、「葬られる」は何者かの動作でしょう?
当然「葬られる」べき理由があるから「原発の利権とは全く関係の無い第三者の専門家」を引き合いにしたのに比喩とか利権に関係ある無しの話などしてませんとか相当混乱しているんじゃないでしょうか?
271. ちまり — April 12, 2011 @17:28:10
あの皆さん、どんどん馬鹿にして頂いて結構ですよ。「統計的に有意味な相関関係」という言葉がそんなにおかしいと思うならどうぞ。私はこの言葉の根拠やどんな方が仰った言葉か知っていますが教えたくなくなりました。
272. サルガッソー — April 12, 2011 @17:42:58
東京大学・大学院薬学系研究科・准教授 池谷 裕二
って出てきますが・・・
それで偉い人が言った言葉を本当に意味分かって使ってるんですか?
というのはどこから出てくるのでしょうか?私はその人は知りませんよ?本当に意味がわかりません。あなたちょっとおかしいのではないですか?私が勝手に混乱してるように言いますが混乱しているのはあなたでしょう。利権の話も私が言い出した話ではありません。自分が知らない言葉だと造語といい、意味もわからず使っているとなぜか決め付ける。ここの人々は某巨大掲示板と同じですね。
274. TAKESAN — April 12, 2011 @17:46:46
受け売りしてみたけど意味はよく解っていない、と仰っているようにしか思えないのですが。
というか、そのフレーズで検索すると、「因果関係は実験科学では絶対に証明ができない」というのも出てきますね。
なんでしょう、無理やりに(科学)哲学的議論に持って行きたいと言うか、そんな感じなんですかね。よく解りませんけれど。
ここにつけます
みなさん、ちょっと、ちまりさんを馬鹿にするような書き込みはやめていただけませんか
必要とされているのはそういうことではありません
もう少し、書き方に注意していただけると助かります
277. TAKESAN — April 12, 2011 @17:52:41
279. TAKESAN — April 12, 2011 @17:59:22
TAKESAN ― April 12, 2011 @17:46:46
は、あのフレーズで検索する前に書いたコメントですので。
お疲れさまでした>ちまりさん
280. 技術開発者 — April 12, 2011 @17:45:16
なんか、とても既視感があるんです。
私が若いとき、原子力発電は本当に社会にとって引き合うのか、とかを真面目に考えていた人たちがいたと思って下さい。まあ、私の周りは事故リスクよりも、事故がなくても廃棄物処理のコストみたいなものがどんどんかさんで最終的には引き合わなくなるんじゃないか、なんて話をしている人が多かったんですけどね。
そこにチェルノブイリがおきて、広瀬隆が色々煽って、感情的な根拠の怪しいリスク論の人が一杯増えてきて、伊方原発の出力調整試験では、霞ヶ関の資源エネルギー庁にデモ隊が乱入したりとかもあったんですね。そんな中で、原子炉の構造とか放射性物質の危険性とかをきちんと知っている人は「引いてしまった」面がありましたね。でもって、根拠の怪しいリスク論の根拠の部分がだんだんクローズアップされていくと、いつの間にか原発撤廃なんて話は消えていってしまったんです。
その頃の根拠の怪しいリスク論の人と真面目に考えていた人の会話が、ちょうど今、交わされているやりとりと同じ様な感じなんですね。
281. bamboo
— April 12, 2011 @18:00:02
なんだか存在自体が原発推進派の陰謀のような気がしてきました。
原発反対派を貶めることが目的なんじゃないですか。
原発反対派の私としては、非常に不愉快です。
282. サルガッソー — April 12, 2011 @18:06:46
「読者の判断に任せる」ってのは結局自分では咀嚼できてなかったんだなと読者的に判断しました。
不誠実なのはあなた方でしょう。私は自分の言葉で話しました。これは事実です。勿論現在学んでいる場所の影響もあるとは思います。そして意味もわかって言っています。実験科学の件も御自分でお調べになったらいいと思います。
どちらも困ります
統計学の正しい言葉遣いを求められても困るでしょう。僕はそれはそれでかまわないと思います。
いっぽう「闇に葬った」とおっしゃるなら、その根拠は必要です。
冷静に読めない・書けないときは、読まない・書かないを薦めます。
改めて津田さんの疫学の本をお薦めしておきます
286. 酔っぱらい猫 — April 12, 2011 @18:29:04
>ちまりさん
実験科学で例えば「病原微生物」を明らかにしていく仕事なんてのがある訳で、「コッホの原則」とか言うのもありますねー。だから、実験科学で因果関係を証明するのは「難しい場合も多々ある」のは同意ですが、「絶対に証明できない」というのはいかがかと。
ある疾病について、交絡している因子を洗い出して、どれがリスク要因として影響が大きいのかを推定する、なんていう「コホート研究」「ケースコントロール研究」も、現在その有用性と限界についてはそこそこのコンセンサスがあると思います。
チェルノブイリの被曝者における癌腫の発現の違いについての考察は、きちんと観察集団を設定して行われている筈で、「子供の甲状腺癌」についてリスクを検出できたのに、「他の癌腫では顕著な増加が見られない」のであれば、「被曝と甲状腺癌以外の癌の間に有意な因果関係は認められなかった」のではないでしょうか。そこでどうして「闇に葬った」という結論になるのか、私にも良く理解できません。故意に観察集団の一部を除外した結果だったりすれば、甲状腺癌の観察集団と違ってしまうのですから、誰の目にもバレバレですし。
用語の意味を具体的に示していただいた方が、説得力のある言説となると思いますがどうでしょうか。ちまりさんと他の人は別人なのですから、同じ用語を同じ意味で使っているとは限りません。ここで言葉を惜しまないでもいいではありませんか。
287. Indy — April 12, 2011 @19:08:31
>まあ、今の原発反対運動の盛り上がりをもう一度広瀬氏に潰して欲しいという事なら、これ以上何も書く事はありません。
えっと、わたしは広瀬氏になにかを託したり期待しているわけではありませんので、念のため。
ただ、あなたの論理は広瀬氏には通用しないんじゃないのと申し上げているだけです。
それと、エウリピデス氏のような捏造情報で広瀬叩きするのはどうなの、と言いたかっただけです。
それよりも井口堂さんのリスク評価の議論のほうが面白いですね。
最大リスクを今回の福島第一の結末(まだ結末じゃないけど)としていいのかどうかも含めて、今後の議論に期待です。
何かの論理も「捏造」も全く必要ではありませんね。
(しかしエウリピデスさんも災難ですねえ)
289. TAKESAN — April 12, 2011 @19:32:27
まず、「実験科学」の語ですが、これは上に書いたように、私自身は特に違和感を覚えるものでは無く、実験的な方法を扱う分野一般、というような、多少曖昧な広い意味で用いています。
それで、ちまりさんは、
▼ 引 用 ▼
そもそも因果関係は実験科学では証明ができないものではないでしょうか。言えるのは統計的に有意味な相関関係だけなのです。
▲ 引用終了 ▲
と書いておられた訳ですね。これはそのまま読むと、実験科学では因果関係は言えず、せいぜい「統計的に有意味な相関関係だけ」となりますね。
ところが、普通、科学の文脈ですと、条件を統制した実験研究が最も因果関係を確かめる事の出来る方法である、などと言われます。心理学辺りだと、観察研究や調査研究との比較の文脈などですね。要するに、色々な条件を揃え、確かめたい所だけ変化させた複数の群を比較して確かめるのが、最も重要な因果推論の方法と言える、という感じでしょうか。臨床だと、エビデンスレベルとかそういう話とも絡んでくるかと思います(RCTがゴールドスタンダードである云々、など)。※生態学的妥当性が云々、といった話は措いておきます。
で、これはすごくよく解らない意見に思えた訳です。調査研究では因果関係は解らない、だから実験研究で……というのならしばしば見られるので理解出来ますが、実験科学では証明出来ない、と言われたら、理論的考察と実験研究を対立させているのか? それとももっと別の、哲学的な問題を言っているのか? と考えるのも当然で。だから皆さん、実験科学って何?という所から訊いたのだろうと思います。
それから、
▼ 引 用 ▼
統計的に有意味な相関関係
▲ 引用終了 ▲
ここですが、これはいくつか読み方があります。まず一つは、「統計的に有意味」を「統計(学)的に有意」と読む。統計的に有意、というのは学術的な定義がある言い回しですが、その意味で用いているのか、という視点です(普通は「有意」ですが、時には有意味、と言わない事も無いと思うので)。
もう一つは、「相関関係」の「大きさ」を指すのか。つまり、相関係数の大きさでもって関連の強さを言う、という話で、「有意味」とは「ある程度大きい」を指し、「実験科学」にはそれを確認する事しか出来ない、と仰りたかったのか。
これら二つは、統計学の用語として見た場合の読みですね。しかしその説明は、元の文を見ると、
▼ 引 用 ▼
そもそも因果関係は実験科学では証明ができないものではないでしょうか。
▲ 引用終了 ▲
ここと対応しています。これはほとんど、統計学の専門概念とは関係の無いように思われる文です。なのに統計学の話と思われるような文章と繋がっている。
