地方加須市の男性職員が約14万円を横領、懲戒免職に2011.5.25 20:30

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加須市の男性職員が約14万円を横領、懲戒免職に

2011.5.25 20:30

 埼玉県の加須地区暴力排除推進協議会(会長・大橋良一加須市長)の運営費計13万6500円を横領していたとして、加須市は25日、昨年3月まで協議会の事務を担当していた市教育委員会騎西教育事務所の小谷野正夫主査(60)を懲戒免職処分にした。

 市は同日、上司だった当時の市民安全課長(57)も減給10%(2カ月)の懲戒処分にした。また、市は大橋市長と角田守良副市長を減給10%(1カ月)とする条例案を6月市議会に提案する。

 加須市によると、小谷野元主査は市民安全課主査だった21年11月24日、協議会の通帳と印鑑を勝手に使って口座から現金10万円を引き出したのをはじめ、昨年1月8日までの間に数回にわたり同様の手口で現金を引き出し、一部を補(ほ)填(てん)するなどして総額67万3千円を出し入れし、13万6500円を横領した。借金返済や遊興費などに充てたという。

 小谷野元主査は昨年3月に市教委に異動。その後、協議会の事務を引き継いだ職員が不正を発見した。今年3月中旬に協議会が加須署に業務上横領罪で告訴している。小谷野元主査は全額を返済している。

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