外務省、削減ODAの復活要求へ 存在感低下を懸念外務省は23日、東日本大震災の復旧に向けた本年度第1次補正予算で財源捻出のため削減した政府開発援助(ODA)予算約500億円を来年度までに復活させる方針を決めた。2次補正での復活に期待し近く財務省などと折衝に入るが、見通しは立っていない。 与党主導で決めたODA削減をめぐって「日本の存在感低下につながる」(政府筋)との慎重論が続出し、早期復活を目指すべきだとの判断に傾いた。2次補正で「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)」への拠出金159億円を計上するよう求める。
【共同通信】
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