事件【放射能漏れ】「海水注入は継続」 第1原発所長の判断で中断せず 地震発生翌日の1号機2011.5.26 15:43

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【放射能漏れ】
「海水注入は継続」 第1原発所長の判断で中断せず 地震発生翌日の1号機

2011.5.26 15:43

 東京電力福島第1原発事故で、1号機で地震発生翌日の3月12日、原子炉を冷やすための海水注入が一時中断したとされた問題で、東京電力は26日、注入は中断せず、継続していたことが分かったと明らかにした。第1原発の所長の判断で続けていたという。

 東京電力が16日に公表した資料では、3月12日午後7時4分に海水注入を開始し、同25分に停止、午後8時20分に海水とホウ酸による注水を開始と記載。

 政府・東京電力統合対策室は21日、中断前の注入は東電による「試験注入」で、官邸の意向が伝わり東電が中断。その後、首相から海水注入の指示があり、午後8時20分に再開、臨界を防ぐホウ酸を加えたと発表していた。

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