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【プロ野球】

「情けない試合しやがって」 中日に連敗で星野監督激怒

2011年5月24日 紙面から

中日に連敗し、硬い表情で引き揚げる楽天・星野監督

写真

◆中日6−1楽天

 「昨日も今日も情けない試合をしやがって!!」

 試合後のベンチ裏で楽天・星野監督の怒号が飛んだ。古巣中日を相手に2試合連続の大敗。指揮官はすぐにナインを集め、ふがいないプレーを続けたことを強く責めた。

 投打ともに空回りだった。7回表に打線が1点差に詰めた直後に2番手美馬が4失点。先発川井の後を受けて登板した6回はきっちり抑えたものの、7回は四球と自らの野選でピンチを広げ、荒木、和田らに痛打された。指揮官は「必ず回をまたぐとやられる。それじゃ使いようがない。あいつはドラフト2位なんだろ? がっくりするなんて10年早いわ」とこぼした。

 打線もおとなしすぎた。2点を追う7回に1死満塁のチャンスをつくりながら得点は併殺崩れの1点のみ。安打も山崎らベテラン組が単打4本を放っただけで若手のバットは湿りっぱなし。田淵ヘッド兼打撃コーチは「ミーティングで自己顕示欲を出せと言った。勝つためには頭を使い、体を使い、勇気を使う。三拍子そろわなきゃだめだ」と諭した。

 これで今月に入って成績は5勝12敗1分。5戦を残して「5月負け越し」が早くも決定した。チームの借金も今季最多タイの4に膨らみ、リーグ最下位に沈むオリックスの影がちらついてきた。 (鶴田真也)

 

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