Internet Explorer のファイルの保存

ダウンロード先のフォルダを指定できない

最終更新日:2009/9/23

ダウンロード時に「この種類のファイルであれば常に警告する」のチェックをはずすと、保存先のフォルダを選択できず拡張子に関連付けられたアプリケーションで開くようになります。この挙動を元に戻すには、次の操作を行ないます。

本来表示されるべきウィンドウ
ファイルのダウンロード

保存先が表示されず、いきなり開こうとしてしまう
Web サイトで、このプログラムを使って Web コンテンツを開こうとしています

● Windows Vista/7 の場合

  1. スタートメニューの検索ボックスに「regedit」と入力して Enterキーを押します。
  2. レジストリ エディタの画面左側のツリーで下記のキーを捜します。
      HKEY_CURRENT_USER
        Software
          Microsoft
            Windows
              Shell
                AttachmentExecute
                  {0002DF01-0000-0000-C000-000000000046}
  3. レジストリ エディタの画面右側で、保存したいファイルの拡張子、あるいはそれに対応するデータ(拡張子 zip ならば CompressedFolder)の名前を右クリックして [削除] をクリックします。

たとえば zip ファイルをメモ帳で開くように関連付けをしていた場合、レジストリの設定は下図のようになっています。

{0002DF01-0000-0000-C000-000000000046}

このような場合には、画面左側のツリーで {0002DF01-0000-0000-C000-000000000046} を右クリックし、[削除] をクリックします。保存しようとするファイルの拡張子が zip で、もしこの操作をしても状況が変わらない場合は、まず PC を再起動してみましょう。それでも状況が変わらない場合は、ZIP ファイルの関連付けの設定を初期化したい の操作も行ってみてください。

なお、ファイルのダウンロードはできても、それが完了したらそのファイルが消えてしまう場合には、Kingsoft の Internet Security を利用していることが原因である事例があるようです。

● Windows NT/2000/XP の場合

  1. マイコンピュータのメニューバーで、[ツール] - [フォルダオプション] をクリックします。
  2. 「詳細設定」タブをクリックします。
  3. 「ファイルの種類」タブをクリックします。
  4. 保存先を指定したいファイルの拡張子を選択し、[詳細設定] をクリックします。
  5. 「ダウンロード後に常に開くように設定する」のチェックをつけます。
  6. [OK] をクリックします。

● Windows 95/98の 場合

  1. マイコンピュータのメニューバーで、[表示]-[フォルダオプション] をクリックします。
  2. 「ファイルタイプ」タブをクリックします。
  3. 保存先を指定したいファイルの拡張子を選択し、[編集] をクリックします。
  4. 「ダウンロード時に開く確認をする」のチェックをつけます。
  5. [OK] をクリックします。

<関連URL>

  • ファイルをダウンロードする際に保存の確認メッセージが表示されない場合の対処方法 (Windows XP の場合)
  • ファイルをダウンロードする際に保存の確認メッセージが表示されない場合の対処方法 (Windows 98、Windows Me および Windows 2000 の場合)
  • フォルダオプション「ダウンロード後に常に開くように設定する」について