最大野党の自民党は、来月1日にも内閣不信任案を提出する方向で検討していることが明らかになりました。
関係者によると、内閣不信任案をめぐって、自民党は民主党内の「反菅グループ」の情勢を見ながら、来月22日の国会会期末までに提出するタイミングを図っていました。ただ、公明党などから、会期末を待たずに前倒しで提出するべきだという意見が相次いだため、菅総理大臣がフランスで行われるG8サミットから帰国した後の来月1日に提出する方向で検討に入りました。自民党としては、1日に予定されている震災後初めての党首討論が終わった後に、菅総理には政権担当能力がないことなどを理由に内閣不信任案を提出したい考えです。