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ロシアの最新型原子炉、内部公開 G8直前、安全性強調

2011年5月26日10時20分

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写真:カリーニン原発4号機の心臓部=ロシア・ウドムリャ近郊、副島写す拡大カリーニン原発4号機の心臓部=ロシア・ウドムリャ近郊、副島写す

写真:完成間近のカリーニン原発4号機の内部=ロシア・ウドムリャ近郊、副島写す拡大完成間近のカリーニン原発4号機の内部=ロシア・ウドムリャ近郊、副島写す

 ロシア国営原子力企業ロスアトムは25日、モスクワの北西約350キロにあるカリーニン原発で、今年秋に稼働する予定の4号機の内部を、朝日新聞など英米独日の一部メディアに公開した。

 ロシアは26日からフランスで始まる主要国首脳会議(G8サミット)で原発の安全性向上問題の主導権を握りたい考えで、自国の新型炉の安全性をアピールするために異例の公開をしたとみられる。

 同原発は加圧水型で、原子炉の圧力容器を巨大な格納容器が覆っている。副チーフエンジニアのボゴモロフ氏は、航空機の衝突からも守れるという「4重のバリア」の安全システムを強調し、「チェルノブイリ原発や福島第一原発の事故から教訓を得なければならない。新しい安全基準への100%の用意がある」と述べた。

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