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東日本大震災:ボランティアから学ぶ 石巻・大谷地小、NGO代表招き授業 /宮城

 石巻市立大谷地小学校(杉山昭夫校長、児童数174人)は20日、東日本大震災の被災地で泥かきや炊き出しなどのボランティア活動を行っている非政府組織(NGO)「ピースボート」のメンバーをゲスト教師に招いた特別授業を行った。

 特別授業は杉山校長が、ピースボートの活躍を伝える毎日新聞の「希望新聞」の記事を読み「子供たちが震災を考えるきっかけになれば」とピースボート事務局(東京)に依頼した。

 特別授業には5、6年生60人が出席。ピースボート共同代表の山本隆さん(40)が、被災地での活動を映像などを使って紹介した。「泥かきやがれき撤去だけではなく、皆さんが被災者と話をすることもボランティアの大事な仕事」と子供たちに呼びかけた。

 児童たちは「雨の日はどんな活動をするのか」「床下の泥を取った後、床板はどうするのか」などと質問した。6年生の佐藤龍汰君(11)は「ボランティアの人たちは、いろいろな事をしていると分かった。私も一緒にお手伝いしたいと思う」と話していた。

 同小の学区内は大津波の被害を受けなかったが、壊滅的な被害を受けた地区から6人が転入した。【石川忠雄】

毎日新聞 2011年5月21日 地方版

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