4回目の訪問(5/9) 赤前小学校(避難所)
5月9日(月)、Amazonで募った赤前小学校(避難所)向けの各種支援物資「第四便」を、一人で届けに行ってきました。
運んだ物資は当日朝に、同校 副校長と会話した内容を元に、あとは車に積み込めるぐらい詰め込みました。
出発は、同校 校長と会話をした後なので、13:30頃でした。
14:20頃 道の駅区界高原
で小休止、天候は曇り
前回、5月2日(月)に訪問したときよりも、津波の被害に遭った様々な瓦礫の山が少なくなっていました。
15:50頃 赤前小学校(避難所)へ到着
同校職員の方に、車から物資を搬出・整理する作業を手伝って貰うことが出来ました。
早速、赤前小学校(避難所)へと物資を手渡す。
手渡したことの証(受領印押印)
今回運び込んだ各種物資詳細は、最下記に記載します。
当然のことながら、各種ご支援をいただいている方たちの「温かい気持ち」も一緒に届けてきたつもりです。
先方にも確実に、その気持ちは伝わっています。
今回の物資の特徴は、ボランティアの方が自ら募っていただいた物資が目立ちました。
それは、現在避難所生活を送っている方達も、近いうちに「仮設住宅」へ引っ越すことになります。
仮設住宅には家電類は一通りそろっていますが、逆にそれ以外の物資は無い状況です。
具体的に、掃除をしようと思ってもバケツや雑巾が無い、洗濯機はあるけれど洗剤が無い、ほか。
もう今月末に迫っている、仮設住宅への転居を予め考慮した物資が印象に残りました。
今回初めて同校 校長、副校長、そして自分を合わせて3人で打ち合わせを行いました。
主たる議題は、
現在避難所生活を余儀なくなされている方達が、どうフォローしていけば仮設住宅へスムーズに移行できるか。
本当に色々話し合いました。
※何故、その場に自分がいるのかは、置いて考えてください
結論は「状況次第」でしたが、仮設住宅に入居される方達が、一日でも早く『日常生活』に戻れるかを間接的に見守ろう!といった内容で落ち着きました。
よって仮設住宅へ入居したら、今までのような直接的なフォローは少なくなると思います。
決して「見放す」訳では無く、「自立を促す」といった方向性です。
その後副校長と一緒に避難所(体育館)へ移動し、恒例行事?である、避難されている方達と色々なコミュニケーションを取りました。
今回は小学生を中心に、色々なお話をしてきました。
その中で自分自身一番懸念していた、『海(津波)』への恐怖心やトラウマを持っているか否かも含め、正直探り?を入れてみました。
全ての子供たちと話せたわけではありませんが、話した限りではその様な気配は一切見受けられず、間近に迫っている仮設住宅への入居に関しての話をされる子供が大勢を占めていました。
あとは「遊ぼうよ~」と数名に言われたぐらいです
当然のことながら、2ヶ月間にも及ぶ避難所生活が、子供たちにとってもかなりの負担になっているな、と素朴に思いました。
一日でも早く仮設住宅が完成し、プライバシーが守られる最低限の暮らしに戻り、震災以前のような日常生活が送れるように、微力ですが何らかの支援を行いたいと考えます。
18:30 赤前小学校(避難所)をあとにして、帰途につく
自宅に着いたのは、22:00頃だった
最後に、
今現在もAmazonの「ほしい物リスト」へ、「早期自立を促す」という趣旨で物資の追加掲載を行っています。
今までも多くの皆様方より、多大な心温かいご支援をいただいたことは十分承知しておりますが、ご協力いただける方は是非、ご支援をいただきたく思います。
なお今回ばかりの掲載では無く、必要に応じ適宜追加掲載は行っていきますので、細く長くおつきあいなど頂ければ幸いです。
Amazon「ほしい物リスト」 : http://t.co/oaj6eNd
下記、昨日運んだ「第四便」の内訳です。
散髪用はさみ、洗濯ロープ、爪切り、毛抜き、生理用ショーツ、体温計
・バケツ 70個
・雑巾 150枚
・手鏡 27個
・洗濯用柔軟剤 5本
※これらは写真を取り忘れていました、すいません<(_ _)>
1 ■すごい!
本当に毎日お疲れ様です。
けんじいには頭が下がります。
自立を促す・・・
やっぱりけんじいの考えることはすごいと思います。
本当にお疲れ様です。
これからも頑張って下さい。