要するに、統計学の専門概念を用いて話をしているのか、それとも、術語とは違う意味合いを持たせているのか。そして、因果関係は証明出来ない、というのをどのレイヤの話としてなさっているのか、そこら辺が何重にも理解出来なかった訳です。だから、どういう意味で使っているのか、と思いました。
また、これらの語を、日常的に使われる意味合いを前提としては話が成り立たないので、一般的に考えれば解る、と言われてもそれでは通じない、と言いたかったのです。
受け売りでは、と書いたのは、言葉の意味合いを説明すれば良い事なのに、「誰が言ったか」という話になったから、です。必ずしもその言葉自体がおかしい、というのでは無く、どういう意味合いかを訊かれているのに、誰が言ったかに我々がこだわっているかのように持って行かれた、と思えました。
科学哲学的な議論に――と言ったのは、因果関係について突き詰めれば、結局は高度に哲学的な議論にならざるを得ないので、そういう根本的な所からの議論をしたいのだろうか、と見えたからでした。
しかし、そういう部分のむつかしさを知っていれば、因果関係は証明出来ない、と主張する事そのものも軽々しくは出来なくなります。場合によっては、そこから議論をするというのなら、じゃあ因果関係を云々する事自体無駄じゃないか、みたいな懐疑主義的な話にもなりかねません。恐らくそれは、ちまりさんにとっても本意では無いでしょう。ですから、どういう文脈で、どういった意味合いで言葉を用いているのか、を確認するのがまず大事だと考え、コメントした次第です。
用語については、こういった、会話が連続するような場では、必ず皆が学術的に正しい定義を踏まえて、その用法で使わなければならない。とは私は考えていません。しかし、専門用語として使われる言葉を、明らかにそれと関連する文脈で用いている場合には、「どういう意味を持たせているか」が非常に重要となるので、そこを指摘しました。異なる意味で用いているならば、それと明示する必要があると考えます。※知らない場合に、批判的に指摘される事は当然ある。
最後に、因果関係に関しては、きくちさんも指摘されているように、疫学の分野が、科学哲学的な部分とも繋がって非常に重要な領域と言えるかと思います。
そして、ある病気なりの原因は何か、といった医学的な議論では、倫理的に実験研究が許されない場合などもしばしばありますし、必ず疫学の知見が関わってきますから、そこは押さえておくべきと考えます。
290. zorori — April 12, 2011 @21:20:12
>放射性ヨウ素の甲状腺癌は疫学的に因果関係を証明されましたが、それ以外の発癌は結局、闇に葬られました。25年以上、疫学的調査を行った結果がこれです。
>因果関係の証明ができないなら、調査から漏れた被害者もいるということの比喩です。
因果関係があって当たり前という結論ありきの逆立ちした考え方ではないでしょうか。因果関係を証明できないような疫学調査は間違っているし、証明できれば正しい調査であると言っているだけに見えます。
関係があるという根拠は何でしょうか?
291. zorori — April 12, 2011 @22:00:49
年間5000人の死者をだしているのに自動車は使われ続けています。ここで、仮に5000人乗りの自動車が開発され、原発並みの安全技術で、10^-6という年間事故確率に抑えられたとします。つまり、年間死者数は平均すれば1人にもなりません。しかし、こういう自動車は私は許容したくありません。理由は、万が一の事故で一度に5000人の犠牲者が出るからです。原発も同様の理由で私は反対です。
ということを20年前ごろに考えていたのですが、そういう議論はなかなかなされません。今回も放射線は怖いとか、絶対安全はあり得ないからダメだというあいかわらずの意見ばかりしか目にしませんね。今のところ1人の死者も出していませんが、経済的打撃、近隣生活への打撃は非常に大きいです。
292. なお2 — April 13, 2011 @01:15:09
その中で色々な考え方や物の見方をお教え頂き感謝しております。
zororiさんの書かれたご意見で、原発に対する考え方について考えさせられました。
私個人は、原発なり飛行機なり電車等、多くの生命を預かる物ほど大規模な施設で扱うほうが好ましいと考えております。
小規模になればなるほどリカバリー手段が減ると思っております。
飛行機の場合、旅客機はフェイルセーフを多重化していますが自家用機の場合どうしても少なくなる為個人の技量にゆだねる事となります、これに巻き込まれるのは好きじゃない気がします。
原発の場合、フェイルセーフが多いほど退避する行動時間が増える事を思うと特にそう感じています。
ただし、大規模な仕組みほどブラックボックス化して当事者以外には危険度が見えなくなる傾向があり、何か事故が起きたときにパニックになるのかもしれません。
特に放射線被曝は、自らが気づかずに蓄積する為余計に不安になるのかもしれません。(又、影響が長期間続く為)
事故に遭った場合瞬間で決定しますが、そうではなく長年心配する事を強いられますから。
ただ、現在の状況で原発の周辺の方に与えた健康的な被害は大きくないと私は思っております。
今後のエネルギーを冷静に考える状況が早く来るよう努力して行きたいですね。
おはようございます。
スケールメリットということもありますし、いろんな考え方はあると思います。私の考えもその一つにすぎないと思います。ただ、昔、原子力の世界の片隅を除いた時に、このような巨大技術(必ずしも高度というわけではありません)の全貌を把握しているしている人なんていないんじゃないかと感じました。世の中には、全貌を把握しコントロールしなくて、自動的に調整され進んでいくシステムもあります。インターネットや経済活動のようなものです。しかし、原発はそういう管理の仕方では不安ですよね。全体の責任者が必要ですが、それが無理のような気がしていましたが、今回の事故対応を見ていてますますそれを強く感じました。
簡単に言えば、私が言っていることは、危険分散、保険の考え方に過ぎないのですけど。
テーマからずれてきましたね。
294. みやざわ — April 13, 2011 @12:22:50
自己レスです。
武田邦彦氏の批判サイトとして以下のものを見つけました。
http://blogs.yahoo.co.jp/f4_ttm/46783418.html
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/kankyou-uso.html
http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/folder/1028127.html
正しい情報にアクセスするのは案外難しいことなのかもと思い始めました。
295. zorori — April 13, 2011 @22:12:33
宝くじは,ほぼ確実に損するのに,多くの人に人気があります。では,ほぼ確実に儲かるならもっと人気がでるかもと,「逆宝くじ」というものを考えて見ます。この場合は,お客がくじを売り胴元が買います。くじが当選すれば,お客は胴元に賞金を支払わなければなりませんが,くじの代金に比べて平均の賞金は半分程度なので,確率的には儲かります。運悪く特賞が出れば1億円を胴元に支払わねばなりませんが,そんなことは殆ど無いから,気にすることはない・・・とはなりそうもないですね。生活が破綻するような大きなリスクは避けるのが普通です。
逆宝くじで儲かるように,原発の生み出す電力によって日常的には豊かな生活ができます。しかし,運が悪ければ大きな被害を受けます。さらに,原発の場合は逆宝くじには無い不平等という問題もあります。1等賞の1億円を支払う可能性があるのは原発付近の限られた人々です。それじゃあんまりだというので,お金が支払われます。これは保険金を先払いしているようなものかと思います。被害のおそれがないなら,お金を払う理由がありません。何らかの迷惑をかけるかもしれないから,その補償を先払いするのだと思います。問題は,受け取る側はそのような意味合いのお金だとは思っていなかったし(分かっていても,はっきり考えない様にした。),お金を出す方もそんな説明はしなかった(分かっていたけど,はっきり言うと受け入れられないから曖昧にした)ということだと思います。
296. FungiFun — April 14, 2011 @17:41:15
> 海洋への大量の汚染水流出によって一定割合で海産物に放射性物質が含まれたまま流通することを考慮してなお、一般の方の外部被曝、内部被曝の合計が1mSvを大きく超えることはまず考えられません。
それは本当なんでしょうか?
確実だったらいいのですが、私にはその点に疑念があります。
例えば平均して2uSv/hの被爆を1年続ければ1.7mSvぐらいになりますよね。で、福島市では20uSv/hぐらいがピークで、今でもまだ2uSv/h程度の放射線量が測定されています。もちろん、その被爆を24h続けるとは思いませんが、飲食などの他の要因からの被爆も含めると、実際に1mSv/Yearを超えないという確証がどうも私は持てないでおります。
ましてや未だに5uSvを越えている飯舘村やその周辺では、20mSv/Yearを超える恐れが出てきたために計画的避難区域に指定されたのですよね。
定量放射線被爆での確率的影響には決着が付いていない以上、少なくとも一般人の被爆レベルはICRPの基準値の1mSv/year以下に抑えるという考え方が基本であろうと思いますが、飯舘村などの一部の住民の被爆は、既に1mSvを上回っている可能性が十分にあるかな?とは思っているのですが、実際のところはどうなのでしょうね?
