日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)が、26日の理事会後に所管官庁の文部科学省を訪問し、名古屋場所(7月開催予定、愛知県体育館)の通常開催の承認を得る見込みであることが23日、分かった。
両国国技館での横綱審議委員会の会合に委員として出席した、名古屋場所を共催する中日新聞社の大島寅夫社長が、「全然(開催の)許可が出ない。文科省が決める。26日に理事長が行くので、返事がOKにならないといかん」と明かした。
これまで文科省は公には「決めるのは協会」との立場を取っていた。すでに協会と中日新聞社、現地の相撲案内所は内々に開催への話し合いを進めており、“文科省の決断待ち”という状況が浮き彫りになった。
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