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【社会】

水谷建設元会長「裏献金了解」 実際に渡ったかは「不明」

2011年5月24日 16時49分

 陸山会事件の第13回公判は24日午後も東京地裁(登石郁朗裁判長)で証人尋問が続き、中堅ゼネコン水谷建設(三重県桑名市)の水谷功元会長(66)が出廷した。小沢一郎民主党元代表側への計1億円の「裏献金」提供を了解したことは認めたが、2004年分の5千万円については「手配したが、報告と違う点もあり(実際に渡ったかは)分からない」と述べた。

 検察側は、川村尚前社長(54)が04年10月15日、都内のホテルで元秘書の衆院議員石川知裕被告(37)に5千万円を渡したと主張している。

 元会長は、元公設第1秘書の大久保隆規被告(49)に渡したと報告されたと説明し、「石川議員に渡したことになっていてびっくりした」と証言。自分の指示で5千万円を本社から東京支店に運んだ元専務を「見届け人」として立ち会わせるつもりだったのに、前社長が単独で渡した点などを指摘し、授受には「不明朗な点がある」とした。

(共同)
 

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