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【芸能・社会】

昭和も似合う忽那汐里 70年代の雑誌カバーガール姿公開

2011年5月26日 紙面から

 映画「マイ・バック・ページ」(28日公開)に出演した女優の忽那汐里(18)が25日、劇中で演じた雑誌のカバーガール姿を初公開した。映画は1970年代の「週刊朝日」をモデルにした雑誌「週刊東都」が舞台で、忽那は70年代のレトロな雰囲気を見事に体現している。

 「週刊東都」の若きジャーナリスト(妻夫木聡)と、世界を変えようと行動を起こす活動家(松山ケンイチ)とのかかわりを軸に、激動の時代に翻弄(ほんろう)された若者たちの葛藤や挫折を描く。忽那が演じる倉田眞子は、妻夫木が演じる主人公・沢田雅巳と次第に親密になっていく重要な役どころだ。

 眞子は無邪気な笑顔の奥に、大人びた感性を秘める高校生という難役。オーディションで忽那を選んだ山下敦弘監督は「他の10代の子に比べて重みがあって、単純にドキッとしました。『嫌な感じがする』というセリフを言ってもらったのですが“この子に言われたら嫌だなぁ”と思い、眞子役はすぐに決まりました」と明かす。

 今回の表紙撮影についても「あれは楽しかった」と同監督。「今回の倉田眞子という役は、今の時代にはない清潔さなどを含め、忽那さんじゃなきゃ駄目だった」と絶賛した。

 忽那も「あこがれでありました山下組の皆さまとともに、私自身も向き合ったことがなかったような、とても深いテーマに触れ合う事ができました」と手応えを感じた様子。表紙撮影には「とても貴重な体験となりました。このような形で皆さまにご覧いただけること、とてもうれしく思います」とコメントしている。

 忽那は「週刊朝日」5/31発売号(仮)の表紙にも登場。同誌では映画で使われた「週刊東都」も紹介される予定だ。週刊朝日の河畠大四編集長は「現代的なのに昭和の古風な薫りを漂わせる、目力の強い女の子という印象。表紙モデルにぴったりな逸材。どこまで化けるか、今後が楽しみな女優さんです」と期待を寄せている。

 

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