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【大リーグ】

イチロー魅せたトリックプレー!! でも連勝は6でストップ…

2011年5月26日 紙面から

ツインズ戦7回1死一塁、カシーヤのフェンスを直撃した打球を捕球後、送球するマリナーズのイチロー(共同)

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 名右翼手の頭脳プレーで、いったんは勝ち越し点を阻んだ。2−2の7回1死一塁、カシーヤの打球は右翼への大飛球。ここでイチローは捕球体勢に入ったと見せ掛けてグラブを構えると、ボールが頭上を越してから振り返り、フェンス上部を直撃したクッションボールを素早く処理した。この“トリックプレー”で一走リベラは生還できず三塁にストップ、打者走者カシーヤも一塁にくぎ付けにされた。

 「なかなか、ぎりぎりまで(走者を)引きつけるとはいかない。あそこ(右翼上部)はいびつな形。その割には(イメージ通り)という感じです」。イチローは珍しく自画自賛し、してやられた元同僚のリベラは「正面の飛球だと一瞬思ってしまった。イチローは今も昔もすごい選手だ」と恐れ入った。

 この直後にフィスターがボークを宣告されて決勝点を許すと、そのまま敗戦。ここ2年間で最多タイの連勝は6で止まり、勝率5割への挑戦は実らなかった中で、背番号51の野球センスが光った。(ジョン・ヒッキー=スポーツプレス・ノースウエスト記者)

 

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