2.まだ眠りません

総選挙の速報が発表されました。

もう一年経つのですね。
昨年のこの日は、自分には程遠い世界の話だと、速報の日ということもノーマークで普段通り眠った夜でした。今夜は、速報の出る時間に携帯を開いていました。
速報に入ると予想していたか、そう聞かれれば本音の本音は「返事は飲み込ませて下さい」
でも約束していました。真面目に前向き。
誠実に参加する、と。
コメントで、お手紙で「応援するよ」と聞かせていただけば、答えはたったひとつ
「その言葉を信じます。だから、私に入れてくださってありがとう！って声に出します」

この総選挙のためのシングルＣＤ。 私は参加することができませんでした。
そのことが、本当に申し訳なく、自分が情けなかった。

誰に？
私とともに歩き
引っ張り、声をかけ、見守り、背中を押し

いつの日も私の柱であった皆様に、です。


数字に驚きました。ものすごい数です。私は第一回目から同じ希望を持っていました。公表することを「酷だ」と言うのなら、せめて希望者個人には順位と得票数を教えてほしい、と。速報で発表にされる中に入れていただいたので、私は二年続けて知ることができました。それが、どんなにどんなに嬉しいことか。過ぎた一年、これからの一年、この数字ひとつひとつの重み、輝き。
今夜、またそれを味わわせていただいたこと
どれだけの声で叫べば伝えられますか？
何度、嬉しいと書けば気持ちの全部が伝わりますか？

素直に

そして正直に


私、幸せ。



だから
私にこんな夜をプレゼントしてくださった皆様と、
一緒に見えない手をつなぎながら

夜空に

ありがとう！と

今夜は、まだ眠りません。

おやすみなさいも言いません

あと少し

このままでいさせてください


一緒に
ひときわあざやかな夜を。