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大相撲技量審査場所で史上最多タイの7場所連続優勝を達成した横綱・白鵬(26)=宮城野=が復興の田植えを行うことが23日、分かった。観光大使を務める北海道滝川市に6月10日から3日間訪問し、地元の子供たちと自らのブランド米「白鵬米」の田植えを行う。収穫した米を被災地に送る方針で技量審査場所で土俵から勇気を届けた横綱が6月は土俵の外から支援活動を行う。また、この日、両国国技館で横綱審議委員会が行われた。
白鵬が泥だらけになり被災者に元気を与える。自らが観光大使を務める北海道・滝川市で昨年6月に横綱が開発に携わった「白鵬米」の田植えに参加する。地元の子供たちと一緒になって田植えを行い、10月の収穫後には被災地への救援物資に充てる予定だ。同市の関係者によると「横綱の白鵬米にかける思いは強かったです。被災者のことをずっと考えていましたから」と話した。
支援活動はこれだけではない。震災で岩手・陸前高田市に住む親類を亡くした付き人の序二段・大和田(27)にも手を差しのべた。24日に大和田は震災後、初めて岩手に帰省する。仮設住宅に住む親類のためにサーバー付きの水15台、「横綱・白鵬」と刺しゅうされたバスタオル20枚を手配した。6月4日からは協会の慰問で8日までに東北の被災地10か所に足を運び横綱土俵入りなどを披露する。
母国モンゴルでも自身の生まれた病院に救急車を寄付する予定だ。技量審査場所で綱の責任を果たし、次は土俵の外でも日本とモンゴルの国民に勇気を届ける。
史上最多タイの7連覇から一夜明け東京・墨田区の宮城野部屋で会見し「優勝する責任感はあった。日本が大変な時なので心の中で喜びました」と胸中を明かし、名古屋場所の開催は「華やかさがありますから。全力士も望んでいる」と通常開催を希望した。横審で鶴田卓彦委員長(83)は「本当に立派」と白鵬を絶賛。前人未到の8場所連続Vにも「ほかの力士の力をみるとそうなるだろう」と太鼓判を押した。横綱はこの日モンゴルに帰国し28日に再来日する。「1年ぶりだからね。草原でゆっくりするよ」。故郷の空気を吸って日本に元気を与えるため再び動き出す。
◆白鵬と滝川市 昨年5月に観光大使に就任。同市と協力して米が取れないモンゴルで稲作に乗り出し将来的に「白鵬米」の開発に尽力。昨年は市内で自らも田植えを行い、同市とモンゴルとの交流が続いている。同市からは白鵬に羊もプレゼントされた。また昨年は、大使就任を記念して市内の菓子店などで「横綱スイーツ」を販売。白鵬自身は滝川市に巡業を招致する計画を明かしている。
(2011年5月24日06時02分 スポーツ報知)
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