これ、純粋に科学的議論として聞いています。
あと、この1mSv/yearは、ICRPの定義と同様に、それを超えたら危険という線ではなく、マージンを十分に取っているので、これ以下なら確実に「安全」で、安心して暮らして大丈夫だという閾値という意味から使っています。
297. FungiFun — April 14, 2011 @18:16:57
誤>定量放射線被爆
正>低量放射線被曝
今回の福島原発事故で、大変不安を覚えていたところ、
こちらのサイトの辿りつきました。
私は東京在住ですが、
広瀬隆のインタビュー動画からはじまり、武田邦彦ブログの記事を読んで、東京から脱出することも考えた次第です。
ところがこちらのサイトで皆さんのご意見を読ませていただき、
多少不安は解消されました。
ところで知人からアーネスト・スターングラス博士の記事を
勧められたのですが、結構怖いことが書いてあります。
http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/
この人の意見について、みなさんはどう評価されますか?
ご意見をうかがえると幸いです。
ちなみに検索をかけると次のような否定記事が出てまいります。
研究の信憑性:「米国の放射線学者、スターングラス博士」について
http://blogs.yahoo.co.jp/nuclear2boku/1707325.html
(以下記事の引用)
学説の信憑性については,一般的にその分野の専門家の集まりである学会や委員会
(この場合全米保健物理学会など)において判断されるものであるが,
上記に挙げた研究者の放射線の危険性に関する意見は,
米国の放射線保健学者の委員会においていずれも満場一致で否認されているとのこと。
つまり,専門家の間では賛同を得られていない評価モデルを仮定しているということである。
(引用終わり)
299. FungiFun — April 14, 2011 @18:20:18
> たぶん興味をお持ちになることは無いと思うけど、スリーマイル事故で日本でも盛り上がった原発反対運動が、どうして尻つぼみに消えていったか、そのことに広瀬氏がどう関係したかを調べてご覧になることをとりあえずお勧めします。
はい、その通りだと思います。
広瀬氏だけじゃありませんが、この間の冷静さを欠いた感情論だけの非科学的反原発運動に引いてしまった人は沢山いるでしょうね。
実は、自分もその一人。
広瀬氏が登場する前から、家族や親戚ぐるみで地元の原発計画反対運動をした経験があるにも関わらずです。
広瀬氏の主張のデタラメさは一貫しています。
今、ちょっと間違ったとかのレベルではありません。
そのようなデマに乗って反原発運動をされたら、付いていけるはずがありません。例えば桜の花びらを一生懸命に数えるなんてクダラナイことに付き合いたくない。
今回も、原発反対運動側に同じような状況が見られるのは、大変残念です。東電や政府の主張を批判する以上、批判する側のリテラシーには細心の注意が求められる筈です。
実際、原発反対側にもまともな方は沢山いらっしゃるのですから、今度こそ、あのようなトンデモ論を廃した、ちゃんとした反原発運動を育つ事を心から願っています。
300. zorori — April 14, 2011 @22:41:26
>ましてや未だに5uSvを越えている飯舘村やその周辺では、20mSv/Yearを超える恐れが出てきたために計画的避難区域に指定されたのですよね。
浪江町では、4月5日で既に積算線量34msVです。1年後の予測は300msVを超えています。
飯館村長泥でも11msV、1年後予測は90超えです。
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan022/siryo1-2.pdf
http://r.diim.jp/
決定した時には既に超えていたなんて、政府と原子力安全委員会の対応は遅すぎですね。相当混乱しています。
なお、海産物による一般の人被爆の話は別です。
全然問題ない東京の人間が東京脱出などの過剰反応でする一方で、福島の現地のことがいい加減にされているような気がします。
301. FungiFun — April 15, 2011 @14:33:29
資料ありがとうございます。
この数値、すでに木造家屋内に16時間いる前提での被ばく線量の推定値なんですね。
にも関わらず、
>浪江町では、4月5日で既に積算線量34msVです。1年後の予測は300msVを超えています。飯館村長泥でも11msV、1年後予測は90超えです。
というのは予想以上に大きな数字で驚きました。
しかも、この1週間ぐらいはほとんど空間線量が下がっていませんから、半減期が長い放射性セシウムの分が大半になってきていると思われ、だとすると、今後もあんまり減ってくれない可能性がありますね。
>決定した時には既に超えていたなんて、政府と原子力安全委員会の対応は遅すぎですね。相当混乱しています。
そうですね。
特に飯舘村への判断は遅すぎたように思います。
302. Toshi2100 — April 15, 2011 @20:44:58
東大のゲラー教授がNatureに投稿された論文はご存知かと思います。
http://www.natureasia.com/japan/nature/special/nature_comment_041411.php
(どうでもいいですが、ご本人が日本語への翻訳をされてる。わたしより日本語上手だ。鬱 orz)
これを探すのにこんなところがぐぐれちゃいました。
http://blog.goo.ne.jp/saruyamataro/e/e650682d4d821da2ec612ebfe03d6206
時々「なるほどねぇ」と思うようなことも言っていたのですが、最後で
> 今回の311地震に関しては人工地震であるとしか考えられない不可解な事象が数多く確認されており
「がくっ」と来てしまいました。どうせなら最初に書いておいてくれ!時間が無駄だった。
だから専門家でない自分を信じろというのも乱暴だと思いますが。。。
1) 自然放射線は年間1.4ミリシーベルトなのに、2.4ミリシーベルトと言った(多く見せるウソ)。
2) 東京―ニューヨーク間の航空機の被曝は普通は100マイクロシーベルトなのに、特殊例で200マイクロシーベルトと言った(多く見せるウソ)。
3) 1年間100ミリシーベルトは職業人の被曝限界なのに、一般人(赤ちゃんを含め)に「健康に影響がない」と言った(法律違反).
4) CTスキャンなどは医療行為でやむを得ず被曝する(それだけの危険を冒す必要性を医師が判断した場合に限る)のに、一般人が被曝する量をCTスキャンと比較した(違うものを比較).
5) 炉心が破壊されていないとでない核種が検出されているのに、「炉心は破壊されていない」と言い続けた。
6) 魚に蓄積するもっとも危険なストロンチウムを測定せずに、「魚は安全だ」と言った。
7) 放射性物質で汚染された土地の作物は汚染されているのに、官庁の食堂で出したり、販売を促進したりした。
8) 福島第一の1号機、3号機、4号機の爆発の映像の発表を、(おそらく)NHKはじめマスコミが報道しないように圧力をかけた(国民が原発の状態を知るもっとも大切な映像をメディアは流さなかった。ネットで見ることができるが)
9) その他、数え切れない.
