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【大相撲】

十両昇進最多の13人、処分影響 負け越しの2人も

2011年5月25日 12時02分

 技量審査場所で負け越しながら十両への昇進が決まり、記者会見する荒鷲=25日午前、東京・両国国技館

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 日本相撲協会は25日、通常開催を目指す大相撲名古屋場所(7月10日初日・愛知県体育館)の番付編成会議を東京・両国国技館で開き、八百長問題による大量処分の影響で、同協会に記録が残る戦後では最多の13人の十両昇進力士を決め、発表した。新十両は7人、再十両は6人。

 22日に終了した技量審査場所で東幕下3枚目の荒鷲(24)=モンゴル出身、花籠部屋=と、西筆頭の垣添(32)=大分県出身、藤島部屋=は、3勝4敗と負け越しながら、大量昇進の恩恵を受けた。相撲協会広報部によると、負け越しでの昇進は戦後初めて。

 これまでの最多昇進記録は1947年夏場所の12人。八百長関与認定で17人の関取が4月に処分を受けて相撲界を去り、次の場所の番付は幕内と十両で東西1枚ずつ、計4人分が削減されるため、13人分の枠を埋める必要があった。13人の昇進で、十両から転落した力士はいないとみられる。十両昇進力士以外の新番付は、6月27日に発表される予定。

 新十両は荒鷲のほか、所要60場所で学生相撲出身で最も遅い出世となった東洋大出身の華王錦(32)=秋田県出身、東関部屋=や、チェコ出身で初の関取となった隆の山(28)=鳴戸部屋=ら。

(共同)
 

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