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長門さんのひつぎに南田さん愛用ガウン

 長門さんの棺を乗せた車を拍手で見送る(前列左から)奥田瑛二、黒柳徹子、朝丘雪路ら
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 長門さんの棺を乗せた車を拍手で見送る(前列左から)奥田瑛二、黒柳徹子、朝丘雪路ら

 俳優・長門裕之さんの葬儀・告別式が24日、都内でしめやかに営まれた。出棺の際、長門さんのひつぎには09年に死去した妻・南田洋子さん愛用の青いガウンがかけられた。ガウンは南田さんが亡くなった後、長門さんが自宅で羽織っていたものという。また、撮りためていた夫妻の2ショット写真を参列者が1枚ずつひつぎに納めるなど、式中随所におしどり夫婦として知られた2人の愛を表す演出がなされた。

 弔辞を読んだ黒柳は、長門さんが「介護をしている今が、生まれて一番楽しい」と認知症を患った南田さんについて語っていたエピソードを披露。「愛情深い人でした。私たちは美しいおしどり夫婦がいたことを忘れません」と声を震わせた。

 また、津川も「あんなに仲が良いのはウソだろうと思っていたが、ウソもつきとおせば本物。参りました。兄貴は南田洋子を愛して死にました」と、独特の言い回しで愛情の深さを表現した。

(2011年5月25日)

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