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 2011年5月24日(火) 19:20
小児心不全治療に自己細胞移植
小児心不全治療に自己細胞移植
世界で始めての治療です。
生まれながらに心臓に疾患がある子どもに対して、自分の心臓の筋肉を作り出す細胞を移植して、治療する方法を岡山大学が行いました。

治療を受けたのは、中国地方に住む1歳の女の子です。
先天的に心臓の左の心室がほとんどなく、血液を体全体に送り出す心臓の力が弱いため、今年3月、心臓のバイパス手術を受けました。
しかし、この手術だけでは心臓のポンプ機能が弱いままで、心不全などを起こす危険もあり、生存率も高くありません。
今回の治療は、この手術のときに切り取られた心臓の組織を利用します。
心臓の細胞の中には、心臓の筋肉を作り出す「幹細胞」と呼ばれる細胞があります。
心臓の幹細胞を培養して増やし、再び心臓に移植して筋肉を増やせば、ポンプ機能を強めることができるというわけです。
24日、岡山大学病院は、一例目の細胞移植で、心臓の機能が高くなったことが確認できたとして、会見を行いました。
女の子への細胞の移植は、先月26日に行われました。
培養された幹細胞は、180万個、太さ0.5ミリほどのカテーテルを使って、冠動脈から注入されました。
24日の検査で、移植前に比べ、心臓の働きが10%上がったほか、心臓の筋肉の重量も10%増えていたということです。
岡山大学では、移植でしか助からない小児の心臓疾患への新しい治療法として、今後、研究を進めたいと話しています。

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