水素爆発を核爆発と発言(後に訂正なしで書換え)したり、誤った単位や数値で危険を訴えたり(後に訂正なしで書換え)していることも、
ご自身で書かれているように、『人間は、ウソと判っていても繰り返し聞くと、ついつい信用してしまいます.また、ウソの中でも「自分が納得するもの」を「本当のこと」と思ってしまうことがあります。』
の観点から見ると、デマを撒き散らそうとして撒き散らしている悪意の人のように思えてしまいます。
論拠の9を除いた8個の項目について、引っかからずに読んでしまうと、なるほどと思ってしまうところが怖いです。
304. かとう — April 16, 2011 @19:58:00
1)NHKのカメラには確かに映っていなかった。その時1号機じゃない所を写していたんだと思う。しかし、解説委員の人が「あれ?よく見ると1号機の上半分は、骨組みしか無いんじゃないか?」と気がつき、アップ等駆使して目を凝らしてました。
2)他のTVは?と思いチャンネルを変えた所、日本テレビのカメラはその瞬間を映すのに成功していて、リプレイをしていました。
3)その映像を基に、海外のどこかが放送した様で、その海外のTVの画像がYoutubeにアップされ、ネットで騒ぎが起き始めた。日テレのリプライとネットの動画を見比べましたが、全く同じものでした。
よって、日本テレビが「日本のテレビ局」では無いか、武田氏が嘘をついているかのどちらかです。
305. kitten — April 16, 2011 @21:34:27
さすがに、「これはやばい!」と思いましたもん。
ウソをついている、というか、武田氏が知らないだけじゃないかと思いますが。
誰か、教えてあげたほうがいいんじゃないですか?(汗)
306. KTR — April 16, 2011 @22:57:30
ECRR(欧州放射線リスク委員会)の勧告を元に糾弾されることが増えて来ており
数日間調べましたが、ECRRは信頼に値しないと考えています。
どなたかに依る下の2chの書き込みがECRRの胡散臭さを端的に表現しています。
http://masuda.livedoor.biz/archives/51633962.html
ちなみにECRRの母体は欧州緑の党(各国の緑の党の集合体)ですが、
ドイツの緑の党は今回の福島に乗じて州首相を出すなど躍進しています。
尚、ドイツは脱・脱脱原発を宣言しましたが(脱脱原発が09年、脱原発が03年頃)、
これを期にドイツ国内の石炭産業が当面安泰になるであろうことは想像に難くなく
特に労働組合等を母体に持ち緑の党とも仲が良い社会民主党には美味しい状況かと。
従って極めて乱暴な言い方をしてしまうならば
ECRRは間接的な石炭利権団体と言ってしまっても良い様に思っています。
実際の情報の取捨選択は低線量放射線の影響をどう考えるか、
つまり発信源がLNT仮説をどのように解釈するかで2分される様に思います。
ただその解釈は専門家でも判断が分かれているところなので
どの仮説を採択するかは個々人の判断に委ねられますが、
いずれにしてもECRRの勧告に怯えるよりは有意義でしょう、きっと。
307. masudako
— April 17, 2011 @16:14:15
Busby (バズビー)さんの発言について言うならば、矢原徹一さん(生態学者)の論評 http://d.hatena.ne.jp/yahara/20110404
ただし、Busbyさんの発言がECRRの特徴をよく示しているとは限らないと思います。ECRRの2010年勧告(recommendation)文書は、矢原さんがブログ記事を書かれた時点では有料だったそうですが、今はPDFダウンロード可能(http://www.euradcom.org/2011/ecrr2010.pdf
KTRさんの「ECRRは間接的な石炭利権団体と言ってしまっても良い様に思っています。」は乱暴すぎます。勧告文書を見ると、TENORMという略語を使って(technologically enhanced releases of naturally occuring radioactive materialらしいです)、石炭を燃やすと放射性物質が出てくることも話題にしています。それでも、原子力の害を指摘すれば結果として化石燃料業界を利するはずだ、ということは言えるかもしれません。それにしても、ドイツの石炭を使うよりもロシアのガスを輸入するべきだという勢力もあり、TENORMの件も含めればECRRを支持する人はそちらに傾くのではないでしょうか。(ECRR勧告文書にかかわった人のリストを見たらロシアの人が多かったのでそのような連想をしました。しかし実際に執筆にかかわったロシア人科学者がロシアの体制と利害が近いかどうかはわかりません。) (しかし、緑の党の思想の筋を通す人は、環境保全政策がしっかりしていると思えないロシアの資源に依存することには反対するのではないでしょうか。)
最初はベントの様子を中継するためだったので、専門家も白煙をベント作業に伴うものだと言っていましたが、後になって建屋が吹き飛んでいることに気づいて、ちょっとやばくないって雰囲気になったのを覚えています。
きっと武田氏はその時間寝てたんじゃないかな?
309. ROCKY 江藤 — April 17, 2011 @22:15:02
水素爆発、ですよね。単なる書き間違いでしょうが、この際は重大な違いですので。
310. かとう — April 17, 2011 @22:53:15
ネット上の映像を見てツイッター等で発言してた科学者もその時は水蒸気爆発だと最初は言ってました。たしかきくちさんも。
もちろん後で検討して水素爆発だったという見解になりましたが。
#むしろリアルタイムで放送を見てた証拠に思えるぐらい。
##当日の夕方の初期の頃に「水素爆発」って言った人に、ほんとに?水蒸気爆発じゃなくて?その水素は何処から来た?みたいな話も飛び交ってました。
##ツイッターで、wikipediaにスリーマイル島事故では確かに水素爆発で、そのメカニズムも書いてあるって話を見かけた記憶があります。
312. captnemo — April 18, 2011 @09:49:13
とこかの、鉄鋼所の事故で、水が高温の鉄に接触し水素と酸素に分解され、それがまた爆発的に水にもどるのだと。
家人は「水素爆発=水素爆弾」と、うけとっていましたが。
マグマが流れ出した時にそれが湖や海に達すると起き、災害被害が格段に大きくなります。
大量の水が高熱の物体に触れる事で激しい勢いで水蒸気になる為、その急激な体積変化起きる為の爆発ですね。
314. 技術開発者 — April 18, 2011 @12:00:07
>とこかの、鉄鋼所の事故で、水が高温の鉄に接触し水素と酸素に分解され、それがまた爆発的に水にもどるのだと。
必ずしも間違いでも無いんですね。製鉄所などで水蒸気爆発がおきると水素爆発の部分も伴いますからね。普通は水と鉄やコークスなんかの間は酸化物からなる耐火物で区分していて水素爆発は起きないようにしているのですが、水蒸気爆発の衝撃で耐火物が壊れ、水と鉄やコークスがふれあう事で水素爆発も伴う事が多いのです。
原子炉の場合には圧力容器が水蒸気の急激な発生にも或る程度耐える設計になっている(チェルノブイリは別、あれは弱かった)事と、格納容器の中がもともと窒素で満たされている状態なので、水素発生が即水素爆発とはならないために区分され安い訳です。
315. Indy — April 18, 2011 @13:20:35
>原子炉の場合には圧力容器が水蒸気の急激な発生にも或る程度耐える設計になっている(チェルノブイリは別、あれは弱かった)
これはつまり、チェルノブイリ級の水蒸気爆発なら、日本の原子炉は耐えられるけど、チェルノブイリのは弱かったのでダメだった、とおっしゃっているのでしょうか?
あともうひとつ質問ですが、福島の原子炉は、どの程度の急激な圧力上昇に耐えられるのですか?
316. 技術開発者 — April 18, 2011 @14:27:46
>これはつまり、チェルノブイリ級の水蒸気爆発なら、日本の原子炉は耐えられるけど、チェルノブイリのは弱かったのでダメだった、とおっしゃっているのでしょうか?
単純に圧力容器の耐圧性の問題だけではなくて、要は圧力の逃がし方の違いがあるんです。何度も「チェルノブイリ原発には格納容器がない」なんてことを書いていますが、西側の原発は圧力容器の外に格納容器があり、格納容器の中には多量の水を溜めておく圧力調整室があって、圧力容器の圧が上がりすぎた時には、その蒸気を格納容器の水の中に放出する訳ですね。そうすると高温の水蒸気が圧力調整室の水で冷えて体積を減じてくれるわけです(水素が発生すると冷やしても体積が減らないから格納容器の圧が上がるのが問題なんですけどね)。チェルノブイリは格納容器が無いから、圧力容器の圧が上がりすぎたときに逃がすという考え方がまずないんです。そのため、圧力容器の蓋が、建物の屋根ごと吹っ飛んだ訳です。
>あともうひとつ質問ですが、福島の原子炉は、どの程度の急激な圧力上昇に耐えられるのですか?
