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【プロ野球】

ロッテ、泥沼6連敗 交流戦で唯一白星なし

2011年5月25日 紙面から

◆広島4−3ロッテ

 1勝が遠い。ロッテは広島でも悪い流れを断ち切れなかった。8回2死二、三塁から6番手のロサが、丸に逆転の2点適時二塁打を許して万事休した。交流戦は1引き分けを挟んで、泥沼の開幕5連敗。12球団で唯一、交流戦で白星がない球団というレッテルをはがすことはできず、15日の楽天戦(QVCマリン)から続くチーム自体の連敗も「6」に延びた。

 「負けたことが一番つらい。キツイです…」。2戦連続で8回に逆転を許してしまったロサが声を振り絞る。ほかの選手も肩を落として帰りのバスへ向かった。西村監督は試合後の記者会見で努めて明るく振る舞ったが、言葉は自然と厳しくなっていった。

 「やれることはしっかりやっていかないといけない。(2番手の)大谷が4イニングを0点で抑えただけに、6回の伊藤の四球が…。何とかしていかないといけない」

 指揮官が指摘する通り3番手の伊藤が大誤算だった。3点リードの場面でストレートの四球を2つ。これが失点に直結し、広島の追い上げムードをつくり出した。しかも2回には先発陣の一角・マーフィーが走塁で右太もも裏を痛めて退場。戦線離脱は必至で、逆風はさらに厳しさを増した。

 しかし、これ以上ズルズルと負け続けるわけにはいかない。25日から始まる阪神戦(甲子園)に向け、西村監督は「選手はやるべきことをやってほしい」と願った。選手がそれぞれの役割を果たすということが“和”の根本。今こそ原点に返る時だ。 

  (川越亮太)

 

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