「枝野批判」オフレコ発言をすっぱ抜かれ、 今度は東京新聞記者を「出入り禁止」 にした経産省の「醜態」広報室長は直撃にひたすら沈黙

2011年05月20日(金) 長谷川 幸洋
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「こないだのようなことがあったので・・・」

「こないだのようなこと、というのはどういうことか」

 沈黙が続く。

「つまり、私があなたと電話で話をして、それを記事にしたということか。それでお話しできないということか」

さらにたたみ掛けた。

「私は先ほど言った理解で正しいかどうか、を聞きに来ただけだ」

 すると沈黙した後、成田は「これからミーティングがあるので、あらためてアポイントをとってください」と言った。

「返事がいつになるかはわからない」

「アポをとればいいんですね。今日中に再び会うのは可能か」

「分かりません」

「私は私の記事の件で経産省が弊社の記者に幹部との懇談を遠慮するように求めたと理解しているが・・・」

「知らない」

「え、知らないんですか?」。これには驚いた。

「時間がないので勘弁してほしい」

「では、いまここで面談を申し込む。それで、あらためて時間をいただけるか。ご返事を待っていればいいんですね」

「返事がいつになるかは分からない」

「いつか分からない。そういうことですか。分かりました。結構です。ありがとうございました」

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