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【国際】

帰国の韓国野党議員が会見 「ロの実効支配ぶり確認」

2011年5月25日 12時46分

 【ソウル共同】北方領土・国後島を訪問した韓国の野党国会議員3人が25日帰国し、仁川国際空港で記者会見した。3人のうち、国会の「独島領土守護対策特別委員会」の姜昌一委員長は「国後島では道路や空港建設が進み、ロシアの実効支配ぶりを確認できた」と感想を述べた。

 同委員会は日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)の韓国領有に向けた運動を展開。3人とも最大野党、民主党に所属している。

 会見で、姜氏は北方領土について「日ロ間の領土紛争地であり、韓国固有の領土であることが明白な独島とは性質が違う」と指摘。領有権については「日ロ間で話し合うべきこと」とした。

 一方、日本政府が訪問に対して抗議していることには「韓国国会議員の行動に(日本政府が)介入してくるのはおかしい」と批判した。

 一行は22日に韓国を出発し、ロシア極東ウラジオストクとユジノサハリンスクで領土問題の専門家らと会談。国家公務員である国会職員1人も同行して24日にユジノサハリンスクから国後島に渡り、約50分間にわたって空港周辺を視察した。

 

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