リコー3年間で1万人削減へ 環境悪化でコスト削減リコーは26日、経営方針説明会を開き、今後3年間で、グループ会社を含む国内外の従業員計約10万9千人のうち、1割近くに当たる約1万人を削減する方針を発表した。 リコーはリーマン・ショック後に落ち込んだ業績の立て直しが遅れていることに加え、円高や東日本大震災の影響で事業環境が悪化していることから、本格的な人員削減に踏み切る。 2011年3月期連結決算は、売上高が前期比3・7%減の1兆9420億円、営業利益が8・8%減の601億円と収益が悪化。14年3月期は経営の効率化などを進め、売上高2兆4千億円以上、営業利益2100億円以上を目指すという。 【共同通信】
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