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【社会】

泥酔男性、柵乗り越えホームで熟睡 JR名古屋駅

2011年5月25日 23時29分

 名古屋・中村署は25日、新幹線特例法違反(線路内への立ち入り)などの疑いで、東京都豊島区のアルバイト男性(30)を書類送検した。

 容疑は4月24日早朝、JR名古屋駅(名古屋市中村区)の東海道新幹線上り線路内に立ち入ったとされる。始発前に整備担当のJR職員が見つけたとき、男性は新幹線のホームのベンチで熟睡していた。

 同署によると、男性は前日午後10時ごろから24日午前3時ごろまで市内の友人と飲食。「どうしても始発で東京に帰りたかったが、酔っていたので寝過ごしてしまう」と思い「駅にいればまず乗り遅れない」と考えた。男性は「酔った勢いで大変なことをしてしまった」と深く反省しているという。

 男性は早朝のうちに駅構内に入り、関西線の線路を横断して新幹線の線路まで行った。線路手前には有刺鉄線の付いた防護柵(高さ2メートル)があるが、同署が防犯カメラで確認すると、男性は軽々と乗り越えていた。手は血だらけだったという。男性は慶応大時代、山岳部に所属していた。

(中日新聞)

 

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