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 更新時間: 2011年05月26日08:22:28

東三河県庁構想に地元市町村長から疑問の声相次ぐ

愛知県の大村秀章知事の目玉公約の1つである東三河県庁の設立に向け、県は25日、地元市町村と初めて意見交換会を開きましたが、地元からは疑問の声が相次ぎました。

豊橋市役所で開かれた意見交換会では、東三河県庁設立に向けたプロジェクトチームのリーダーの永田清副知事が、地元の8人の市町村長らに率直な意見を求めました。地元側からは、大村知事のもう1つの目玉公約である中京都構想との関係性が分からないなどの疑問の声が相次ぎました。新城市の穂積亮次市長は「愛知県全体を中京都構想とするということになると、なんで東三河県庁を設置しなければならないのか」と指摘。設楽町の横山光明町長も「どういうイメージをこれから持っていけばいいかわからない」ともらしました。田原市の鈴木克幸市長からは「地域と一緒になってやっていこうという熱意が残念ながら感じられない」と苦言も呈されました。永田副知事は「あくまでも中京都構想は名古屋市だけでなく(愛知県)全体のことを考えているということ」と述べるにとどまりました。県は、今後も地元との意見交換を続けた後、東三河県庁の権限などのあり方を整理し、12月議会に条例改正案を提出して、来年4月にスタートさせることを目指しています。

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