福島第1原発事故 一部がチェルノブイリ原発事故に匹敵する汚染濃度 原子力安全委で公表
フジテレビ系(FNN) 5月25日(水)2時37分配信
24日に開かれた原子力安全委員会で公表された分析結果によると、福島第1原発の事故による汚染が、チェルノブイリ原発事故に匹敵する濃度だということが明らかになった。福島第1原発周辺のセシウム137の濃度を示した図を見ると、三角の印が表す辺りが、1平方メートルあたり555〜1,480キロベクレル、そして、ひし形のマークが示す辺りが、1,480キロベクレル以上となる。
それぞれの面積は、概算で700平方kmと、600平方kmとなっている。
チェルノブイリ原発周辺のセシウム137の濃度を比較してみると、福島第1原発は、チェルノブイリと汚染の濃度こそ変わらないが、汚染された面積はおよそ1割程度と、狭いということがわかる。
最終更新:5月25日(水)2時37分