バスケ青春の詩

バスケ青春の詩

家族だから…

2011-05-26 00:38:50 | Weblog
平成23年5月26日 木曜日
 
「家族だから…」

娘が旅立つ仕度を終えて…

静かに棺の中で横たわっています。

幸いにも…
あの慟哭の叫びを呼んだ無惨な顔ではなく、

奇麗に化粧をして息ずいているような娘が戻って来ました。

そのまま、
「ただいま!
お父さん、お母さん」と言いながら起き上がって来るようです。

娘の写真を生まれたときから…

ひとつひとつ成長していく姿を…次女とママと私で前に並べて、

一枚ごとの写真に巡っている思い出を…

泣きながら、笑いながら噛みしめています。

そこには娘がいます。
私達と一緒に笑っている娘が、確かにいます。

旅立つときに…
家族と過ごした絆の思い出を忘れないように〜

今、共に過ごしています。

本当なんです。

私達は…
どんなことになろうとも心の想いの強い絆で繋がっている家族です。

世界でたったひとつの家族です。

明るく、素直で、気丈で、涙もろくて、優しい娘が…

あとしばらくで、旅立ちます。

でも家族の絆は強く結ばれています。

それを感じるのです。

娘の思い出を、私の体に巡らせながら、

いつでも娘と会話をしています。

天国に旅立つ娘を見送りますが…

私達家族の絆は携帯電話のように、いつでもアンテナ三本で繋がっています。

圏外になることはありません。

涙と笑顔で娘とこれからも話していきます。

娘の旅立ちに幸多かれと願っている私です。