2011年 5月 24日
香川県綾川町で3人死傷事故
24日朝、香川県綾川町の県道で乗用車とトラックが衝突する事故があり乗用車を運転していた男性が死亡、2人が軽いケガをしました。24日午前9時前、綾川町の県道で乗用車がセンターラインをはみ出し、対向してきたトラックと正面衝突しました。この事故で乗用車を運転していた高松市一宮町の加藤宏和さん(47)が頭などを強く打って死亡したほかトラックに乗っていた37歳と27歳の男性2人が足を打撲するなどの軽いけがをしました。現場は見通しのよい緩やかなカーブで警察で詳しい事故の原因を調べています。今年に入って香川県で交通事故で死亡した人は去年の同じ時期の2倍以上となる38人にのぼっています。

若年者雇用を経済団体へ要請
東日本大震災の影響など依然として厳しい経済状況が続いていることから岡山県の石井知事が県内6つの経済団体に対し、来年の新規学卒者の採用枠の拡大などを要請しました。このうち岡山県商工会議所連合会では石井知事が岡崎彬会長に要請文を手渡しました。要請では新規学卒者の正社員としての採用枠拡大、フリーターなど若者の正社員採用の推進、震災被災者を積極的に雇用することなどを求めました。今年3月の岡山県内の大学生の就職決定率は87.7%と1991年度の調査以来3番目に低い水準になっています。県では県内の約6000の事業所にも要請文を郵送することにしています。

一般ボランティア第3陣 5分で締め切り
東日本談震災の被災地でボランティアの減少が心配される中、岡山県社会福祉協議会は24日、3回目のボランティアの受け付けを始めました。ボランティアは県社会福祉協議会が県内の16の市町村にある協議会を通じて受け付けました。受け付け開始から多くの希望者が詰めかけたため当初予定していた定員数を20人から44人に増やしましたが5分で定員に達しました。このうち岡山市の社会福祉協議会では派遣が決まった11人に対し、現地での活動内容や心構えなどの説明が行われました。44人は来月6日に宮城県多賀城市に出発する予定です。

交通安全運動 岡山事故まとめ
春の交通安全運動期間中の岡山県内の交通事故で死亡した人は6人で、去年の期間中より2人増え、ここ7年間で最悪となっています。岡山県警によりますと春の交通安全運動期間中、岡山県内の交通事故で死亡した人は6件で6人と去年の期間中より2人増え、ここ7年では最悪となりました。11日には笠岡市の国道2号線で乗用車が大型トラックと衝突し、18歳の会社員が死亡したほか20日には岡山市東区上道北方の国道250号線で軽乗用車が道路標識の柱に激突し20歳の大学生が死亡しました。車を運転していて死亡した4人のうち3人はシートベルトをしていなかったということです。県警ではシートベルトの着用を呼びかけるとともに取締りを強化することにしています。