事件【放射能漏れ】汚染水漏れた可能性 移送先施設の水位が低下2011.5.26 12:28

  • [PR]

[事件]ニュース トピック:放射能漏れ

  • メッセ
  • 印刷

【放射能漏れ】
汚染水漏れた可能性 移送先施設の水位が低下

2011.5.26 12:28
記者会見する東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理=26日午前、東京・内幸町の本店

クリックして拡大する

記者会見する東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理=26日午前、東京・内幸町の本店

 福島第1原発の高濃度汚染水の移送で東京電力は26日、3号機の汚染水の移送先である「集中廃棄物処理施設」の建屋で水位の低下がみられ、漏れているかどうか確認中だと発表した。外への漏れが確認されると、高濃度汚染水の移送計画全体に影響する可能性がある。

 3号機の高濃度汚染水の移送は17日に始まり、ほぼ計画量に達したとして、25日午前9時すぎに中断していた。東電によると、移送先の建屋で25日から水位が約5センチ下がった。地下水の放射性物質の濃度に変化はないが、外への漏れがあるかどうか、ボーリング調査も検討している。

 水位低下の原因としては、ほかの建屋につながる通路への漏れや、建屋内での水の移動の可能性もあるという。

 集中廃棄物処理施設へは2、3号機のタービン建屋や立て坑にたまった高濃度汚染水を移送。約1万4千トンの計画収容量でほぼ満杯になったが、追加で5千トンを移せる可能性があると25日発表していた。

このニュースの写真

記者会見する東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理=26日午前、東京・内幸町の本店

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital