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【プロ野球】

巨人打線は沢村見殺し オリに連日の1点

2011年5月24日 紙面から

巨人−オリックス 5回裏2死二塁、空振り三振に倒れる坂本=東京ドームで(七森祐也撮影)

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◆オリックス4−1巨人

 主力よ、しっかりしろ! パ・リーグワースト防御率のオリックスに連日の1点では情けない。“スミ1”の巨人がルーキー沢村を見殺し。最後は同点の9回に越智が痛恨の3ランを被弾して連敗を喫した。あまりの極貧打線に首脳陣は24日にラミレスを除く野手全員を集めて臨時打撃特訓を行うことを決定した。

 敗戦の弁。いつもは冷静に言葉を選ぶ原監督も嘆かずにはいられなかった。「脇役はできることをやっている。3、4、5、6番。あのへんがチャンスで束になって4人で点をもぎ取ってもらわないと、こういう結果になるでしょうね」

 好機は作る。お膳立てをするのはともに2安打の藤村、田中大らヤングGだ。しかし、あと1本が出ない。初回に先制した後の好機で長野が見逃し三振。5回2死二塁の坂本、8回1死二塁のラミレス、続く2死一、二塁の長野はいずれも空振り三振。岡崎ヘッドコーチにも「投手が良いんだか、打線が悪いんだか…」と嘆き節が連鎖した。

 16日の仙台移動から休養なしの過密日程にもかかわらず、24日は野手陣に集合がかかった。「打てないから練習する」と狙いを明かした岡崎ヘッドコーチは坂本と長野をターゲットに指名。吉村打撃コーチも「このままではズルズルいく。モヤモヤを払拭(ふっしょく)したい」と奮起をうながした。

 投手陣は踏ん張っている。この日も8回までは1失点なら「責められない」(原監督)。交流戦に入ってからキープしていた勝率5割ラインを下回り、再び借金生活に突入。故障者が続出して厳しい状況とはいえ、今が踏ん張り時だ。 (井上学)

 

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