沸騰水型原子炉の圧力容器の使用最高圧力は80気圧ほどです。加圧水型になると150気圧です。実は、この使用最高圧力の上に設計耐圧というのがあり通常使用圧力の1.5倍くらいは見ると言われるのですが、これを設計者が使用者に言わないのが慣例のようです、「とにかく使用最高圧力以下で使ってくれ」と説明し、また逃がし弁さえきちんとしていれば、それ以上には成らないという事の様です。
317. 技術開発者 — April 18, 2011 @17:24:46
実はチェルノブイリ事故の後で結構丹念にチェルノブイリ原子炉の勉強はしたつもりだったんだけど、なにせもうずいぶん昔の事でしょ。頭の中に構造とか諸源を思い浮かべようとしても、出てくるのは練炭の穴に棒を差し込むようなイメージばかりだったんですね。意識の中に「おそろしく脆弱な構造」と思ったという記憶だけがしっかりあるけど、なかなか細かいところが思い出せなかったのね。
でもネットって便利ですね、探してみたら、概念的だけど、構造を示した図がありました。
http://bellme.net/diary.cgi?mode=image&upfile=717-2.gif
思い出せなかったのが圧力容器の構造だったんだけど、要は全体を包む圧力容器も無くて、各燃料棒を包むジルコニウム合金製の圧力管の中を水が通るから、まさに練炭に棒を突っ込むイメージしか出て来ないわけです。全体を包む圧力容器と個々の燃料棒を包む圧力管だと耐圧の比較がうまくできませんね。圧力容器に比べて圧力管の方が小さいから個々の耐圧は上げやすいとも考えられるんだけど、逆に全体では大きくない爆発的水蒸気の発生も全体で受け止めるんじゃなくて、個々の圧力管で受け止めないとならないからね。まあ現実にはこの圧力管の蓋が建物の屋根事吹っ飛んだ訳です。
こんな困った情報を見つけました。
「セシウムの「環境的半減期は180〜320年」
http://wiredvision.jp/news/201104/2011040521.html
すでに、これを引用して「環境的半減期の話を隠して、政府や御用学者がセシウムの半減期は30年だと信じ込ませようとしている」といった類のトンデモ説が一部で広がっているようです。
発信元を調べたところトンデモ系の組織ではないようですが、2009年12月に「チェルノブイリ周辺の核汚染予想より減少進まず」との表題で発信した情報を、上記のような表題に変えて再掲しています。
基本的には、発信元の知識不足のために内容がトンデモ情報に化けたようで、「善意」で変更した表題が騒ぎを引き起こしているようです。(元ネタは、チェルノブイリ周辺土壌におけるセシウム137の量の研究に関するアメリカ情報で、しごく真っ当な内容です)
原文の内容は、「土壌のセシウム137の量が物理的半減期で予想されるように減っていない。現在の状況から算定すると180〜320年かかりそうで、我々は、この年数を環境的半減期と呼んでいる。このようなことが起こっている理由は、原発の近くからセシウムが新たに供給されてくるのか、深いところから移動してくるのか、さらなる調査で明らかになると期待している」というものです。
訳者及び発信者に自然科学的センスがないために、以下のような問題が生じてしまいました。
1.元ネタは、チェルノブイリの特殊な状況を伝えているにも関わらず、
セシウムには、環境的半減期というものが一般的に存在し、それは180〜320年であるように読める。
2.元ネタにはない、チェルノブイリの放射性物質の減衰予想グラフを、(訳者の善意で)Wikipediaから引っ張ってきているが、縦軸を「残留濃度」としており、セシウムの濃度が異常に上がってきているように見える。
どういうケースでの減衰予想か分からないのも困るのですが、少なくとも、縦軸は「残留濃度」ではなく、残存する放射性核種の割合です。(ある時間において、グラフから読み取れる全ての核種の値を足すと100%になっています)関係があるだろうと安易に引っ張ってきた訳者も悪いのですが、Wikipediaでも「残留濃度」になっており、wikipediaも批判的に見ないとアカンよという戒めかと思います。
3.訳文では、セシウムの量が思ったように下がらない理由の一つとして「あるいはセシウムは地中深くの土壌にまで拡散しているのかもしれない」としています。少し考えれば分かりますが、それなら物理的半減期より減り方はもっと早くなるはずです。
英語の能力がどうというより前に、記事を構成する論理を考えていないのは困りものです。
早急に訂正されるようコメントを送っておきましたが、嫌がらせととられてコメントのほうが削除されるかもしれません。
319. KTR — April 18, 2011 @18:59:59
矢原徹一さんの論評は存じ上げませんでした。
大変参考になりました、ありがとうございます。
ECRR=石炭利権団体は確かに乱暴な表現でした、すみません。
但しECRRの厳しすぎる数値は、
EUではドイツの放射線基準にかなり反映されています。
ドイツは緑の党が連立政権で与党を取っていた時期がありますが、
当時緑の党は過去に石炭産業をかなり優遇しており、
丁度この時期にECRR2003が出て来たのは
都合が良かっただろうとも思います。
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/927/927-10.pdf
無論ECRRも各国の緑の党も色々な人がいると思うので
ひとくくりにするのは良くないとは思っていますが。
320. Isshocking — April 19, 2011 @03:57:23
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110418-OYT1T00858.htm?from=main4
つくば市によると、市民課長名で3月17日、福島からの転入者にスクリーニング検査を求めることに決め、担当する窓口へ通知した。窓口の担当職員が、転入者に消防本部や保健所で検査を受け、証明書をもらうように指示するなどしていたという。
いったい、どんな危険を排除しようとしたんでしょうね。
321. 技術開発者 — April 19, 2011 @08:09:32
>「セシウムの「環境的半減期は180〜320年」
>http://wiredvision.jp/news/201104/2011040521.html
これは、私の偏見であることをまずお断りして書くと、私はソ連時代の情報というのを常に警戒しながら見る癖があるんですね。この話の元になった研究チームにしても、チェルノブイリ事故の直後からの周辺の汚染量というのを自分の手で測ることはできなかった訳で、あくまでソ連が発表してきたデータを初期値として考えるしか無いわけです。それを初期値として見ると、「予想されるよりも減らない」と成るわけですが、あくまで一つの可能性として、「実際の汚染が報告よりも酷かった」の可能性もある気がしたわけです。
なんていうかな、「原子力事故での隠蔽」と言う言葉を聞くと私なんかは、真っ先にソ連の原子力事故を思い浮かべる条件反射があるわけですね。ところが、今、日本で「日本の隠蔽体質」を語る人は、チェルノブイリはこうだから」と、とっても信頼出来る情報としてチェルノブイリ事故の時にソ連が出した調査結果を扱っている様に見えるんです。まあ、私の偏見ではあるんですけどね。
322. かとう — April 19, 2011 @11:52:04
日本政府は隠蔽体質で信用できないけど、旧ソ連政府は隠蔽などしないオープンなので信用できるって言ってるのと同等って事ですね。
この前、事故のレベルが7になったというのを各社が報道したときに、「チェルノブイリに比べると1/10」とかいろいろ情報が付け足されたのね。でもって、その中に370万テラベクレルというのがあった訳ね。これだけ見ると別に不思議とは思わないんだろうけど、古いキュリーという単位で考えると370万テラベクレルはちょうど1億キュリーなんですね、なんともキリの良い数字でしょ(笑)。
実はソ連は、最初のうちチェルノブイリの事故を隠そうとして、外国からせっつかれて、出したはじめの放出量が「1億キュリー」なんです。まだキュリーって単位の時代だからね。その後、「放射性元素の内訳も出せ」とかせっつかれて、ちょこちょこ小出しにしたものとかで、だんだんといろな数字になっていったのね。もちろんソ連以外の国も、別にソ連の言う事を鵜呑みにした訳じゃなくて、自分の国で観測された量から逆算して、「まあ、1億キュリーはそう大きく違わない」というところで落ちついている訳ね。これは1億が2億かもしれないけど10億キュリーじゃないだろうくらいの「大きく違わない」という意味ね。特に出た放射性元素の内訳となると、どこまで信じて良いのか、という気はしてますね。
324. Masa — April 20, 2011 @22:10:46
残念ながら、この結果は、Jannik氏がウクライナ側の了解を得ずに発表されたもので、ウクライナ側から論文内容は否定されている。ウクライナの放射線農学研究所のイワノフ所長は、目下、137Csの異常は過去にもなかったし、現在もないというタイトルの論文(ロシア語)を出版しようとしている。
325. YMN — April 22, 2011 @23:30:11
こんな人物が反原発のオピニオン・リーダーの1人になることはまさか無いとは思いますが、一抹の嫌な予感もします。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/03/connecting-light.html
----2011/03/30 より引用
つらいけど、私はしっかり観ることを選びました。家族の遺体を捜す安置所の写真などもありますので、観たくない方は観ないでください。
私はこの重い現実をしっかり自分のこととして受け止め、「原発がないと生きられない」という大宣伝に騙されて(原発がなくても生きて行ける、っていうか、原発がない自然エネルギー分散型社会のほうがずっと安全で健康や環境にもいいです)、間違った選択をしないように生きます。
----引用終了
津波の犠牲者を原発問題に絡めてしまうのは、いくら何でも露骨過ぎるトリックというものですが、頭の中は話の筋道もへったくれもなく、本人にその自覚は無いのかもしれません。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/04/blog-post_14.html
----2011/04/14 より引用
さて、明日は広島入り。原爆投下から66年。広島・長崎・福島と核の惨事が三たび日本を襲いました。福島原発の事故評定はレベル7になり、放射能漏れは収まりません。
【中略】
地震と津波だけだったら復興できるけれど、放射能汚染が強いところでは子育ては困難です。
----引用終了
チェルノブイリを跳び越して広島、長崎に並べてしまいました。
実のところ数万の津波の犠牲者は彼女にとって大したことではないのかもしれません。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/04/blog-post_1571.html
