地デジ3秒遅れ…地震速報、地方民放は迅速化を
総務省が、地震の大きな揺れを事前に知らせる「緊急地震速報」を迅速化するように地方の民放テレビ局などに要請していることが23日、分かった。
地上デジタル放送では、速報がアナログ放送よりも最大で3秒程度遅れて表示される。このため、地図などを伴う現行の緊急地震速報の前に地デジのテレビ画面に文字だけを表示することで遅れをほぼ解消し、視聴者が揺れに備える時間を確保できるようにする。
地デジは、放送局が画像や音声などのデータを圧縮して送り出している。各テレビが内部でデータを復元してから映し出すため、速報が実際の揺れに間に合わないケースがある。
速報前の地デジ画面上の文字表示は「文字スーパー方式」と呼ばれ、ニュース速報などのテロップに似ている。だが、データを圧縮しないまま放送局が送出する点がテロップとは異なり、地デジ特有の遅れの影響を受けない。ただ、携帯電話などでのワンセグの画面には表示されない。
総務省によると、文字スーパーの表示は、NHKや民放の在京キー局5社、大阪の準キー局のほとんどが導入しているが、地方の民放での導入はゼロという。
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