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【グラニュース】


玉田、8強弾再び!!

2011年5月25日 紙面から

練習で競り合う名古屋の玉田(左)と阿部=韓国・水原で(隈崎稔樹撮影)

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 【水原(韓国)木本邦彦】名古屋グランパスは24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦、水原戦(25日午後7時半開始)に備え当地入りし、試合会場の水原ワールドカップ競技場で公式練習を約1時間行った。09年のACL決勝T1回戦で快勝した水原との再戦。ゴールを決めたFW玉田圭司(31)は返り討ちに自信を見せた。

 豪快な左足のFKで、試合前日恒例のリラックスゲームを締めくくった。笑みを絶やさず体を動かした玉田だが、大一番に触れると、笑顔のかけらもない。

 「一発勝負なので悔いの残らないように戦いたい。遊びに来たわけではないので勝って帰りたい」

 故障者が続出する厳しいチーム状況で、フィジカルの強い韓国の難敵に挑むが、ひるむことはない。日本代表でアジア王者になっているだけでなく、09年のACL1回戦(瑞穂陸)で水原と対戦し、華麗なドリブルシュートを決めている。

 「韓国勢はフィジカルが強いと思うが、それ以外では負けたくない」と、高い技術と敏捷性で互角以上の戦いを演じてきた自負がのぞいた。

 頼もしい相棒が帰ってくる。高さを生かして前線の起点となるケネディの復帰だ。

 「(ケネディ不在時に)オレがセンターFWみたいなところをやって前線で孤立すると、難しいとあらためて思った。高さを使えるし、ジョシュアには悪いけど、つぶれ役になってもらって、そこから攻めるパターンもあるからね」

 ケネディが最後に出た4月29日の川崎戦では、いずれもケネディのアシストから玉田が2得点と連係がさえわたった。グランパスは公式戦で4試合、白星から遠ざかっているが、玉田のコンディションは決して悪くはない。

 「点を取ったとか、韓国との相性は過去の話で全く違う試合になる。韓国とはライバル関係にあるし、絶対に負けたくない」

 パワーを打ち負かすグランパスのスタイルのカギは玉田が握っている。

 

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