----2011/04/21 より引用
イダヒロユキさんが私の感じていたことをズバリ書いてくださったので、許可を得て転載します。
<「風評被害」ではなく、「原発事故による被害」>
イダヒロユキ
【中略】
だから原発事故が起こった近くあたりのものを買わない、そこには行きたくない、というのは、当然の行動である。
だから福島のものが売れないとか、住みにくくなっている、帰れなくなっているというのは、風評被害なのではなく、原発事故による被害なのである。
なのに、よく考えない人は、なんでもすぐに風評被害と言ってしまう。
問題を見誤っている。
もう一度言うが、放射性物質・放射線は、目に見えず、影響もあいまいな放射線というものがでている、ということ自体から、怖がるのは当然である。それによって何らかの「被害」〈モノが売れない、住めない等〉がうまれても、それは風評による被害ではなく、原発事故による全く当然の被害である。
----引用終了
要するに原発による「風評被害」というものを問答無用に否定してしてしまい、何でもかんでも「原発被害」にしてしまうことになります。
「よく考えない人」を批判している人にして、差別にも繋がりかねないことには無頓着なようです。
326. zorori — April 23, 2011 @08:30:06
この考え方では、完全な無謬性が求められ、お互いにに良くも悪くも影響を与えあっている社会生活は現実的には不可能になってしまいますから、法的にも、風が吹けば桶屋が儲かるという理屈は通じません。責任にも限度があるわけです。
しかし、自分には何の落ち度もないのだから、完全に補償してほしいと被害者は思うし、「元はと言えば、あなたに原因が有るのだ」と言われると、第一原因者は心情的に反論しづらくなります。私も苦労した経験があります。今回も風評被害やJCO臨界事故では認められなかった精神的被害も含めて幅広く補償する方針になりそうです。これからどんどん補償額が膨らみそうです。東電の支払い能力はすぐに限度に達すると思われますから、我々国民全員が支払うのだという自覚が必要なのですが。
327. YMN — April 23, 2011 @13:53:23
しかし、では誰が騙してきたのかというと焦点定まりにくいものがあります。
東京電力の社長でさえあるいは騙してきた気は毛頭ないかもしれませんし、ひょっとしたらむしろ騙されてきたと感じているかもしれません。
「嘘も百回つけば本当になる」と言いますが、繰返すうち言っている本人も回りの人も本気になってくるものがあることでしょう。
さらに1世代、2世代と経ち世代交代が進めば、(嘘のエンジンをスタートさせた)騙した側の張本人は引退したり他界したりしてして、張本人無しで嘘のサイクルが回り続けることも考えられます。
しかし嘘や幻影で人の世の中がいくら回り続けようが、たったひとつの地震が現実を知らしめることになったりします。
日本は原発数、発電量ともアメリカ、フランスに続く世界第3位の原発大国です。
世界有数ということでは、地震と津波の多発地帯でもあり、また大きな事故でひとたび放射能汚染が広がれば、狭い国土ゆえに国家的な甚大な影響を受けることにも繋がります。
後知恵というだけでなく、リスクの認識があまりに甘過ぎたということは言えるかと思います。
本人に騙した気があろうがなかろうが、東京電力だけでなく、現政府や歴代の政府(当事者意識が希薄なようでもあります)の責任が問われるのは当然かと思います。
それにしても責任追及だけではなく、事実を事実として冷静に見ようとする「科学の眼」が原発問題にこそ必要かと思います。
原発を否定しないことをもって「御用学者」と称して糾弾する風潮があるようですが、事実を見ようとせず安易に安全を吹聴してきた原発推進派とけっきょくは同類という感がしてしまいます。
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110319_4986.php
現在掲載されているのは
田中 今の電気をまかなうのに、そんなに本数はいらないからね。(3/29追記:一箇所に集めるのではなく、日本の周りの海、各所を利用すれば、漁業への影響がない方法も考えられるだろう、という意味。)東京電力が東京大学に委託して、関東地方沿岸50km以内に風車を建てたとしたら、どれだけ発電するかを調べたそうです。そうしたら出てきたデータが「2005年の東京電力の年間電力販売量とほぼ同じ電力を作れます」というものだった。(※注2)
小林 すごい。
田中 そうしたら東京電力は「そのデータは公表しないでください」と言ったらしい。だけど、インターネットに公表されていたのを僕は検索して見つけてさ。
小林 (笑)。
という会話なのですが、もともとは
田中 そうしたら東京電力は「そのデータは公表しないでください」と言った。 だけど、こっそりとインターネットに公表されていたのを僕は検索して見つけてさ。
で、「こっそりインターネットに公表されていた」と「『公表しないでください』と言った。」部分が変更されているんです。
こっそりと公表されていないのだったら他に東京電力が隠蔽を依頼したと言う証拠はなく、たしかな証拠もないのであれば、東電への印象を左右する発言だけに取り下げるべきではないかと思うのですがどうでしょう?
他にも事実誤認と思われる主張が多く、私は信頼できない情報源と判断しています。
きくちゆみ氏とも親しいようで、陰謀論に免疫がない方なのかもしれません。
http://genpatsu.exblog.jp/
329. Juno
— April 28, 2011 @08:07:10
http://www.lima.co.jp/radioactive/index.html
プラスイオンでドロドロ血液とか放射線によってマイナス水素電子(マイナスイオン)を失った状態が酸化とか、頭がくらくらします。
330. kurita
— April 28, 2011 @09:47:18
なんちゃってサヨクとか言っておきながら、御用学者だったとは!
http://v.yapy.jp/vote/1233/
331. Katase — April 28, 2011 @10:03:57
『一番悪質だと思う「原発御用学者」』堂々の1位ですよ!
組織票まで動員したみたい。
しかも、投票コメントのほとんどが、主催者の意図を覆してファン投票になってるし。
悪質ですよね〜(笑)
http://v.yapy.jp/vote/1233/?F=comment&item_no=13289&pw=
332. かとう — April 28, 2011 @10:54:47
ってゆーか、上の二人。他人事みたいに言わない。
>ファンです。(はぁと)
>私もファンです!あれ?違う?
>きくちせんせい ス・テ・キ。
>菊池先生、らぶ
>菊池センセ可愛い♪( ´θ`)ノ
>抱かれたい理系No.1☆
もてますねえ。
>組織票に参加w
>悪質だよな、組織票まで動員して。そんなに一位になりたいなら投票してやるっ!
>組織票使っても1位になりたいなんて悪質すぎます!
>NATROM団の方々も応援してるっぽいのでポチ♪
>組織票に協力しますw
>twitterで組織票を募るなんて卑劣の極みです
twitterで煽るとは姑息なw
>kikumacoというIDで「女性だな」と期待させておいて実は男性なので、とても悪質です!
>あの髪の長さは悪質です
>口から放射能吐いてるのは悪質としか思えない
なるほど。悪質だ♪
最後に。
>ぼわん。
334. yamaguchi — April 28, 2011 @12:57:16
ぜひ、御用学講座の〜開設を希望〜しま〜す(国会動議風に)
335. Toshi2100 — April 28, 2011 @15:30:51
>投票を煽ったり、手を変え品を変え投票したりした人に心当たりがあります。
>ってゆーか、上の二人。他人事みたいに言わない。
よかった。私のことじゃなかった。
家と会社で2票。あとIPアド(ry
# 携帯でもできるのかな?
Kataseさん http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1300643617#CID1303952637
> 投票コメントのほとんどがファン投票
e10goさんがまとめられていますが、時々うまいこと言う人いますよね。
> 一見御用学者には見えない。しかしよーく見ても御用学者には見えない。こんな御用学者は危険だ、悪質すぐるw
結局どっちだ?ww
> 悪ふざけでお茶を濁そうとする取り巻きが組織票でコメントをいれるあたりが悪質。反省の色が全くない
> 理解力も常識も欠如した人物に粘着されて可哀想。
そんな「取り巻き・粘着」で悪かったな。
336. Katase — April 28, 2011 @15:48:52
その「粘着」を指しているのは「たかし」さんの事だと思いますよ。
参考までに、モサドっぽくないきくちさんの写真が掲載されている記事を紹介しておきます。(笑)
・信じるな疑え! 「ニセ科学」批判の菊池教授に聞く
http://ascii.jp/elem/000/000/121/121138/
なかなかイケメンですよねっ
337. Toshi2100 — April 29, 2011 @01:32:22
ご指摘ありがとうございます。
ただ一点
> 理解力が欠如した
私のことでした(自爆)。
> モサドっぽくないきくちさんの写真
えーっと、モサドってよくわからないのですが、長髪でシャツを裾から出している人?
どうでもいいですが、ご紹介の写真は和製ジェームスボンドっぽいですね。7:3だったらなお。
# スキーとかパラシュートとかもたしなまれるのかな?
http://takashichan.seesaa.net/article/198159462.html
最近よく使われている写真ですが、なんとなく、テロリストの指名手配写真みたいじゃないですか?(笑)
下のコメント欄で、組織票の首謀者として私を含めて数名が告発されています。(kuritaさんも入ってる)
あれっ?
339. Toshi2100 — April 29, 2011 @02:57:33
> テロリストの指名手配写真みたいじゃないですか?(笑)
これ納得(何がだ!)です。
> 組織票の首謀者として私を含めて数名が告発
わたし仲間外れ…(ナンカカナシイ)。ガンバッテ一日に5票とか入れてたのに。(もう必要なさそうだけど。)
そうそう。携帯電話で投票する画面を開くと、魅惑的なリンクがコメントの上に表示されます。
340. KOH — April 29, 2011 @11:23:35
http://www.ntv.co.jp/zip/movie/gatchaman/index.html
南部博士が出てくると『似てるよなー』と思ってしまいます(^^
342. KOH — April 29, 2011 @12:07:38
ま,中谷美紀と柴崎コウの識別が全く出来ない私のことですので..
