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恐竜2大スターが対決!「恐竜博2011」が7月に東京・上野で開催

2011年5月18日11時56分

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写真恐竜博のパンフレット写真世界初公開される待ち伏せするティラノサウルスの復元骨格写真ラプトレックス(c)M. Hettwer, courtesy Project Exploration

 中生代に生息した肉食恐竜の王者ティラノサウルスや最大級の角竜トリケラトプスの全身復元骨格、近年発掘された新種の恐竜の化石、大迫力のコンピューター・グラフィックスを駆使した大型シアターなどで、いままで見たことがない恐竜の実態を紹介する「恐竜博2011」が、東京・国立科学博物館で開催されます。

 7月2日に開幕し、夏場をはさんで10月2日までの開催で、夏休みの自由研究にもぴったりです。

 目玉は、中生代の北米大陸に生息したティラノサウルスと、同時期同地域でライバルだったかもしれないトリケラトプスの迫力ある全身復元骨格が、対決するように向かい合う展示です。

 ティラノサウルスは、獲物を待ち伏せするようにしゃがんでいる姿勢が世界初公開されます。短い前あしをどう使ったのかはなぞでしたが、近年の研究でしゃがんだ姿勢から立ち上がるときに、前あしでバランスをとった可能性があるとわかりました。

 恐竜の中でも人気が高い2大スターが向かい合って展示され、骨の形の面白さなども間近に観察できます。

 また、近年話題を集めた新種のティラノサウルス類、ラプトレックスの実物化石を日本初公開します。ティラノサウルスの前あしが短いのは、大型化に伴う退化のように考えられていましたが、ティラノサウルス類は小型のうちから前あしが短かった可能性が浮上しました。

 大型シアターでは恐竜たちがコンピューター・グラフィックスでよみがえります。大迫力のスクリーンで、恐竜の世界を体感できます。

 本展では、最新技術によって、恐竜たちを単なる化石ではなく「生き物」として、身体の動かし方や体の色、進化の過程などが解き明かされていきます。夏休みの自由研究にもピッタリな、親子で学びながら楽しめる博覧会です。

■恐竜博2011

※以下の開催概要は、今後の諸情勢により開館日や開館時間等について変更する場合があります。ホームページ等で最新情報をご確認ください。

■会期 2011年7月2日(土)〜10月2日(日)

■会場 国立科学博物館(東京・上野公園)

■開館時間 午前9時〜午後5時

夏休み特別延長開館:8月11日(木)〜8月17日(水)は午後6時まで  ※いずれも入館は各閉館時刻の30分前まで

■休館日 7月4日(月)、11日(月)、9月5日(月)、12日(月)、20日(火)、26日(月)

■料金 一般・大学生1200円(当日1500円)、小中高校生500円(600円)

■お問い合わせ ハローダイヤル 03・5777・8600

■本展公式サイト (http://www.asahi.com/event/kyoryu2011/)

主催:国立科学博物館、朝日新聞社、TBS

後援:文部科学省、外務省、アメリカ大使館、中国大使館、東京都教育委員会、恩賜上野動物園

協賛:凸版印刷

協力:日本航空、ファソテック

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