イスラエル空爆のシリア施設、「原子炉の可能性大」=IAEA
[ウィーン 24日 ロイター] ロイターが24日に入手した国際原子力機関(IAEA)の報告書で、2007年にイスラエルが空爆したシリアの施設は原子炉だった可能性が非常に高いと指摘されていることが分かった。
米国はこれまで、イスラエルが空爆した施設について、北朝鮮の支援を受けて秘密裏に造られた原子炉で、核兵器開発を目的に建設されたとの見解を示していたが、IAEAの報告書はそれを裏付けるものとなった。
一方で、シリアは核兵器開発を否定し、IAEAがシリアではなく、核兵器を申告していなかったイスラエルを調査すべきだと主張している。
欧米諸国は6月6―10日に行われるIAEAの定例理事会で、シリアの核問題について協議し、国連安全保障理事会に報告する見通し。
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米国の債務不履行「決して」ない
ガイトナー米財務長官は米政治情報サイトとのインタビューで、「はっきり言うが、米国は決して債務の履行を怠ることはない」と言明。 記事の全文