ボクシングの前WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男(29)=六島=が23日、現役続行を表明した。7月30日に大阪市の住吉区民センターで10回戦の再起戦を行う。名城は「もう一度、世界チャンピオンを目指して。チャンスがあるならバンタム級でも」と決意を示した。
2月5日の世界戦敗北から約3カ月半。悩んだ末の結論。0‐3で判定負けの内容に「ショックで、すぐには考えられなかった」と前王者は心情を吐露。「減量は問題ない」と、まずはスーパーフライ級のままで復帰する。
対戦相手は未定だが、六島ジムの枝川孝会長は「世界ランカーを模索して、できるだけ強い相手を」と話した。名城も「物心がつくまでは現役で」と今年1月に誕生した長女・柚希ちゃんに、2度目の王者返り咲きを誓った。
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