NHK三重県のニュース　津放送局

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「毒物劇物取扱者試験」で誤り

三重県が去年行った、毒物などを取り扱うための試験で採点に誤りがみつかり、県では採点をやり直して新たに６人を追加合格としました。
これは２３日、三重県が記者会見をして明らかにしたものです。
誤りがみつかったのは毒物や劇物を販売したり、取り扱ったりするための「毒物劇物取扱者試験」で、三重県が去年８月に行い、４１４人が受験して１４７人が合格しました。
県によりますと、この試験について今月、県内の男性から「問題の解答のひとつに間違いがあるのではないか」という問い合わせが寄せられました。
試験はマークシート方式で正しい答えの番号を選ぶもので、県で確認したところ、指摘された問題では正解ではない答えを正解として採点していたということです。
県が調べたところ、解答の一覧表を作る際の転記ミスが原因だったことがわかり、県では、この問題について、全員を正解として採点をやり直し、新たに６人を追加合格にしたということです。
三重県では「県政への信頼を損ねて申し訳ありません。ダブルチェック体制を強化するなど、試験の実施態勢を見直し、適正な試験を行っていきます」と話しています。　　　　　　　

05月24日　10時25分

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