米国の超人気バラエティーが日本に上陸する。
「サタデー」は米3大ネットワークのひとつ、NBCで1975年から始まり、現在も続く国民的番組。音楽アーティストとトークゲストの計2組を米ニューヨークのスタジオに招き、レギュラー出演陣が1時間半にわたってトークやコント、音楽ライブを繰り広げる。
人気コメディアンの登竜門としても知られ、これまでにコメディー映画「ブルース・ブラザーズ」で知られるダン・エイクロイド(58)や、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズのエディ・マーフィー(50)らを輩出。米国のみならず世界130カ国以上で放送され、日本ではフジ系「オレたちひょうきん族」など多くのバラエティー番組に多大な影響を与えてきた。
フジで放送される日本版は「サタデー・ナイト・ライブ JPN」。放送時間は45分と本家の半分だが、そのスケール観を踏襲すべく、メーン司会に大物タレント、さんまを起用。サポート役として、今田耕司と売り出し中のお笑いコンビ、ピースらが脇を固める。
この最強布陣に加えて、個性あふれるゲストを迎えるといい、「この番組でしか見られないプレミアムなショーで日本中をワクワク、ドキドキさせたい」(明松功プロデューサー)と制作陣の期待も高まっている。
第1回ゲストはナインティナインの岡村隆史(40)と歌手、平井堅(39)。本家は、バラク・オバマ米大統領(49)やハリウッドスターのブラッド・ピット(47)、スーパーロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズら、豪華ゲスト陣が魅力の1つだけに、日本版も小泉純一郎元首相(69)ら、あっと驚くサプライズゲストも期待できそうだ。
(紙面から)