高知県北川村にあるイノシシの飼育場に野生の猿が現れてイノシシの背中に飛び乗るようになり、ロデオを思わせるような姿が地元の人たちの人気を集めています。野生の猿が現れるのは、高知県東部の北川村にあるイノシシの飼育場です。
飼育場の田所一作さんによりますと、猿は去年7月ごろから1匹だけで姿を見せ始め、はじめはイノシシの餌を食べるだけでしたが、去年10月ごろからイノシシの背中にしがみつくようになったということです。田所さんが餌を持って飼育場を訪れると、猿が現れ、タイミングを見計らってジャンプしてイノシシの背中に飛び乗り、駆け回るイノシシにしがみついていました。飼育場には猿とイノシシのロデオのような姿を一目見ようと、通学途中の子どもたちなどが毎日のように訪れているということです。田所さんは「イノシシの背中にしがみついている子ザルの姿はかわいらしいので、これからも姿を見せてみんなを楽しませてほしい」と話しています。