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2011年5月25日(水) 19:20 |
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監禁致死事件、事件当日に行き違い
岡山市で、当時16歳の長女を浴室に監禁し、死亡させた疑いで、母親が逮捕された事件で、事件当日の夕方、母親が塾に長女を迎えにいった際、普段どおりに落ち合えないという行き違いがあったことが、あきらかになりました。
監禁致死の容疑で、23日逮捕された岡山市北区北方の清原陽子容疑者の身柄が、25日、岡山地検に送られました。 警察によりますと、清原容疑者は今年2月、長女の麗さん(当時16歳)を裸にして、自宅の浴室におよそ5時間監禁し、低体温症で死亡させた疑いがもたれています。 さらに関係者の話で、事件当日の夕方、清原容疑者と麗さんとの間に、行き違いがあったことがあきらかになりました。 麗さんは、岡山市内のそろばん塾に通っており、清原容疑者が送迎をしていました。 しかし、事件当日は、麗さんが早退したため、清原容疑者と普段どおり、合流できなかったということです。 警察では、塾の送迎を巡るこの行き違いが原因で、事件につながった可能性もあるとみて、慎重に調べを進めています。 また、塾の関係者は、麗さんの後頭部の髪がそりあげられているなど、麗さんの体に異常があったと話します。 警察の調べに対し、清原容疑者は、固く口を閉ざし、黙秘を続けているということです。
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