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110425/219635/
>今回の地震の予測に関して、二つの可能性を考えた
と書いて
>どうやら地震の専門家は、地震の起き方は前の地震が起きてから次の地震が起きるまでの間隔は一定の期待値(平均値)を持った正規分布であるという仮定で予測しているようである。
>また、地震の強さも一定の期待値を持った正規分布と仮定しているのではないだろうか。もし、仮にそうであるなら、私はこの仮定には疑問がある。少々技術的になるが、正規分布というよりStable Paretian Distributionに近いのではないか。つまり、平均値から非常に離れた値(非常に大きな地震)が起きる確率が通常の正規分布から得られる確率よりも高いのではないかという事である。
ほんまかいな? で、その根拠がよくわかりません。
> もう一つの場合は、いかなる分布でも説明することのできない異常値が発生したと考えられる事である。今回の地震は、あまりにも大きいマグニチュードから考えて、こちらの可能性の方が高いのではないか。この種の異常値であるならば、残念ながら予測は不可能なのである。
なおさらほんまかいな。高校では正規分布って、平均値からどんなに離れても値が0にならないと習ったような気がするんだけど、違うの?
> 確率は過去のデータから得られた情報から作られた一定の分布を前提として一定の確率を計算する場合が多い。今回の災害に対して、誰もが言っている言葉に「想定外」というのがある。「想定外」というのを統計用語に直すと異常値(outlier)であり、それはあまりにも平均値から外れているため、既知の確率分布に基づいた理論では対処できない値をいう。
う〜ん。どれだけ平均値から離れても、「今回の地震」っていう一つの値でしかないわけでしょ?それが起こる確率が何万分の一だろうと起こるときは起こるんじゃないんでしょうか?ひとつの値が存在するだけで分布が変わっちゃうわけ???
私が習ったのとは違う正規分布が存在するんでしょうか?それとも吉田 耕作先生って、私と違う平行宇宙の住人??
どなたか教えてください。
344. zonzaimono — April 30, 2011 @08:28:57
学会の頂点である東大大学院系、その頂点に君臨する斑目春樹先生こそ余人を持って変え難し、真にオスカーじゃないや、 Man of the yearと言わざるを得ません。
ただし、水素爆発を「防爆弁が作動、ベントだ」とテレビで解説した東工大の有富先生もその後同窓のよしみで内閣参与に抜擢されておられますので、強力なライバル出現と言ったところでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=pg4uogOEUrU
しかし、公開されたアレバ社のレポートを見ると有富先生の説はむしろ真相に近い?とすると「御用度」は著しく低下するので現時点の評価は非常に難しい、この先の展開は目が離せません。
http://www.fairewinds.com/content/3-2011-areva-fukushima-report
いずれにしろ、きくちさんは「新設のアイドル部門で初受賞」といったところが妥当だと思います。
345. たかし
— April 30, 2011 @09:53:40
御用学者にゃ なれないけれど せめてブログじゃ 人気者
たまにゃ私も テレビに呼ばれ 原発談義を してみたい
東電関電 どこでもいいさ ボクを呼んでよ お座敷に
ほんに憎いは 売れない私 本を書いても 皆買わず
憎い憎いよ ほんとに憎い 広瀬隆の あの人気
小物呼ばわり されないように 誰か書いてよ ウィキペディア
でも、せっかくの御用学者投票は僕だけ別扱いになっちゃったようで、残念ですね。ルールを途中で変更するのはよくないと思いますが、まあいいです
347. Kosuke — April 30, 2011 @13:52:05
こういう幼児性丸出しの墓穴行為は、普通は捨てハンででもなければ恥ずかしくってやってられないと思いますが。
349. YMN — April 30, 2011 @17:47:53
>
>憎い憎いよ ほんとに憎い 広瀬隆の あの人気
>
>小物呼ばわり されないように 誰か書いてよ ウィキペディア
この詩はなかなか面白く、あるいはいくばくかの文才があるのかもしれません。
お坊さんみたいなことを言うのもガラに合わないのですが、たまには「憎しみ」から離脱してみるのもよろしいかと思います。
350. yamaguchi — April 30, 2011 @19:17:13
「あついあついと言われた仲も 三月せぬ間に秋が来る」
351. かとう — April 30, 2011 @20:50:59
>ほんに憎いは 売れない私 本を書いても 皆買わず
>
>憎い憎いよ ほんとに憎い 広瀬隆の あの人気
ここの部分は、「憎い」ばっかり重なってて駄目ですね。
>小物呼ばわり されないように 誰か書いてよ ウィキペディア
ここもwikipediaにはもう項目が立っているので、ちょっと駄目ですね。
他の部分はまあ一応、素人としてはこんなもんかな。と思いましたが。
全体的には、もう少し推敲してからの方がよかったです。
352. 丸九 — April 30, 2011 @23:48:45
私は地震に詳しくありません。少し統計を学んだ者です。
1つ目の可能性については検証も根拠ものっていないので私もよくわかりません。統計一般論として1つのデータで分布のパラメータどころが種類を変えるのはナンセンスと思います。
2つ目について、まず異常値というのは、対象とする母集団の分布とは別の分布に従う標本の値を言います。
わかりにくくてすいません。
たとえば、全国でヨウ素131を計測した結果、福島から遠く離れた岡山で検出された、この場合福島原発由来のヨウ素131ではない、つまり別のところから来た「異なる分布に従ってる」ヨウ素と考えられるわけです。
>「想定外」というのを統計用語に直すと異常値(outlier)であり、それはあまりにも平均値から外れているため、既知の確率分布に基づいた理論では対処できない値をいう。
想定外=異常値は違でしょう。正規分布を仮定していればどこかで線引きしなければなりませんから。後半は「既知の確率分布に基づいた理論」を「想定している確率分布」に読み替えればまぁわかるんですが。
一方M2さんのおっしゃられる通り、確率が何万分の一だろうと起こるときは起こります。
異常値か、確率が小さい事象が起きたのかは判断は難しいです。それを過去のデータとの比較も出さず論じるのは無理があります。
解説有難うございます。
3度読み返しても理解できず、「統計学者」の肩書きを見て、もう一度、読み返してみたのですが、「理解できない」が正解だったのですね。
気になって「吉田耕作」で調べてみると、「統計的思考による経営」とか「経営のための直感的統計学」といった本をかいている経営学系の人のようです。
「自然科学の統計学」と「経営学の統計学」は違うのかしらん???
