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【サッカー】長友 有終ゴール2011年5月24日 紙面から 【ミラノ(イタリア)酒巻陽子】イタリア・セリエAは22日、各地で最終節の10試合を行い、日本代表DF長友佑都(24)が所属するインテルミラノがホームで、日本代表FW森本貴幸(23)のカターニアと対戦し、3−1で快勝した。右サイドバックでフル出場した長友は後半18分に自身今季2点目となるゴールを決め、勝利に貢献した。森本はベンチ入りしたが出番はなかった。インテルは2位、カターニアは13位でリーグ戦の全日程を終了した。 長友が有終ゴールを鮮やかにたたき込んだ。2−0で迎えた後半18分、DFルシオが右に流したボールを受けると、迷わずに右足を振り抜いて突き刺した。 ルシオに抱きかかえられた長友は右手を突き上げてガッツポーズ。歓喜の輪が解けた後は、おなじみのお辞儀パフォーマンスで頭を下げた。サポーターは「ナガトモ、ナガトモ」と何度も連呼。背番号55はうれしそうに親指を立て、声援に感謝した。「入っちゃったという感じだったけど、イメージはあった。いいタイミングで上がっていけた」と満面の笑みを浮かべて喜んだ。「一年間、僕を支えてくれた家族、チーム、監督、そして東日本大震災の被災者の方にこのゴールを捧げたい」と力を込めた。 DFマイコンの欠場により、右サイドに入ったこの日。右ではこれまで真価を発揮できていなかったが、ようやく勝利に貢献できた。「右でも左でも世界トップクラスのレベルでプレーできないとダメ。相手が疲れるのを待ってから上がったりとか、そういう調整ができるようになってうまくやっている」と感触を口にした。 「得点も決めたし、活躍ぶりにとても満足している」とレオナルド監督も手放しの褒めよう。移籍1年目にしてビッグクラブの一員へと上り詰めた長友が、最高のパフォーマンスで充実のリーグ戦をしめくくった。 PR情報
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