ちなみに、関数解析学の吉田耕作先生は、まったく別の人です。(吉田先生は亡くなられています)
354. zonzaimono — May 1, 2011 @09:03:39
>でも、せっかくの御用学者投票は僕だけ別扱いになっちゃったようで、残念ですね。
石川迪夫先生(日本原子力技術協会最高顧問)が別格であるとは別の意味できくちさんも別格です。
http://www.youtube.com/watch?v=WzamxGyvXXc&feature=player_detailpage
石川先生の発言に飯田哲也氏大きく頷き、政府関係者が「不安を煽るな」と遮ろうとする、3.11以前には想像もできなかった光景です。
355. Isshocking — May 1, 2011 @14:02:16
統計学が必要になる規模の会社ってかなりな経営規模ですよ。
で、そういうところの経営者はたぶん「経営の統計学」なんて読まず、会計士や税理士を頼みますね。
356. 丸九 — May 1, 2011 @21:55:37
サブプライムローン問題のときに、モデルが間違えていたという議論がありましたから、今回の地震についても同じ議論をしようとしたのかもしれませんね。
異常値の考え方は違いがありそうですが、数学出身の私としては違ってほしくないですね…
357. M2 — May 2, 2011 @01:40:23
「経営の統計学」というのはある程度頻度が低くなると理論レベルで見えなくなる学問なんですかねえ
数百年に一度起こる現象を経営学が考慮すべきかどうか私にはわかりません。
しかし10万運転年に一度と言われるシビアな原子力事故を私たちはもう3回も目にしているわけです。
「経営の統計学」なるものがあったとして、原子力や防災には使ってほしくないなあ
このyoutobeの映像は、著作権法上の取り扱いはどうなっているのでしょうか。
合法的な映像ならいいのですが…。
359. かとう — May 2, 2011 @17:12:27
360. zonzaimono — May 3, 2011 @12:00:29
もとより人様のブログのコメント欄ですのでお手数をお掛けする点は恐縮ですが、削除して頂いてもなんら異存はありません。
あと田中俊一先生(元原子力学会会長)に上杉隆がインタビューした映像がありますが(URLは示しません)石川先生や田中先生(小佐古先生も)が政府の対応を批判するのは政府の意思決定プロセスからオミットされているからですが、では一体誰がどうやって決めているのか、つまり誰が「御用」を勤めているのかサッパリ判らないのです。
小佐古先生の主張のキモは「従来の原子力行政を復活させろ!」という様に読めます。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html
この辺はカール・シュミットの「例外状況」概念を参照しつつ政治学者が応答すべき問題の様な気がします。
既にここで論じるのは大幅に筋違いですが、公権力の振る舞いには「正当性」=科学的な正しさ、合目的性の文脈と「正統性」=手続きの正しさの文脈があり、その両輪が担保されていないといけない、なぜなら「正当性」だけでは判断を間違えた時、公権力への信頼が大きく毀損される(「間違える」というのは本当は不適切で個人的にはポパーの「反証不能性」=反証例が提出されるまでの暫定的な真理 を想定しています)簡単に言えば「いくら正しいことを言っても疑心暗鬼で誰も信じない」状況になることです。
筋違いついでにもう一点。朝生をリアルタイムで視聴した私のカミさんは「石川さんって物凄くムカつくんだけど、聞いていると納得(安心)する」と言っていましたが、実は私も以前からきくちさんの話は「読むと納得するけど、何故か不安になる」と思っていたので、その理由について考えてみました。
実はきくちさんが語っているのは「顕在的なリスク」についてであり石川先生や正反対の立場の小出裕章先生(よく読むと二人の説には共通する部分が多い)の語っているのは「潜勢的なリスク」でレイヤーが違うのではないか、当然個人がリスクマネージメントを行うには両方が必要です。
ただし東電の勝俣会長が明言されました(URLは示しません)が「全てがうまくいって9ヶ月」、田中先生は「冷温停止まで3年」(URLは示しません)、個々の数字の信憑はともかく収拾するまで年単位の時間を要する、つまり現状は「潜勢的なリスク」というパンドラの箱から週単位、月単位で「顕在的なリスク」が飛び出してくる(ように見える)、端的に言って「底が見えない」状況だと考えています。
石川先生や小出先生は「見たわけではないが、この辺が『底』だろう」という話をしている、その内容は(信憑はともかく「一千万キュリーの放射性溶液」などというものは個人の想像力の外)本来戦慄すべきものですが、何故か安心(納得)?するのはそのあたりに根拠があるのではないかと考えています。
逆に言えばきくちさんは「潜勢的なリスク」について(あまり)語らない、何故語らないか他人が忖度しても仕方が無い話ですが、「反原発派」?の人達が何故きくちさんを蛇蝎視するのは、そう考えると納得がいきます。
テレ朝のニュース番組で放送中に地震がありゲストの「原子力に詳しい○○先生」が「津波の恐れがあるのでうんだらかんだら」と講釈をたれた、隣に地震学会会長の大竹政和先生がいるのも関わらずです。(URLは示しません)大竹先生は開口一番「津波は起きません、震源の位置と深さを見れば判ります、常識です。」、きくちさんはこういう恥ずかしい事をする方ではない思っていますが。
そういう意味ではド素人の原発マニアである私も相当恥ずかしい事をしているわけで早々に撤退します。
あとareva社のレポートは
http://www.goldonomic.com/ArevaReportOnFukushimaReactors.pdf
が正しい(最新版)です、21ページですが他の場所で「あんな配管は無い」とのご指摘をうけました。
361. masudako — May 4, 2011 @11:44:27
今の問題に適用すると、
「顕在的リスク」: すでに環境中に出てしまった放射性物質のもたらす危険性
「潜在的リスク」: へたをすると環境中に出てしまうかもしれない放射性物質のもたらす危険性
だと思うのですが、その中間に
「準顕在的リスク」: このままいくと環境中に出てしまう可能性がある放射性物質のもたらす危険性
があって、このブログでの議論の多くはこのあたりを念頭にされているように思われます。わたしが参加したいのもこのレベルの議論です。ただし、ここで「可能性がある」としたのが主観的確率なん%ぐらい以上にあたるか述べようと思ったのですが、考えがまとまりませんでした。放射線の問題を最優先にして行動すべきレベルを考えるときと、避難のもたらすストレスや不便と合わせて検討すべきレベルを考えるときで違うようです。
ところで
>ポパーの「反証不能性」=反証例が提出されるまでの暫定的な真理
ポパーの議論は、次のように分けて考える必要があると思います。
科学的認識を述べる言明は、原理的に反証が可能な形に書かれるべきである。反証不可能な言明は科学的でない。
反証されてしまった言明は科学的だが正しくない。
科学的であってまだ反証されていない言明が、暫定的に正しいとみなされる。
そこで、zonzaimonoさんがこの部分でおっしゃりたいことは、
ポパーの理屈を基礎とすると、科学者たちが正しい認識(真理)とみなしているものに基づくことに「正当性」はあるのだが、その認識があとで反証される(真理でないことがわかる)こともありうるのだ、
ということでしょうか。
362. NiKe — May 14, 2011 @17:22:37
福島県の特定の場所から取ってきた土でレントゲン写真のようなものが作れる、と称していますが……なんなんでしょうね。
http://diamond.jp/articles/-/12199
2ページめ、かの人はリアス式海岸と砂浜の区別ができないらしい……
しかも、津波がどれだけ内陸に入り込むかのメカニズムも解ってないらしい……
3ページめ、中電が他社から融通をもらえるとどうして思えるのか。ダムに水が有るとどうして能天気に思えるのか……
猛暑なら水瓶には水は無いはずとしか思えないんだが。
364. YMN — May 15, 2011 @09:16:57
>「広瀬隆 特別インタビュー 「浜岡原発全面停止」以降の課題|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン」
>http://diamond.jp/articles/-/12199
----引用
まったくです。計画では高さ15m超の防波壁をつくるようですが、その程度ではとても防げません。今回の東日本大震災で津波が陸上を這い上がった最大遡上高さは岩手県宮古市の38.9mでした。これは観測史上の記録では最大ですが、ほんの100年前の1896年(明治29年)の明治三陸地震津波で、岩手県綾里ではほぼ同じ高さの38.2mが記録されています。さらに1771年(明和8年)の八重山地震津波では、石垣島に85.4mもの津波が押し寄せました。日本の歴史から見れば、こうした規模の津波は、頻繁に起こっているわけです。
----引用終了
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E6%B3%A2
----ウィキペディア「津波」より引用
しかし、一般には検潮儀で津波を記録するようになっているものの、巨大津波そのものの波高を正確に測定する事は困難であり、これまでの大津波の波高とされる記録は、実際には波の到達高度(遡上高)で示されている。これは、陸に押し寄せた津波が海抜高度何メートルの高さまで達したかという数字で、現場の調査によって正確に決定できる利点がある。V字型の湾など、地形によっては波自体が高くなると共に非常に高い所に駆け上がる事がしばしばあり、津波の到達高度(遡上高)は実波高(海岸での平均海水面からの高さ)より高くなる場合が多い。
----引用終了
広瀬氏は「波高」と「遡上高」を本当に混同しているのかもしれませんし、あるいは反原発を布教するために意図的にトリックを仕込んでいるのかもしれませんが、どちらにせよ、”専門家”としては相応しくないことになります。
何か事件があると、その問題に以前から取り組んでいた人が”専門家”としてスポットが当たり、メディアに頻繁に登場してくることになり、そして顔が知られればその筋の専門家としてのステータスみたいなものにもなります。
広瀬氏自身の問題だけでなく、このような人物を”専門家”扱いしてしまうマスコミの人物鑑定眼にも問題ありということになるでしょう(そしてマスコミの問題はマスコミだけの問題でもありませんけど)。
「津波は堤防の倍の高さがあった」という住民の証言があったりしますが、素人の目測や印象に過ぎません。
「波高」は一時的な海の状態であり、従来は殆ど計測不可能というのが実情だったと言えるでしょう。
”映像の時代の津波”という点ではスマトラ沖地震に続いて2番目になりますが、先進国の日本で起きたこと、撮影装置の向上と普及などで、映像の量も画質もスマトラ沖地震とは比較にならないものがあります。
映像から「波高」を推測することもできるでしょうし、貴重な情報を提供できるものと思います。
ジワジワと潮位が上がってくるような形で防潮堤を超えてしまう津波の映像もあれば、ドバーンと防潮堤に激突して空高く水しぶきが上がっている映像もあり、ケース・バイ・ケースであり一概に波高とそれに対して必要な防潮堤の高さが定まるものではないようです。
なお、石垣島の85.4mというのが凄すぎて眉唾っぽくもあり、少し調べてみましたが正確なところは分かりませんでした。